【3月14日】

2月定例議会が閉会。今回の定例議会では『平成29年度一般会計予算』をはじめとする39議案が可決した。

このうち、一般会計に計上されていた『まちのお休み処』に対する観光協会への補助金987万1千円について、削除を求める修正動議が自民党議員会から提出され、採決の結果賛成13、反対7で可決された。

私も自民党議員会の修正動議に対して、賛成の立場から討論(賛成討論の内容はこちら)をさせていただいた。

今回の計画では、『まちのお休み処』の運営を観光協会に委ねることになっているが、やはり施設運営については、民間事業者などに対して一般公募の方法を取るべきだったと思う。

また、運営費の根拠についても、来場者や客単価(1日平均30名、客単価を300円程度と設定)を低く見込んでいる一方で、『商品企画アドバイザー』を配置することになっており、整合性・合理性を欠いているように感じた。

アドバイザーを配置するほど力を入れるのであれば、あまりにも数値設定が低すぎるし、その程度の数値設定で良いというのであれば、わざわざアドバイザーまで配置する必要があるのか疑問を抱くのである。

『平成29年度一般会計予算』は、5月に退任する予定の井田市長が編成する最後の予算案ある。それに修正動議が提出され、採択されるというのは、極めて“異例の事態”であると言っていい。

個人的には『市長にとって最後なのだから気持ち良く可決させたい』という思いもあったが、予算の使い道として疑問点が多く、しかも今後何年も継続的に出されるのであれば、議会としてはどうしても慎重にならざるを得ない。

【3月13日】

この日の朝、小学生達に交通安全指導を行う『あいさつボランティア』に参加。

毎週月曜日の担当である私にとって、この日が今年度最後の活動となった。

『おはようございまーす!』と、元気にあいさつをしながら横断歩道を渡っていく子ども達。

1年生から5年生については新年度も会うことができるが、6年生とは今日でお別れになる。

今の6年生が小学校に入学したのは2011年の4月。つまり、東日本大震災直後ということになる。

真岡市の復旧・復興が、彼らの成長とともに歩んできたことを思うと、本当に感慨深いものがある。

【3月11日】

この日は、真岡市民会館で行われた大越絵梨花さんのフルートリサイタルにお邪魔をする。

このリサイタルは、真岡市が今年度からスタートさせた『若手演奏家支援事業コンサート』として開催されたもの。

大越さんは、真岡市出身で『パリ・エコールノルマル音楽院』を優秀な成績で卒業するなど、将来を嘱望されている新進気鋭のフルート奏者。

この日は、クラシックの名曲から、『さくらさくら』や『花は咲く』などおなじみの曲まで、計12曲が披露された。

今後もこうした機会を通じて、真岡市出身の若い演奏家達を地域全体で応援する環境ができればと思う。

【3月10日】

市議会で予算審査特別委員会が開かれた。真岡市議会の場合、当初予算については各常任委員会が分担して審査をした後、慎重を期すため全議員で構成する特別委員会で、再度審査を行っている。

今回私が質疑を行ったのは以下の8項目。

1. 地域情報通信基盤設備費(ケーブルテレビ関連)について

2. 職員研修費について

3. 就職合同面接会事業費について

4. まちなか新設出店にぎわい創出支援事業費について

5. 新産業団地適地調査及び基本構想作成業務委託費について

6. 観光協会補助金について

7. 空き家バンク改修費補助金について

8. 橋梁長寿命化補修詳細設計業務委託費及び

橋梁長寿命化補修工事費について

このうち、観光協会への補助金については、真岡市が木綿会館の前にオープンさせる予定の『まちのお休み処』に関する質疑を行った。

この『まちのお休み処』は、観光で訪れた方々にお茶や甘味を提供する店舗であるが、現在の計画では観光協会に運営を委ねることになっている。その運営に対する補助金が987万1千円に及ぶため、議会内でも疑問の声が上がっている。

『なぜ、民間事業者を公募する形式はとらなかったのか?』『売り上げ見込みの根拠は?』

など、私自身これまで疑問に感じてきたことについて質疑を重ねた。

運営を観光協会に委ねるとした執行部の考えにも一定の筋道は通っていると理解はしたが、それでも、予算の使われ方について(集客数や客単価を低く見込んでいるにも関わらず、商品企画のアドバイザーを配置させることなど)疑問が残ったもの事実。

