【7月30日】

真岡の夏祭りが終わってちょうど1週間。
落ち着く間もなく、今度は地元・大谷地区の夏祭り(8月19日開催予定)の準備がスタート!

真岡の熱い夏は、まだまだ終わらない。

【7月29日】

市民会館小ホールで『八月の会』が主催する『今、次世代に伝えたいこと』が行われた。
この催しは、市民の有志である『八月の会』が、平和の大切さと戦争の悲惨さを後世に伝えようと、戦後60年を迎えた平成17年から毎年行っているもの。
私は、この会で顧問を仰せつかっている。
空襲や原爆、特攻隊など、毎回テーマを変えて戦争について考えるのが特徴となっており、今回は、シベリア抑留を経験された市内在住の左川誠さんをお招きした。

左川さんは、中国(旧満州)の牡丹江で終戦を迎え、その後約2年8ヶ月にわたってシベリアでの抑留生活を強いられた。
戦争終結後、やっと日本に帰れると思い、ソ連軍に指示された通りに乗り込んだ鉄道が、全く逆の方向に進んでいたことが分かった時の絶望感…。
厳しい強制労働で体力が衰え、次々と亡くなっていった仲間のこと…。
何も身に着けず、マネキンのような死体が積み重ねられていた霊安室での様子…。
左川さんは我々に語りながら、当時のことが思い出されたのだろう。時折感極まって、言葉に詰まるシーンが見受けられた。
この日の来場者に数多くの高校生がおり、左川さんの話を聞いてもらえたことは、会のメンバーの1人として本当にありがたく思った。

左川さんは、そうした若者に対して『周囲に流されず、自分の考えをしっかりと持つことが大切』と語っていた姿が印象的だった。
この日のイベントでは、このほかに谷川俊太郎の詩『せんそうしない』の朗読や、真岡市出身のフルート奏者である大越絵梨花さんによる演奏などが披露された。

【7月27日】

これまで、真岡市において『病児保育』や障がい者の方々にための『地域生活支援拠点』をどのように整備すべきか、私は市民の方々と意見交換を続けてきた。
その中で共通して出てきた話題が、『日光市では基金を活用して施設を整備したようだ』ということだった。
そこで『若手市議会議員の会』で一緒に活動している日光市の瀬高哲雄議員に協力していただき、この日は日光市の今市保健福祉センターを個人視察。同市健康課の方々から、日光市の『地域医療整備基金』について説明を受けた。

産婦人科医や小児科医の不足が課題となる中、同市では平成22年に基金を設立。市外の医師が開業する際の補助を行ってきた。また、その2年後には要綱を改正し、既存の医療機関も対象に加えて、施設整備や医師確保をする際の補助も行うようになった。
日光市内で既存の小児科医が病児保育を整備した際にも、この基金が活用されたとのことだった(『地域生活支援拠点』については、全く異なった補助金を活用したとのことですが…)。
医師の確保や医療機関の整備のために、自治体が補助金を出すケースは決して少なくないが、基金という方式をとっているのは珍しいのではないだろうか。
しかし、医師の招へいや医療機関の整備に対する補助というのは、高額であるのに加え、いつ必要となるかが分からない。そうしたものを一般財源化するのは、自治体にとってなかなか難しいことである。
そのようにして考えてみると、基金として財源を確保するのは、大変理にかなった取り組みのように思えるのである。
今回視察した日光市の場合、基金の目的はあくまでも医師の確保だった。しかし、真岡市においては、もう少し目的を広げた形の基金を設立すると、長年の懸案事項だった医療や福祉関係の施設整備にも活用できるのでは、という思いを抱いた。

【7月26日】

朗読ボランティア『ひばりの会』の活動で、真岡新聞の音訳作業に参加。
『ひばりの会』の音訳作業は、視覚障がい者の方々をサポートするために行われている。真岡新聞のほか、広報もおか、市議会だよりなどの音訳作業は年間約60回に及ぶ。
今回、私は真岡新聞の中に掲載されている『Weekly News もおか』の音訳を担当した。
夏祭りに参加したことで、完全に“声変わり”をしてしまったが、この3日間で何とか復調。収録には全く影響がなかった(と、自分では思っています)。

