9月定例議会 中村の一般質問

答弁:福田武隼 市長
井田 隆一 副市長
小松 廣志 総務部長
手塚 仁  保健福祉部長
内田 龍雄 教育次長

質疑(市が提出した議案に対する質問)

『真岡市総合体育館等の設置、管理及び使用条例の一部改正』について

今回、フットサル場等を備えた『真岡市スポーツ交流館』の開設に伴って、条例が改正されることになった。近隣のフットサル場と比較して閉館時間(午後9時)があまりに早いが、どのような議論を経て時間、料金等は設定されたのか。
【答弁】
市内にある既存の体育施設の使用時間は、周辺住民の生活等を配慮して設定されており、『真岡市スポーツ交流館』についても従来の使用時間で設定した。使用料は市内既存施設、近隣施設の使用料を比較検討し、均衡が図られるよう設定した。

【質問】
フットサル場は、施設が初心者向けか、上級者向けかで運営手法が大きく違ってくると言われている。『真岡市スポーツ交流館』の場合、年間の利用者数と重点に置く利用者層についてどのように想定しているか。
【答弁】
利用者数は、フットサルで年間約1万9,000人と想定している。利用者層については、フットサルの競技人口が芳賀郡市内で計61チーム、約1,310人おり、これら既存のチームを核として、幅広い方々に利用していただけるものと考える。

今後の国際交流事業について

【質問】
今年11月に、山前中がアメリカ・ボルチモア市の中学校と姉妹校締結をする予定であり、これで市内の全中学校が海外の学校と交流することになった。活発な国際交流は、真岡市の誇るべき特色である。今年は海外友好協会の設立20周年、来年はグレンドーラ市と姉妹都市締結20周年にあたるが、どのような記念事業を考えているのか。
【答弁】
グレンドーラ市との姉妹都市締結20周年記念事業は、来年7月にガダード中学校が真岡東中を訪問するので、これに合わせてグレンドーラ市の関係者を招き、真岡市で記念式典を開催したい。また、11月には中村中がサンドバーグ中学校を訪問する際に、真岡市でも一般市民の訪問団を募集・派遣し、交流を深めたいと考えている。

【質問】
中学生の国際交流等の状況を見ると、真岡市は太平洋を1周する形で国際交流をしている珍しい自治体と言える。来年、日本で開催される主要国首脳会議に合わせて『環太平洋子ども平和サミット』(これまで国際交流をしてきた中学校の生徒を集めてのイベント)を開催できないかと以前提言をしたが、その後どのように検討されたか。
【答弁】
平成17年12月議会で提言を受けて開催の可能性について検討したが、来年は4中学校が相手校受け入れ、2中学校が訪問団派遣の年になっている。中学校の姉妹校交流は、それぞれの学校同士で教育課程や学校運営などを考慮して訪問時期を決定している。そのため、同一時期に真岡市に各国の中学生を集めることは困難である。

【質問】
来年は、日本人がブラジル移住を始めて100周年の記念の年でもある。現在真岡市には、約1500人のブラジル人が在住しているが、日本人との交流の機会は少ない。

そこで『真岡市スポーツ交流館』の開設に合わせて、フットサルの交流大会を行ってみてはどうか。

【答弁】
在日外国人との交流では、これまでにもNPO法人による日本語教室の開催や、ブラジルの収穫祭(フェスタ・ジュニナ)での交流など、一部の市民グループにおいて行われてきたが、今後さらに交流の輪を広げる必要性がある。在日外国人と日本人のフットサル交流大会は有意義であるので、十分検討していきたい。

自然景観の保全・再生について

【質問】
真岡市では自然景観の保全・再生を図るために、大久保川周辺の自然再生や、磯山の整備等の取り組みが行われてきた。今後の課題は、いかにして全市的に展開させていくかということである。そこで、各自治会を対象に『環境共生モデル地域』を公募・選定し、農地や森林、小川の整備等の取り組みを助成をしてはどうか。
【答弁】
真岡市では今年度、『はつらつ地域づくり事業』の市長特認事業で、東大島地区(磯山の整備事業)や、八木岡地区(八木岡城址環境整備事業)等を支援している。こうした取り組みは、地域の人々が地域の良さを再認識し、自然環境の保全の観点からも有効であるので、今後も地域の自主的な取り組みを期待したい。

