【11月21日】

栃木県内の若手議員有志による研修会を、矢板市と大田原市において行った。今回のテーマは『教育問題』。

まず、午前中は『これからの教育現場はどう変わるのか?』と題し、矢板市の佐貫薫市議を講師役として研修を行った。佐貫議員は以前、教育関係の大手出版社に勤務していた経歴を持つ。

人口減少時代を迎えて、労働市場がどのように変わるのか?それを踏まえて、2018年から5年間でどのように教育改革が進むのか?佐貫議員からの説明を聞いた後、参加者間でディスカッションを行った。

しかし、各自治体の議会や教育委員会で議論されている内容が、どれほど時代の流れから取り残されたものなのか…。あるべき姿と現状のギャップに愕然とするばかり。
また、時代から取り残された部分の課題と認識しても、それを1つ1つ解決しなければ先に進めないのも事実。本当に何とかしなければと思う。

午後からは大田原市に移動し、宇都宮大学大学院の原田浩司准教授に『特別支援教育の課題と学校の役割』と題してお話しいただいた。
原田准教授は、10月26日に視察をした鹿沼市立みなみ小学校が、約10年前に学校再生の取り組みを始めた時の校長先生である。
複雑な家庭環境や発達障害など多くの課題を抱えていた児童達と、みなみ小学校の先生方がどのように向き合ったのか?そして、日本で現在行われている特別支援教育の一体何が問題なのか?アメリカのスクールカウンセラー制度と比較しながらお話しいただいた。
今回、佐貫議員と原田准教授に、教育問題について異なった視点から話を聞いた。しかし、お二人から共通して『教員だけでなく専門家をも活用して、教育界の中で“分業制”を確立すること』。そして、そのためにも『学校長などが学校運営のマネジメント能力を高めていくことが不可欠』という話題が出てきたことは、とても興味深かった。