【7月25日】

『中村かずひこ通信』の編集作業が、この日ようやく完了する。
平成15年に初当選して以来、定例議会終了時に欠かさず発行し続け、今回が第57号となる。
定例議会終了後、各種の研修会や祭りなどが続き、なかなか落ち着いて編集作業をする時間を確保することができなかったが、何とか発行予定日に間に合いそうだ。
石坂新市長との初論戦に加えて、様々な新しい動きが見られた6月の定例議会。
そのため今回は、定例議会で起きた出来事を、ニューストピックスの形式でまとめてみることにした。
『中村かずひこ通信 第57号』は、7月30日発行予定。

【7月21日~23日】

3日間、真岡の夏祭りに参加。

日本の夏祭り百選にも選ばれている真岡の夏まつりだが、今年は一般の方々が屋台の『ぶっつけ』に参加・体験をしてもらう試み(『ぶっつけ』をしている各町会の屋台のスペースに入っていただき、雰囲気を味わっていただくもの)が初めて行われた。

また、4年前の夏祭りで川渡御をしている最中に流され大破してしまった、真若所有の男万灯御輿が久々に復活するなど、何かと話題の多い夏祭りだった。
そんな中、私は地元・大谷地区の『伊夜日子会』と台町の『䑓若』(以前勤めていたケーブルテレビが台町にあったご縁で、その時代からお世話になっています)を掛け持ちしながら、神輿担ぎと屋台運行に精を出す。
大前神社での出御祭参加、本社神輿の宮出しからスタートし、熊倉地区の神宮夏祭り。2日目のお祭り広場。そして3日目は台町の町内渡御から新高会・彫刻御輿の宮入りに至るまで、祭りにどっぷりと浸かった3日間だった。

しかし、23日は私達夫婦の結婚記念日。毎年のことだが、この後の“罪滅ぼし”を何にするか考えると、ちょっと頭の痛いところ。

【7月18日~19日】

『全国若手市議会議員の会』の役員会・研修会が、福島県内で行われた。
スケジュールは以下の通り。

18日
13:00~15:00 全国役員会
15:30~17:00 研修会①
『いわき市の震災被害の状況と復興・創生の取組みについて』
講師:清水 敏男 いわき市長
19日
7:20~15:00 研修会②
東京電力福島第一原子力発電所 現地視察

この福島県での研修会は、今回が4回目。
私が『全国若手市議会議員の会』の副会長をしていた3年前、当時の岡英彦会長(前北海道江別市議会議員)の強い想いでスタートしたものだった。
原発問題で、今なお課題が山積している福島県をフィールドワークの舞台としながら、『地方圏が抱える問題』を考えることを目的としている。
初日の研修では、『全国若手市議会議員の会』の初代会長だった、いわき市の清水敏男市長を講師にお迎えした。

同市では、平成23年3月の東日本大震災と津波、さらにその後の大規模余震(いわき市直下型地震)により、460名の市民が亡くなるなど甚大な被害を受けた。
そうした中、平成23年9月に『復興ビジョン』(期間:平成23年~32年の10年間)を策定し、将来にわたって地域の活力を維持するための各種施策が展開されている。
2060年の人口が、2015年の半分以下の約16万人にまで減少することが予想され、いわき市の復興への道のりは、決して容易ではない。
しかし、清水市長の前向きな人柄と強力なリーダーシップの下、庁内に創生推進課を立ち上げ、子育て・教育環境の整備、医療体制の再構築、さらにはスポーツの振興など、いわき市の復興に向けた取り組みが急ピッチで進められている。
個人的には、廃校利用の取り組みや医師不足の是正に向けた施策などは、今後真岡市でも大いに参考になると感じた次第。

