【8月2日】

511 033県南6市議会(栃木、小山、足利、佐野、下野、真岡)議長会研修会が栃木市で行われる。

今回は『地域医療 再生の処方箋』と題して、城西大学准教授の伊関友伸氏が講師を務めた。伊関氏は医療再生アドバイザーとして、これまでに北海道夕張市や千葉県銚子市などで医療機関の再生に携わってこられた。

講演の中で伊関氏は、今日各地で見られる医師不足の問題は、2004年からスタートした新臨床研修制度により、若い医師が研修する病院を自ら選べるようになったことが大きいと指摘(芳賀日赤の医師不足問題でそのことは分かっていたが…)。その他、今も変わらぬ医師の劣悪な労働環境や、地域住民の無理解が地域医療の崩壊に拍車をかけていると、これまで伊関氏が携わってきた各地の地域医療の現状が紹介されながら説明を受けた。

『20年前は、1人の患者を1人の内科医が担っていたものが、最近は複数の専門医が診察する時代になった』

そうした今日の状況を踏まえた上で、地域医療を今後再生させていく方法として、闇雲に医師を各病院に配分させるのではなく、中核的な病院に集中させながら、医療機関の再編成が急務と訴えた。