【11月30日】

12月定例議会で質疑・一般質問を行う議員による『調整会議』が、この日の午前中に開催された。
くじ引きによって質問する順番を決めるほか、質問内容が重複した議員同士による調整などを行うのがこの会議の目的。
その後、各課の職員と接見し、質問内容のすり合わせをする。
今回の質問を行うのは、私を含めて10名の議員。質問の日程は以下の通り。

12月11日

柴惠、鶴見和弘、服部正一郎、大瀧和弘、荒川洋子

12月12日

日下田喜義、渡邉隆、池上正美、中村かずひこ、飯塚正

私は、12日(火)の4番目に登壇し、芳賀赤十字病院の将来的な跡地利用、超高齢社会への対応、そして教育関係の諸課題など計5件の課題について質問する予定。

【11月27日】

12月定例議会の開会を1週間後に控え、市議会ではこの日の午前中から、会派代表者会議、議会運営委員会、議員協議会、さらには議会活性化等検討委員会などの会議が続いた。
その後、夕方から市議会の真岡地区議員団と真岡地区PTA連絡会の意見交換会が開催された。
私が議員になった時にはすでに行われており、いつ頃からスタートしたものか定かではないが、毎年11月にこの意見交換会は行われている。
今回議題として挙がったのは『学校給食のあり方』、『外国籍の児童・生徒とその保護者への対応』などだった。
特に、学校給食についてはメニューの選定や質的なものについて、複数の学校から改善を求める意見が出された。
我々議員も、教育問題について議論はしていても、学校の中で起きている変化などについて全て把握している訳ではない。
そのため、こうした意見交換が開かれること自体大変ありがたいし、出されたご意見については、可能な限り改善に向けて市当局などに働きかけていかねばならない。

【11月25日】

宇都宮市内で行われた『栃木県手をつなぐ育成会』の創立60周年記念式典に出席した。

そもそも『手をつなぐ育成会』は、昭和27年に知的障害の子どもを育てる3人の母親が立ち上がり、組織化されたものだという。栃木県で結成されたのは、その4年後のこと。
この日は、県の関係者など来賓を招いての式典が行われた後、『全国手をつなぐ育成会連合会』の久保厚子会長が記念講演を行ったほか、知的障がい者の感覚を疑似体験する研修も行われた。

この研修は、兵庫県たつの市で活動する『ぴーす&ピース』の皆さんに指導を受けながら、参加者全員が参加して行われた。

 

写真はその研修内容の1つで、2リットルのペットボトルの上半分を使って、自閉症の方々の視界がどれほど狭いものなのかを体験したもの。
お話によれば、かつて動画サイトに、たつの市の障がい者を侮辱するような内容が投稿されたことがあったらしい。その事件がきっかけとなり『ぴーす&ピース』が発足。疑似体験を通して、1人1人が障がい者の気持ちを理解できるよう啓発活動を展開している。

【11月21日】

栃木県内の若手議員有志による研修会を、矢板市と大田原市において行った。今回のテーマは『教育問題』。

まず、午前中は『これからの教育現場はどう変わるのか?』と題し、矢板市の佐貫薫市議を講師役として研修を行った。佐貫議員は以前、教育関係の大手出版社に勤務していた経歴を持つ。

人口減少時代を迎えて、労働市場がどのように変わるのか?それを踏まえて、2018年から5年間でどのように教育改革が進むのか?佐貫議員からの説明を聞いた後、参加者間でディスカッションを行った。

しかし、各自治体の議会や教育委員会で議論されている内容が、どれほど時代の流れから取り残されたものなのか…。あるべき姿と現状のギャップに愕然とするばかり。
また、時代から取り残された部分の課題と認識しても、それを1つ1つ解決しなければ先に進めないのも事実。本当に何とかしなければと思う。

午後からは大田原市に移動し、宇都宮大学大学院の原田浩司准教授に『特別支援教育の課題と学校の役割』と題してお話しいただいた。
原田准教授は、10月26日に視察をした鹿沼市立みなみ小学校が、約10年前に学校再生の取り組みを始めた時の校長先生である。
複雑な家庭環境や発達障害など多くの課題を抱えていた児童達と、みなみ小学校の先生方がどのように向き合ったのか?そして、日本で現在行われている特別支援教育の一体何が問題なのか?アメリカのスクールカウンセラー制度と比較しながらお話しいただいた。
今回、佐貫議員と原田准教授に、教育問題について異なった視点から話を聞いた。しかし、お二人から共通して『教員だけでなく専門家をも活用して、教育界の中で“分業制”を確立すること』。そして、そのためにも『学校長などが学校運営のマネジメント能力を高めていくことが不可欠』という話題が出てきたことは、とても興味深かった。