2日目の研修では、東京電力福島第一原子力発電所の廃炉作業の現状について視察を行った。
これまでの研修では、富岡町や浪江町など原発周辺の自治体に出向き、その状況を視察したが、4回目となる今回は初めて第一原発構内に入ることができた。
参加した議員の集合写真を見ても分かるように、防護服などを使用せず一般的な服装で視察が可能だった。事故発生から6年4ヶ月が過ぎ、放射性物質の飛散を抑える工事が行われたこともあり、一般作業服で活動ができるエリアが構内全体の95%になるという(無論、放射線量の厳重なチェックは行われましたが)。
現在、約6000人の方々が、廃炉に向けた作業に携わっているという。私達はバスの中からではあったが、事故を起こした1号機から4号機の間近(その辺りでの作業は厳重な防護服が用いられていました)まで行き、担当者から説明を受けることができた。

福島第一原発内を視察して、我々が当初抱いていたイメージよりも、構内での作業が相当進んでいる印象を受けた。しかし同時に、これからやらねばならないことが、あまりに多いということを痛感したのも事実。廃炉に向けた作業は30年から40年の期間を要すると言われてきた。しかし、それ以上費やすことも十分に考えられるというのが、関係者の一致した見方だ。
特に深刻なのは『汚染水』の問題だと思われる。
現在までに蓄積された汚染水は約90万t。ただし、同発電所の敷地内で蓄積できるのは、100万t程度と言われている。1日に発生する汚染水の量から考えると、2~3年で飽和状態になる計算である。

【7月16日②】

『ふれあいサポーター会議』終了後、大急ぎで清原球場へ。

夏の高校野球栃木大会3回戦。母校である真岡高校の応援に行く。対戦相手は矢板東高校。
今大会応援に来るのは1回戦(佐野松桜高校戦)に次いで2回目。
1回戦は9回裏の土壇場で逆転サヨナラ勝ち。
2回戦ではヒットがたったの1本。数少ないチャンスをものにしての勝利。接戦をつかんで勝ち進んできた。
この試合も1-1のまま延長戦へ。10回表にスクイズでもぎ取った1点を守り切りベスト8進出!
ちなみに真岡高校が夏の大会でベスト8に進出するのは、11年ぶりのこと。

写真は3塁側、真岡高校の応援席の様子。。。
現役の高校生達と一緒に声を張り上げて応援すると、自分も20年以上前に高校生だった頃を思い出す。

【7月16日①】

地元の大谷地区で行われた『ふれあいサポーター会議』に参加。


現在、真岡市では自治会単位で、サポートが必要な高齢者・障がい者・子育て中の親を支える活動をした場合にポイントを付与する『地域共助活動推進事業』というものが取り組まれている。
私や妻も『ふれあいサポーター』として登録し、近所の高齢者世帯への声かけなどをさせていただいている。
今回の会議は、大谷地区で『ふれあいサポーター』となっている住民が集まって、情報交換を行った(大谷地区の場合、年に数回行っています)。
こうした話し合いをしていて毎回悩まされるのは、それぞれのサポーターが保有している情報を、どこまで公開していいのかということ。個人のプライバシーに関わる問題でもある。しかし、情報を共有化しなければ、こうした組織が地域の中で有効に機能しなくなるのも事実。
そうした話題が出て、ふと思い出したのは3日前のこと。埼玉県八潮市の視察で聞いた児童虐待防止の取り組み。個人情報を保護しながら、情報の共有化も推し進めるため、関係者間で協定・取り決めを結んだというもの。
今後、真岡市の『ふれあいサポーター』においても、そうした発想が必要なのかもしれないと思い、八潮市の取り組みについて皆さんにお話しさせていただいた(どこで、どういうものがヒントになるか分からないと改めて感じました)。