【3月9日】

私の母校でもある真岡中学校の卒業式に出席。今春、同校で卒業を迎えたのは197名の3年生達(今回の卒業式は70回目の節目でもありました)。

式典の中で強く印象に残ったのは、PTA会長である笠原正美さんのあいさつ。

間もなく東日本大震災から6年が経過することに触れ、津波に襲われた地域などでは子どもの卒業式を祝うことさえできない保護者も数多くいると述べながら、『お父さんやお母さんは、皆さんが元気でいてくれることが何よりも嬉しいということを忘れないでください』と、卒業生達にはなむけの言葉を送っていた。子どもに対して常に温かいまなざしを送る親御さんの心が伝わってくるようで、思わず目頭が熱くなった。

式の最後には、卒業生達による合唱曲(GreeeeNの『遥か』)が披露された。3年間の色々な思い出がこみ上げてくるのか、涙ぐみながら歌う生徒達の姿が目立った。

中学校を巣立つと、自分と異なる進路を歩みはじめる仲間も多くなっていく。それでも、思春期の3年間を一緒に喜び、悩みながら育んできた友情は一生ものだと私は思う。

これから訪れる沢山の人々との出会いはもちろんだが、今まで培ってきた絆も大切に守り続けてほしいと“第42回卒業生”のオッサンは願ってやまない。

【3月6日】

この日は、市内で障がい者のご家族達と『地域生活支援拠点』に関する勉強会を行った。

この『地域生活支援拠点』は、障がい者が親なき後も地域の中で安心して生活する環境を整えることを目的としている。

ちょうど、先月の28日に『地域生活支援拠点』をテーマに市議会で質問したばかりなので、これまでの経緯や今回の答弁内容などを私の方からご説明させていただいた。

今回まとまった計画では、芳賀地区の中で『地域生活支援拠点』を、真岡市と北部4町で2ヶ所整備することとなった。

しかし、真岡市は障がい者を対象とした施設が決して十分ではない。そのため、真岡市単独で整備することについては、多くの保護者が不安感を抱いているのが事実である。

そうした不安を1つ1つ除去していきながら、保護者の皆さんが特に望んでいる『グループホーム』のような居住環境の整備を進めていかねばならない。

【3月2日~3日】

市議会の民生文教常任委員会が、2日間にわたって行われた。

今回の主要議題は、平成29年度の当初予算について。

民生文教常任委員会が担当するのは、健康福祉部及び教育委員会に属する

いきいき高齢課、児童福祉課、三つ子の魂推進室、健康増進課、社会福祉課、学校教育課、

生涯学習課、文化課、スポーツ振興課、学校給食センター、自然教育センター、科学教育センター

という12課。これらの課の予算審査を2日間かけて行った。

民生文教常任委員会の特徴の1つは、積極的に質問や問題提起をする議員が多いということ。様々な質問が飛び交い『あ~、そういう考え方もあるのか』と、他の議員から学ばされることも非常に多い。

そういう状況のため、2日間とも審議時間は予定を大幅にオーバーしてしまった。特に初日は市役所の閉庁時間を過ぎても、審議が続いているような状況だった(重要な政策課題が多いので、我々としても力が入ってしまうのです)。

【2月28日】

質疑・一般質問の2日目。私はこの日のトップバッターとして登壇し、

1.観光振興から定住促進に向けた取り組みについて

(1)これまでの観光振興策について

(2)今後の定住促進策について

2.生涯学習の施設整備について

(1)高齢者向けの交流学習施設について

3.防災・減災対策について

(1)避難所の運営について

(2)指定避難所と地域公民館の役割分担について

(3)避難所におけるペットの取り扱いについて

(4)福祉避難所の指定について

4.障がい者に対する支援策について

(1)障がい者に対する情報発信について

(2)地域生活支援拠点について

5.教育関係の諸課題について

(1)教育研究所の設置について

(2)校務支援システムの導入について

(3)真岡市独自の学力調査に関連した取り組みについて

という5件の課題について一般質問を行った。

今回の質問は、5月に退任予定の井田隆一市長との最後の論戦だった。

そのため、これまで市長が特に力を入れてきた『観光振興』や『防災・減災対策』などの課題について総括をしていただくような質問内容となった。

真岡市を訪れた観光客を、栃木県が発表している『市町村別観光客入込数』で見ると、平成20年度が旧二宮町と合わせて244万3986人、それに対して27年度は286万5612人。井田市長が就任して以降、人数にして約42万2千人、率にして17.3%伸びている。