【質問】
来年度から新たな県民税として導入される『とちぎ元気な森づくり県民税(森林環境税)について、真岡市としてはどのような活用方法を考えているのか。今回提案した『環境共生モデル地域』への活用も視野に入れてみてはどうかと思うが。
【答弁】
県において、詳細な交付要綱等が未制定の状況であるので、その内容を踏まえて対応したいと考えている。

注)とちぎ元気な森づくり県民税:来年度から従来の県民税均等割の年額に、個人で700円、法人では7%を上乗せする形で課税されることになる。

子育て支援センターの施設改善について

【質問】
子育て支援センターは、昭和56年に田町保育所として建設されたものであり、老朽化が著しい。特に、親子が最も集まるスペースは、床が所々つぎはぎのような形で補強されている状況にある。子ども達の安全を考えると、根本的な改修も検討すべきではないか。
【答弁】
これまでに、エアコンの設置(昨年度)、トイレの洋式改修(今年度)等を行ってきたところである。当面は、現有施設のまま対応することを基本とし、子ども達の安全確保に留意しながら、必要に応じた修繕を行っていきたい。

【質問】
子育て支援センターで使用しているおもちゃを見ると、破損して機能が不十分なものも多い。1年間にかけるおもちゃの購入費について芳賀町の子育て支援センターと比較すると、真岡市はわずか1/6にとどまっている。余りにも少なすぎると感じるが。
【答弁】
おもちゃを整備する際には、子どもの興味・発達に見合ったものを厳選している。さらに、市民の善意により、不要になったおもちゃの寄付も受け入れてきたところである。今後も、状況に応じて順次、整備を行っていきたい。

【質問】
現在、子育て支援センターでは1名の保育士で、連日、保護者や子ども達の対応をしている。保育士の拡充、または、芳賀町のように保育士を業務をカバーするボランティアを積極的に活用するなどして、スタッフの充実化を図るべきではないか。
【答弁】
平日1名、利用者が増える土曜日は2名の保育士で対応しているが、対応可能な人的体制であるので、現在のところスタッフの拡充は考えていない。また、ボランティアについては、『わらべ歌の会』『絵本読み聞かせの会』等にご協力をいただいている。

【質問】
子育て支援センターの開館日時は、月曜日から土曜日(午前9時〜午後5時)までとなっている。しかし、小さな子どもをもつ市民から『日曜日が休館のため利用できない』との声が多く寄せられている。改善していく考えはあるのか。
【答弁】
子育て支援センターの事業目的(子育ての助言等)と照らして考えると、現在の開館日で相談者の要望に十分対応できている。また、子ども達にとって、週1回の日曜日に両親と触れ合って過ごすことは重要なので、日曜日の開設は考えていない。

二宮町との市町合併について

【質問】
二宮町との合併協議に先立ち、市内6つの中学校区で市民を対象に説明会を行ってきた。しかし、市民の関心は決して高いとは言えず、出席した一般市民がわずか数名という所もあった。施行部としては市民と意見を交えた中でどのような見解、感想を持ったか。
【答弁】
説明会には約390人の参加をいただいた。市民からの意見では、『アンケートを実施すべき』『合併後に真岡市民の負担は増えないのか』『二宮とは歴史的にも結びつきが強い』『二宮町との住民アンケートの結果を尊重すべき』等の意見が寄せられた。全ての質問に答えることにより、大部分の方にはご理解いただけたものと思っている。

【質問】
合併協議会が正式に発足した後、市民が意見を述べられる場や、説明会等の機会はどのように確保する考えなのか。
【答弁】
協議会の結果や日程等については、『協議会だより』の発行や協議会のホームページ等で公表していく。また、市民からの意見については、随時受け付けられるようにしたい。また、新市基本計画の素案ができた段階で説明会を、各地区で再度開催していきたいと考えている。

【質問】
二宮町との合併を進めるに当たって、市民が最も懸念しているのは、財政的な問題と思われる。そこで、両市町が合併した場合、財政力はどのような状況になるのか。財政力指数等の予測を交えて教えて欲しい。
【答弁】
今年7月に普通交付税の算定をしたところ、