【7月14日】

那須烏山市で行われた栃木県市議会議長会主催の議員研修会に参加。
今回、講師を務めたのは帝京大学経済学部の内貴滋教授。

内貴教授は、旧自治省出身。大分県に出向した際に、当時の平松守彦知事のもとで行われた『一村一品運動』を推進した。さらに、竹下内閣の『ふるさと創生』でも主導的役割を果たした。
無論、『一村一品運動』も『ふるさと創生』も、賛否両論があることは事実だ。それでも、今なお語り草となっている2つの施策を主導したのが、同一人物であることは非常に面白い話ではないだろうか。
内貴教授は、自身の研究テーマの1つである英国の議会制度を見比べて、わが国の地方議会制度は決して劣っているものではなく、地方議員は自信を持って、自分達の頭で考え、議論することが地方創生を進める上では重要なことであると、講演の中で一貫してお話しされていた。
地域の人々が自信を持って、自分達の頭で考えること。
『一村一品運動』や『ふるさと創生』も、そうした彼の哲学と信念に基づいて生み出されたものと考えれば…。
2つの施策の評価も、これまでとは全く違った見え方ができるのではないだろうか。

【7月12日~13日】

『関東若手市議会議員の会』の公式研修が埼玉県吉川市と八潮市を会場に行われた。
スケジュールは以下の通り。

12日
11:15~12:00 研修① 地域資源の活用と産業振興について
~なまずでまちおこし~
13:30~14:30 研修② 市民協働の具体的施策と今後の展望について
14:45~15:45 研修③ こどもの力をまちづくりに活かす
子育て支援活動について
13日
10:00~11:00 研修④ やしお子育てほっとステーション
11:15~12:15 研修⑤ 毎日1万歩運動 健康長寿埼玉プロジェクト


研修会場近くにあるJR吉川駅を訪れると、なまずの巨大なモニュメントに驚かされる。これは、吉川市にゆかりのある漆芸家・室瀬和美氏による作品とのことで、中尊寺の金色堂と同じ製法で作られているのだとか。
このモニュメントが示す通り、吉川市は昔から、なまずをはじめとする川魚が豊富にとれた地域だった。


今回の視察では、吉川市の中原惠人市長にもご説明をいただいた。
吉川市長の話で特に興味を抱いたのは、昨年度から全国でなまずを生産している地域などが集まって行われるようになった『全国なまずサミット』について。
中原市長の肝いりでスタートしたイベントのようで、そうした辺りが『いちごサミット』の開催に向けて準備を進めている真岡市と重なるところがある。
市長ご自身から直接伺った関係自治体への交渉の進め方などについては、真岡市でも今後参考になると思われた。

2日目の八潮市での研修は、つくばエクスプレスの八潮駅まえに整備された『やしお子育てほっとステーション』の視察。さらに『毎日1万歩運動』の取り組みと続いた。

つくばエクスプレスが、平成17年に開業するまで同市には鉄道網がなかった。そうしたことも影響しているのだろうか。八潮市民の間に歩く習慣今なかなか根付かないことが、大きな課題となっていた。
そうした中、八潮市では埼玉県の『健康長寿埼玉プロジェクト』の一環として、タニタと連携した取り組みを進めるようになった。
具体的には、タニタの通信対応型の万歩計を市民に貸し出しし、市民に毎日1万歩を目標に歩く習慣をつけさせるというもの。
歩いた記録については、市内3ヶ所設けられたキーステーションから通信で送られ、各個人の歩行記録が残されていく仕組みとなっている。

お話を伺っているうちに『真岡市でもこういう取り組みができないものだろうか』と感じた次第。八潮市のキーステーションと比べて、真岡市の『まちなか保健室』は人が常駐しており、様々なアドバイスを受けながら健康増進が図れれば、市民に与える効果は八潮市以上に大きいかも知れない(話によれば運営費が大きいようなので、その辺りは課題となるかも知れませんが…)。
さて、7~8月はほぼ毎週、何らかの研修が予定されている。真岡市内にいない時間も多くなるので、市民の皆様に申し訳ないと思うが、その分できるだけ多くのものを吸収して、議会活動に活かしていければ…と思っている。

12月議会