【2月28日】

質疑・一般質問の2日目。私はこの日のトップバッターとして登壇し、

1.観光振興から定住促進に向けた取り組みについて

(1)これまでの観光振興策について

(2)今後の定住促進策について

2.生涯学習の施設整備について

(1)高齢者向けの交流学習施設について

3.防災・減災対策について

(1)避難所の運営について

(2)指定避難所と地域公民館の役割分担について

(3)避難所におけるペットの取り扱いについて

(4)福祉避難所の指定について

4.障がい者に対する支援策について

(1)障がい者に対する情報発信について

(2)地域生活支援拠点について

5.教育関係の諸課題について

(1)教育研究所の設置について

(2)校務支援システムの導入について

(3)真岡市独自の学力調査に関連した取り組みについて

という5件の課題について一般質問を行った。

今回の質問は、5月に退任予定の井田隆一市長との最後の論戦だった。

そのため、これまで市長が特に力を入れてきた『観光振興』や『防災・減災対策』などの課題について総括をしていただくような質問内容となった。

真岡市を訪れた観光客を、栃木県が発表している『市町村別観光客入込数』で見ると、平成20年度が旧二宮町と合わせて244万3986人、それに対して27年度は286万5612人。井田市長が就任して以降、人数にして約42万2千人、率にして17.3%伸びている。

ただし、真岡市の観光振興は、定住促進につなげていくことを最終的な目的としていたことを考えると決して十分ではなく、今後の課題について議論をさせていただいた。

執行部はこのほかに答弁の中で、

〇要支援者を対象とした『福祉避難所』について、現在市内では8ヶ所指定しているが、今後増加できるよう福祉施設などに協力を呼び掛けていくこと

〇障がい者を対象とした『地域生活支援拠点』について、芳賀地域では真岡市と北部4町の2ヶ所に分けて整備すること

〇学校での事務作業の効率化を図る『校務支援システム』を、平成31年度に導入する考えであること

などの考えを明らかにした。

『校務支援システム』については、試験的に導入している山前中学校の状況を視察し、その必要性を痛感してきたばかり。教員の多忙感解消を図るためにも、『31年度と言わず、できるだけ早急に導入を検討してほしい』と要望させていただいた。

【2月26日】

旭町(荒町三丁目)にある『出世稲荷神社』で行われていた、二の午祭にお邪魔をする。

市役所から北に徒歩でも5分程度。建物は小さいが450年以上の歴史を有する神社である。

二の午祭は、毎年この時期に行われている恒例行事。開催の1週間ほど前から神社周辺にのぼりが立てられるなど、本当に地域の人々によって愛されてきた行事である。

本殿で神楽が奉納されたほか、境内では模擬店(旭町の名物は『手打ちそば』です)なども開かれ、地元の人達で賑わいを見せていた。

【2月24日】

この日は、朗読ボランティア『ひばりの会』の活動で、益子町七井にある松ヶ丘葵荘へ。

この施設は、視覚に障害のある高齢者が入居しており、『ひばりの会』では年に3~4回訪問している。

朗読を披露したり、入居者の方々と一緒に歌を歌ったりして楽しいひと時を過ごすのだが、私は毎回落語を披露させていただいている。

実を言うと、この松ヶ丘葵荘には、真岡高校の落語同好会が毎年お邪魔して、新入部員が覚えてたてのネタを披露するのが恒例となっていた。

私も28年前にここで初めて落語をやらせていただいた。言わば“デビュー戦”の場である。

【2月23日】

一般質問を翌週に控えて、この日は山前中学校(妻・光江の母校でもあります)へ個人視察に赴いた。

今回視察したのは、同校が平成23年度から試験的に導入している『校務支援システム』について。

このシステムは、生徒の出欠や成績の集計、スケジュール管理などについて、事務作業の効率化を図ることを目的としたもの。栃木県内では14市中11市が導入しており(導入していないのは鹿沼、矢板、真岡の3市のみ)、教員の多忙感解消につなげている。

今回、現場の先生方にお話を聞いて驚いたのは、学校で行われている事務作業の進め方があまりにも非効率であるということ。

市内の他校から山前中学校に異動してきた先生によれば『山前中学校に来てからは同じ仕事をしていても、1時間半程度は帰宅時間が早くなった』という。

見方を変えれば、市内の大半の教員は効率化さえ図れれば省略できる仕事に、毎日1時間半も拘束されているということになる。

我々議員は、議会の場で『学力向上』をはじめ『いじめ』や『不登校』など、様々な教育課題について問題提起し、政策提言をしている。

しかし、現場の状況をしっかりと把握しなければ、良かれと思って提言した施策さえ、混乱を生む原因になりかねない。まずは、先生方の事務作業の効率化を急がなければならないと、今回の視察で改めて感じた次第。