ただし、真岡市の観光振興は、定住促進につなげていくことを最終的な目的としていたことを考えると決して十分ではなく、今後の課題について議論をさせていただいた。

執行部はこのほかに答弁の中で、

〇要支援者を対象とした『福祉避難所』について、現在市内では8ヶ所指定しているが、今後増加できるよう福祉施設などに協力を呼び掛けていくこと

〇障がい者を対象とした『地域生活支援拠点』について、芳賀地域では真岡市と北部4町の2ヶ所に分けて整備すること

〇学校での事務作業の効率化を図る『校務支援システム』を、平成31年度に導入する考えであること

などの考えを明らかにした。

『校務支援システム』については、試験的に導入している山前中学校の状況を視察し、その必要性を痛感してきたばかり。教員の多忙感解消を図るためにも、『31年度と言わず、できるだけ早急に導入を検討してほしい』と要望させていただいた。

【2月26日】

旭町(荒町三丁目)にある『出世稲荷神社』で行われていた、二の午祭にお邪魔をする。

市役所から北に徒歩でも5分程度。建物は小さいが450年以上の歴史を有する神社である。

二の午祭は、毎年この時期に行われている恒例行事。開催の1週間ほど前から神社周辺にのぼりが立てられるなど、本当に地域の人々によって愛されてきた行事である。

本殿で神楽が奉納されたほか、境内では模擬店(旭町の名物は『手打ちそば』です)なども開かれ、地元の人達で賑わいを見せていた。

【2月24日】

この日は、朗読ボランティア『ひばりの会』の活動で、益子町七井にある松ヶ丘葵荘へ。

この施設は、視覚に障害のある高齢者が入居しており、『ひばりの会』では年に3~4回訪問している。

朗読を披露したり、入居者の方々と一緒に歌を歌ったりして楽しいひと時を過ごすのだが、私は毎回落語を披露させていただいている。

実を言うと、この松ヶ丘葵荘には、真岡高校の落語同好会が毎年お邪魔して、新入部員が覚えてたてのネタを披露するのが恒例となっていた。

私も28年前にここで初めて落語をやらせていただいた。言わば“デビュー戦”の場である。

【2月23日】

一般質問を翌週に控えて、この日は山前中学校(妻・光江の母校でもあります)へ個人視察に赴いた。

今回視察したのは、同校が平成23年度から試験的に導入している『校務支援システム』について。

このシステムは、生徒の出欠や成績の集計、スケジュール管理などについて、事務作業の効率化を図ることを目的としたもの。栃木県内では14市中11市が導入しており(導入していないのは鹿沼、矢板、真岡の3市のみ)、教員の多忙感解消につなげている。

今回、現場の先生方にお話を聞いて驚いたのは、学校で行われている事務作業の進め方があまりにも非効率であるということ。

市内の他校から山前中学校に異動してきた先生によれば『山前中学校に来てからは同じ仕事をしていても、1時間半程度は帰宅時間が早くなった』という。

見方を変えれば、市内の大半の教員は効率化さえ図れれば省略できる仕事に、毎日1時間半も拘束されているということになる。

我々議員は、議会の場で『学力向上』をはじめ『いじめ』や『不登校』など、様々な教育課題について問題提起し、政策提言をしている。

しかし、現場の状況をしっかりと把握しなければ、良かれと思って提言した施策さえ、混乱を生む原因になりかねない。まずは、先生方の事務作業の効率化を急がなければならないと、今回の視察で改めて感じた次第。

【2月20日】

この日、2月定例議会が開会した。
この時期の定例議会は、新年度の当初予算について話し合いが行われるため“予算議会”とも言われる。
執行部からは『平成29年度一般会計予算』をはじめ計39議案が提出された。今回の予算案は、井田市政にとって締めくくりとなるものでもある。また、予算審査のほかにも
・『子ども医療費助成条例の一部改正』
(子ども医療費の現物給付の対象が中学3年生まで拡充)
・『赤ちゃん誕生祝金支給条例の一部改正』
(第3子以降の祝金を5万円に拡充)
・『敬老祝金条例の一部改正』
(100歳以下の敬老祝金の減額)
・『まちのお休み処の設置及び管理条例の制定』
(木綿会館の西側に整備予定に整備予定の休憩所に関するもの)
など、議員の間でも意見が分かれそうな議案も多い。しっかりとした議論をしていかねばと思っている。
2月定例議会の予定は以下の通り。

2/20 開会
  27 質疑・一般質問
  28 質疑・一般質問
3/ 2 民生文教常任委員会
     産業建設常任委員会
   3 民生文教常任委員会
     産業建設常任委員会
   6 総務常任委員会
   7 総務常任委員会
  10 予算審査特別委員会
  14 閉会