【11月20日】

これまで私は、障がい者のご家族と一緒に『地域生活支援拠点』のあり方などをテーマに勉強会を続けてきた。
この日は、その一環として茂木町にある『NPO法人さかがわ』を視察した。

理事長を務めている安藤信子さんは、夫の好美さんをはじめ町内に住む仲間達と一緒になって、この法人を運営してきた。
安藤さんは、益子町にある美里学園のスタッフとして以前は勤務していたが、そこから委託を受ける形で独立し、平成18年に茂木町にある自宅の隣に、障がい者を対象とした『グループホームいちご』を開設した。
現在は、茂木町内にグループホームを4棟運営しており、合計で19名が入居している。
最も新しい施設は、今年4月に開設したばかりの『グループホームへいせい』。

この施設は、町内の空き家となっていた場所を、行政が買い取って改修を行い、法人側に貸し出す方法をとっている。
真岡市でも障がい者の住まいの整備が大きな課題となっているが、茂木町と『NPO法人さかがわ』の関係は、行政サイドの支援のあり方を関挙げる上で大変参考になるものだと感じた。

【11月18日~19日】

2日間、真岡市内で『全国社会人硬式野球クラブチーム運営勉強会』が開催された。
この勉強会には、北は北海道から南は鹿児島まで、全国25チームの関係者が集まり、チーム運営の方法、地域貢献のあり方、さらには野球指導の技術論にいたるまで意見を交わした。

なぜ、そのような勉強会に私が(野球部出身者でもないのに…)関わっているのかというと、今回の勉強会の事務局となっている『特定非営利活動法人コットンウェイ硬式野球倶楽部』(真岡市を活動拠点としている硬式野球チーム)で理事を仰せつかっているため。

 

今回、特に印象に残ったのは、和歌山県有田市を活動拠点としている『和歌山箕島球友会』の西川忠宏監督の講演。
チーム名にもあるように、有田市はかつて高校野球界を席巻していた箕島高校のお膝元。
野球の盛んな地域とは言え、平成8年にチームを結成した当時は財政的にも脆弱で、運営も困難を極めていたのだという。
選手達の就職のあっせん、寮の確保といった地道なことからスタートし、市の体育施設の指定管理者となることや、応援自販機を設置させるなどの取り組みも行い、少しずつチーム力を強化させていった。
また、今回参加した各チームにとって共通の悩みは、野球人口そのものの減少ということ。青森県のチームなどは、県の高校野球連盟とタイアップし、小学生から社会人までの交流を図る取り組みをして、競技人口のすそ野を広げる努力をしているのだという(まだまだ真岡市でもやれることはあるなぁ、と思いました)。

【11月16日~17日】

東京の日本青年館で行われた『清渓セミナー』に2日間参加。
このセミナーは、全国の地方議員を対象にしたもので、今年で22回目を数える(私はこのセミナーの実行委員会副委員長を務めております)。
長年、日本青年館を会場としてきたのだが、リニューアル工事が行われていたため、これまで2年間は別の会場で開催してきた。しかし、今年は新しい日本青年館で行われる最初のセミナー(今年夏に完成)ということで、とても感慨深いものがある。
今回の研修は、『地域包括ケアシステムを内包したコンパクトなまちづくり』(菅原英次・岡山県高梁市川上診療所所長)、『買い物困難者対策と地域活性化の道筋』(折笠俊輔・流通経済研究所主任研究員)など、超高齢社会への対応がメニューの中心だった。
菅原所長からは、岡山県高梁市の旧川上町で、その中心部に医療・福祉・住まいの複合施設を整備し、運営している状況についてお話しいただいた。
ちょうど『現在の芳賀赤十字病院について、今後どのように利活用を図ればいいか』ということを考えていたので、自分にとっては本当にタイムリーな話が聞けたと思っている。

 