【2月20日】

この日、2月定例議会が開会した。
この時期の定例議会は、新年度の当初予算について話し合いが行われるため“予算議会”とも言われる。
執行部からは『平成29年度一般会計予算』をはじめ計39議案が提出された。今回の予算案は、井田市政にとって締めくくりとなるものでもある。また、予算審査のほかにも
・『子ども医療費助成条例の一部改正』
(子ども医療費の現物給付の対象が中学3年生まで拡充)
・『赤ちゃん誕生祝金支給条例の一部改正』
(第3子以降の祝金を5万円に拡充)
・『敬老祝金条例の一部改正』
(100歳以下の敬老祝金の減額)
・『まちのお休み処の設置及び管理条例の制定』
(木綿会館の西側に整備予定に整備予定の休憩所に関するもの)
など、議員の間でも意見が分かれそうな議案も多い。しっかりとした議論をしていかねばと思っている。
2月定例議会の予定は以下の通り。

2/20 開会
  27 質疑・一般質問
  28 質疑・一般質問
3/ 2 民生文教常任委員会
     産業建設常任委員会
   3 民生文教常任委員会
     産業建設常任委員会
   6 総務常任委員会
   7 総務常任委員会
  10 予算審査特別委員会
  14 閉会

【2月16日】

この日は、2月定例議会で質疑・一般質問を行う議員による『調整会議』が行われた。
この会議では、質問を行う順番決めや、重複した質問内容の調整を行った後、質問の内容について各課の職員と接見をする。
今回の質問を行うのは、私を含めて7名の議員。質問の日程は以下の通り。

2月27日(月)
野沢達議員、池上正美議員、久保田武議員、鶴見和弘議員
 
2月28日(火)
中村かずひこ、櫛毛隆行議員、飯塚正議員

私は2日目(2月28日)のトップバッターとして登壇することになった。
井田市長との最後の論戦。今回は『観光振興から定住促進に向けた取り組み』、『生涯学習の施設整備』、『防災・減災対策』、『障がい者に対する支援策』、『教育関係の諸課題』の5件について質問する。

【2月15日】

2月14日~16日まで青年女性会館で開催されていた、真岡市の適応指導教室『ライブリー教室』の作品展にお邪魔をする。
この作品展は、『ライブリー教室』が現在の青年女性会館内に移転してから毎年行われているもので、今回が13回目となる。

会場には、生徒達による絵画、書道、陶器、編み物などが展示されたほか、今年度1年間の同教室の活動が紹介されていた。

この教室に通っている生徒達は、学校という空間には上手く溶け込めなかったかも知れない。それでも1年間精一杯頑張ってきた彼らの奮闘ぶりが、1つ1つの作品から伝わってくる。

一方こちらは、青年女性会館の隣にある久保講堂で開催されている『真岡・浪漫ひな飾り』の様子。これは真岡市観光協会が主催しているもので、今回が8回目となる(期間は、2月1日~3月3日)。イベントとして徐々に定着・浸透してきたようで、この日も市内外から数多くの方々が会場を訪れていた。


30以上のひな飾りと100竿以上を数えるつり雛が展示されている。中でも、久保講堂の正面奥に飾られた、全高6mの26段飾りは圧巻の一言!
ぜひ1度、皆様にもご覧いただけたら…と思う。

【2月12日】

市民会館で行われた『真岡市民公開講座』に参加。
先月の講座では、山梨県甲府市にある『ふじ内科クリニック』の内藤いづみ院長が講演をされたが、今回は『在宅医療、私の体験談』と題し、真岡市在住の今泉美佐子さんをはじめ3名の方が、自宅で療養生活を送った家族との思い出話、体験談を話された。

以前にも触れたが、医療の現場は今後『自宅で死ぬことができる時代』そして『病院では死ねない時代』に変わっていく。
また『住み慣れた自宅で療養したい』『できれば最期の日は自宅で…』といった思いを抱いている人々も多いはずである。しかし、それを支える家族の負担の大きさは計り知れない。
今回の公開講座では、在宅医療を支えた家族からの視点で話を聞くことができた。少し驚いたのは、周囲のサポートを受けながら、家族の方々がそれほど負担感を抱くことなく(それでも大変だったとは思いますが…)在宅医療と向き合っていたこと。
ただし、誰もが安心して在宅医療を受けられる環境になっていくためには、医師や看護師が不足している現状(芳賀地域は栃木県内でも最も少ない)を克服することが不可欠なのだと改めて感じた。