真岡市… 基準財政需要額94億5,700万円
  基準財政収入額110億7,600万円
  (財政力指数 1.171)
二宮町… 基準財政需要額30億2,600万円
  基準財政収入額16億3,300万円
  (財政力指数 0.540 ※普通交付税13億8,700万円)
これにより、合併した場合の財政力を試算すると、基準財政需要額124億8,300万円、基準財政収入額127億900万円で、財政力指数は1.018となり、普通交付税の不交付団体になると見込まれる。

再質問・再々質問

質疑・『真岡市スポーツ交流館』について

【質問】
フットサルの年間利用者を、約1万9,000人と予測しているが、『真岡市スポーツ交流館』は他の施設と比べて、@利用時間が夜9時まで Aフルコートだと1面しか確保できない等の課題がある。そうした部分は織り込んでいるのか。
【答弁】
フットサル専用としては初の公共施設であり、使用料も他に比べてはるかに安く設定している。また、年間利用者の予測は他の施設を利用している人数の昼間42%、夜間70%(1日60人×年間開館日307日)で見込みを立てた。

自然景観の保全・再生について

【質問】
これまで執行部が自主的な取り組みを期待していただけなので、局所的なもので止まってきたのではないか。全市的な普及を考えるならば、『はつらつ地域づくり事業』の中に、環境をテーマにしたメニューを新設すべきではないか。
【答弁】
『はつらつ地域づくり事業』については、平成21年に新たなメニューを作成する予定となっている。環境関係のメニューについても、現実的に可能なものであればその中で検討をしていきたい。

子育て支援センターの施設改善について

【質問】
先の述べた芳賀町では、まず『おもちゃを使って、子ども達のこういう発育に役立てよう』との位置づけをして、そこから購入するものを考えているらしい。真岡市では、おもちゃがどういう位置づけになっていて、どのような基準で購入しているのか。
【答弁】
子育て支援センターの事業内容と照らし合わせて、おもちゃの選定をしている。

【質問】
子育て支援センター専門の施設は、県内に14ヶ所ある。そのうち、昨年度1万5,000人以上の利用者がいたのは、宇都宮の3ヶ所と真岡だけである。また、保育士1名で対応しているのは真岡以外では3施設しかない。県内で最も利用者が多いのに、保育士が1名というのは問題ではないのか。
【答弁】
子育て支援センターでは、保育士のほか一般事務員が常駐しており、利用者の多い日は保育士のサポートにあたっている。

【質問】
保育士には相応の専門性があるはずで、その業務を一般事務員にサポートさせているのは疑問である。保育士の拡充が難しいのであれば、常勤型のボランティアの育成を図り、保育士のサポートをお願いすべきと考えるが。
【答弁】
これまでもスタッフ、ボランティアそれぞれの立場の中で、子育て支援にあたっていただき、人材活用が図られてきたものと考えている。今後も同様にやっていきたい。

【質問】
子育て支援センターは子どもを預けるのではなく、親子が一緒に時間を過ごす場所である。

先程、『日曜日に両親と触れ合って過ごすことは重要だ』との答弁があったが、だからこそ、こうした施設は日曜日も開けるべきではないのか。
【答弁】
週1回はご家庭で時間を過ごしていただきたいと考えている。したがって、現状の開設時間で対応していきたい。

 

二宮町との市町合併について

【質問】
今回の説明会は、開催日時も問題だったのではないか。いずれも平日の夜7時からの開催だったが、これでは会社勤めをしている市民は参加できず、自ずと参加可能な年齢層は限られる。そうしたことも含めて、今回の説明会ではどのような課題があったと考えているのか。
【答弁】
今回の説明会では、開催について広報の時間がなかったこと、平日のみの開催だったこと等が反省点として挙げられる。新市基本計画の説明会では、できる限り今回の反省を踏まえて、開催日時等について検討したい。

【質問】
新市基本計画の素案ができた時点で、パブリック・コメントを実施する考えはあるのか。また、ホームページ等で意見を受け付けるとのことだが、真岡市のホームページ上にある『市民の声』のように、意見を閲覧できるようにする考えはあるのか。
【答弁】
説明会を開催することが基本となるが、素案の段階で広報等にも掲載することにもなると思う。また、何らかの形で意見を聴取する方法について考えていきたい。

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