また、折笠氏の講演の途中では、今回参加した議員が小グループに分かれて『公共交通のあり方』などについてディスカッションを行った。
私達のグループには、宮城、山形から岡山、広島、そして熊本まで、全国様々な地域の議員がいたが、地元の公共交通について現状を聞いてみると、真岡市のようにコミュニティバスとデマンドタクシーを組み合わせて運行している自治体は、案外少ないことに気づかされた(参加議員の自治体では、デマンドタクシーに絞っているところが多かったです)。
確かに、今後自動車の運転ができない高齢者が増えてくると、『ドアツードア』の交通手段が必要不可欠である。真岡市としても公共交通体系のあり方について、現状を当たり前とせず、もう1度根本から問い直してみるべきかもしれない。

 

さて、17日の午後からは豊島区役所に移動。同区役所内で行われた『関東若手市議会議員の会』の政策部会主催による研修の方に参加した。

今年度、『関東若手市議会議員の会』では、議員立法のスキルを身につけることを1つのテーマとしている。今回は、青山社中株式会社の方々にご協力をいただき、条例案の作成や実在する条例の修正を体験するワークショップが行われた。

【11月11日②】

自然観察会の後、真岡青年会議所の例会『学校っていいね!~地域シンボルの新しいカタチ~』にお邪魔をする。
来年度、真岡市では4つの小学校(東沼、山前南、中村東、中村南)が廃校予定となっている。その活用法はどうあるべきか。これまで真岡青年会議所のメンバーが独自に議論を進め、今回は一般市民を対象に発表の場を設けた。
開催された場所が、旧長沼北小学校(平成20年に廃校)の校舎というのも、とてもユニークだったのではないだろうか。

パネルディスカッションでは、市貝町『いちかい子育てネット羽ばたき』の永島朋子氏、那珂川町『もうひとつの美術館』の梶原紀子氏、そして千葉県鋸南町『道の駅保田小学校』の大塚克也氏という、いずれも廃校後の校舎を活用して地域の活性化を進めている方々がパネラーを務めた。

また、このイベントでは、参加者全員が会場である旧長沼北小学校の校舎内を見学することができた。『廃校後の跡地利用をどうするべきか』という問いに対して、参加者1人1人が真剣に向き合い、考えるためには貴重な時間だったように思う。

【11月11日①】

この日の午前中、『真岡自然観察会』に参加。
今回は、二宮コミュニティセンターを起点に、五行川二宮遊水地周辺まで散策。
この地域で行われる自然観察会に参加するのは、個人的には初めてのことだった。
田園風景は広がっているものの、周辺には産業団地などもあるため『それほどの種類は見られないのでは…』と思っていた。しかし、想像していた以上に、観察できる野鳥の種類が豊富なのに少し驚かされた。

 

ちなみに、この日確認された鳥は以下の31種類。
キジ、カルガモ、オナガガモ、コガモ、オオヨシガモ、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、トビ、ノスリ、ミサゴ、オオタカ、チョウゲンボウ、カワセミ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、ジョウビタキ、スズメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ベニマシコ、ホオジロ、コクチョウ、ツグミ、シメ、メジロ、シジュウカラ
最も衝撃的だったのは、観察会の最中に猛禽類のミサゴが、上空から急降下して水の中に飛び込み、魚を捕まえる一連の動作を目の当たりにしたこと。
う~ん、こんな身近な場所で『自然の営みの凄まじさ』を体感できるとは…。

【11月8日~9日】

市議会の無会派議員と公明クラブの合同で視察研修を行い、石川県羽咋市と輪島市と訪れた。
今回のテーマは、①農山村エリアの活性化と②高齢者の見守り事業の2つだった。
(羽咋市)
昨年秋(11月21日)に、同市の元職員である高野誠鮮氏(TVドラマ『ナポレオンの村』のモデル)の講演を聞く機会があり、ぜひ1度彼が活性化に取り組んでいた神子原地区を訪れてみたいと思っていた。
視察する前に、神子原地区の農産物直売所『神子の里』に立ち寄ったが、販売に携わっている女性の皆さんがいきいきとしているのが、とても印象的だった。

 

 

同地区の人口は、かつて1000人以上いたが、それが半減(約450人)するという典型的な過疎地域だった。
そうした中、平成17年から高野氏を中心に、農業所得を向上させ後継者を育成することを最終目的としたプロジェクトが動き出す。
全国でも先駆けとなった『空き農家・農地情報バンク』や『都市部の学生との交流事業』などの取り組みにより、交流人口、定住人口の増加に努めてきた。

