【2月4日】

この日は『中村かずひこ通信第59号』の発行日だった。
朝、近所のスーパーに妻と出かけたら(日曜日はタイムセールがありまして…)、何人かの方から『中村通信、いつも読んでいるよ~』とお声をかけられる。本当にありがたい限り。
毎回、編集作業に悩まされてはいるが、こうした皆様からの励ましがあるからこそ、発行が続けられている。

その後、栃木県庁の講堂で行われた『脳脊髄液減少症に関する医療講演会』に参加する。

脳脊髄液減少症については、私も10年ほど前に患者の方と知り合い、議会で訴えてきた課題。交通事故やスポーツの事故などで、頭や全身への強い衝撃を受けた際、硬膜から髄液が漏れ、首や頭の痛み、目まい、吐き気、気力低下などの症状があらわれる病気。
昨年度から、この病気の代表的な治療法であるブラッドパッチ療法が、保険適用となったため、県民に普及啓発を呼び掛けるため、今回の講演会が県主催で開かれた。

講師を務めたのは、脳脊髄液減少症の研究と治療の第一人者である、国際医療福祉大学熱海病院の篠永正道教授。
質疑応答の時間になって驚かされたのは、この病気に悩んでいる方々が想像以上に多いということ。適切な治療をなかなか行うことができず、すがる思いで会場に足を運んだという方が、参加者の中の多くを占めていた。
その一方で、これまで栃木県内では、脳脊髄液減少症の治療を行える医療機関がほとんどなかったと言われている。そうした中、この治療に前向きに挑んでいるという医師の方々も見られ、その点については本当に心強く感じた。