【2月11日】

五行川沿いで『白鳥観察会&クリーン作戦』が開催された。

このイベントは、全国で希少生物などを守るために展開している『SAVE JAPANプロジェクト』の一環として行われたもの。
私は主催団体の1つである『真岡自然観察会』の事務局として、このイベントに携わっている。
この日は、スタート地点である大前神社から参加者がごみを拾いながら、田島大橋を目指した。


田島大橋は、白鳥が飛来することでここ数年話題となっている。この日の観察会では60羽を超える白鳥(オオハクチョウ、コハクチョウ)を確認することができた(壮観です!)。


このイベントには、真岡市の内外から44名の方々にご参加いただいた。
市外からお越しの参加者から『こんなに白鳥がいるなんて、真岡って凄いところですねぇ!』と言われると、市民の1人として何とも誇らしい。
その一方で、残念だったのは五行川沿いで拾ったごみの多さ。明らかに不法投棄と思われるごみも少なくなく、それを一生懸命拾っている子ども達の姿を見ていると、本当に申し訳ない気持ちに苛まれる。

【2月9日~10日】

群馬県桐生市と太田市で行われた『関東若手市議会議員の会』の役員会と研修会に参加。
今回、桐生市では(株)桐生再生の清水宏康社長にお話を伺った。

清水社長は、地元の信用金庫に勤務していた金融マン。
『生まれ育った桐生を元気な姿に再生させたい』という思いから、高校時代からの仲間達と現在の(株)桐生再生の前身となるNPO法人を立ち上げた。
(株)桐生再生が取り組んでいるのは、織物の会社を経営していた斎藤家の邸宅を購入し、観光拠点『四辻の斎嘉』として活用を図っている。
さらに、同市内にある群馬大学理工学部を核とした産学官連携プロジェクトで開発された『低速電動コミュニティバス(通称MAYU)』を活用。
週末を中心に、桐生の旧市街地を巡回させ、観光客や市民の足となっている(実際に乗せていただきましたが、なかなか快適でした)。


ちなみに(株)桐生再生では、このMAYUを4台所有しており、市外の団体に有料で貸し出すことによって、同社の最も大きな収入を生んでいるとのこと。
長時間にわたって清水社長とご一緒させていただき、故郷に対する熱い思いと金融マンとしてのしたたかさを兼ね備えている方だと率直に感じた。


参加していた議員の1人が『地域の人材活用について考えた時、金融マンって見落としていたかも知れませんね』とつぶやくように言っていたが、全くもってその通りだと思った。

また、この研修の2日目は、太田市で実施している貧困家庭に対する支援策『学習支援の取り組み』と『フードバンク事業』について、市の担当者からお話を伺った。

最近『フードバンク事業』に取り組む自治体が増えているが、地元のNPO法人などに事業を委託しているケースが多い。それに対して太田市は、市の直営で実施していることが大きな特徴となっている。

【2月8日】

この日、平成28年度当初予算案について、市議会への内示が行われた。
市長からの発表によれば、29年度は一般会計が323億円(今年度比2.0%減)、特別会計が198億2930万6千円(今年度比0.5%減)、水道事業会計が22億7377万2千円(今年度比0.2%増)となり、当初予算の合計は544億307万8千円(今年度比1.4%減)とのこと。
ちなみに、一般会計について見ると、新庁舎の建設事業や清掃センター跡地整備事業などが増加するものの、ケーブルテレビの光ケーブル化整備や介護施設整備に関する補助事業が終了することが減少の主な要因とのこと。
私が訴えてきたものとしては、小売業を中心とした起業家の支援を行う『チャレンジショップ事業』が、新年度から中心市街地の空き店舗を活用して展開される。
ただし、活用される空き店舗が当初はわずか1つなので、『まち・ひと・しごと創生総合戦略』の新規事業として掲げられたものとしてはあまりにも小さいのだが…(地方創生関連の事業で、目玉と呼べるものに乏しいのが何とも歯がゆいところです)。
執行部では、今後もニーズを見極めながら検討していくということなので、その辺りについては議員としてチェックと提言を続けていきたいと思っている。

12月議会