 

ただし、私が何よりも驚いたのは『モノの売り方』である。この事業の最終目的があくまでも農業所得の向上であるため、決して安売りなどしない。神子原地区でとれた米は、5kgで3500円という価格設定である。
高野氏の著書に『ローマ法王に米を食べさせた男』があるが、ローマ法王にコメを献上したことも、決して突飛なことではなく、同地域のブランド化戦略の1つである『ロンギング効果』(憧れている人が持っているものへの関心)を狙ってのものだった。
地理的な条件も違うため、神子原地区における農産物の売り方を、真岡市でそのまま模倣することは難しいかも知れない。
しかし、農産物に限らず地域の特産品全体について考えてみると、品物やそれを支えている人に隠されている『ストーリー性』を発掘し、磨きをかけている努力は我々に求められているように思う。
(輪島市)
現在の輪島市は、平成18年に旧輪島市と旧門前町が合併して誕生したが、10年以上が経過した今、人口が約6000人減少(現在は約28000人)しただけでなく、高齢化率も42.9%にのぼっている。
ちなみに、全人口に占める後期高齢者の割合さえ、すでに24.7%に達しているという。輪島市の状況は、全ての自治体がこれから経験する未来の形と言えるかも知れない。
この地域は、平成7年から1人暮らしの高齢者や障がい者を把握するため、民生委員による『見守りマップ』を作成するなど、以前から高齢者の安全安心のための施策には力を入れてきた。
その後も『傾聴ボランティア事業』(平成18年度~)や、電話で高齢者の安否確認を行う『おたっしゃコール』(平成24年度~)なども実施し、重層的な見守り体制を構築してきた。
民間企業と連携しての『地域貢献みまもり事業』は、平成22年度から行われてきた。郵便局や新聞・牛乳の配達員、さらには行商の方々(この辺りは輪島市ならでは、という感じでしょうか)にいたるまで、協定を締結しているのは78団体に及ぶ。
声かけなどは必要なく、配達・集金などの通常業務で何らかの異変を察知した時、市へ直接連絡することができる。市の担当者が交代で所持している携帯電話に直接つながり、24時間対応が可能となっている。

1年間に受ける連絡件数は3~4件程度とのことだが、それでも人命救助につながった事例が、これまでに8件あったという。
高齢者世帯を対象とした緊急通報システムなどを取り入れている真岡市の状況と比べると、輪島市の取り組みは即効性という面では弱いかも知れない。しかし、たとえ立派なシステムや制度を取り入れても、それが有効に機能するには周辺住民の理解と関心だと、最近痛感をしている。
『地域貢献みまもり事業』はもちろんだが、『見守りマップ』や『おたっしゃコール』まで含めて“重層的なもののいくつか”として、地域住民の関心度を高める取り組みとして捉えると、非常に意義のある事業ではないかと思う。

【11月5日】

この日、地元の大谷地区で文化祭が行われた。
この催しは、地域住民が取り組んでいる様々な文化活動を紹介する目的で開催されている。11回目となる今回は、写真、絵画、切り絵、書道など59人による133点の力作が展示された(私の母も切り絵を出展しておりました)。

毎回、ご近所の方々の隠れた才能に驚かされる。
『へぇ~、○○さんちのご主人にはこういう趣味があったのね!』
地域の方々が、お互いを認め合い、たたえ合う。一見地道な取り組みかも知れながら、そういうことの積み重ねが、地域全体の活性化につながっていくのだと思う。

【11月2日】

この日は、子宝祈願のため妻と2人で日光市内の神社へ。
『あそこへお参りに行くといいよ』と、以前から複数の友人に勧められていた場所で、日光市内に住んでいる方によれば、パワースポットとしても有名なのだという。
二荒山神社に近い場所、とは言え山道を2人でヒーヒー言いながら登っていくと、私のような鈍感な人間でも『神々しい』と感じる場所にたどり着く。

やはり、パワースポットとして相当広く知られているのだろう。夕方の時間帯だというのに、外国人の観光客(日本人はほとんどいませんでした)が多く訪れていた。
とにかく『元気な(できれば妻に似た)赤ちゃんが授かりますように…』。