【11月4日】

511 141芳賀郡市1市4町の議員を対象とした研修会が、益子町民会館で行われた。今回の講師は早稲田大学大学院公共経営科教授の北川正恭氏。
北川教授は前三重県知事で、在任中に県の事業をゼロベースで評価する『事業評価システム』を導入するなど、改革派知事の代表格であった。また、今では様々な選挙で当たり前のように出されている『マニフェスト』を提唱した先駆者としても知られている。
今回の講演は『地域自立の時代』と題し、地方分権の第1期改革(1995~2003年)が『国から地方へ』の“団体自治”が変革された時期、地方分権改革推進法が成立した時期からの第2期改革(2009年~)が『官から民へ』の“住民自治”が変革された時期と位置付けた上で、『国の言う通りにやっていただけでは地方自治体は成り立たない』『行政運営も単に“管理する”のではなく“経営する”発想が必要だ』と訴えた。
また、地方が生き残るための方策として徳島県上勝町(葉っぱビジネスで有名)を例に挙げながら、地域の資源を掘り起こして“気づき”“行動”“共鳴”“誘発”“爆発”のプロセスを踏むことが大切と語った。
北川教授の講演はこれまでも度々聞いていたが、現場での経験を踏まえての話は何度聞いても元気が出てくる。欲を言えば、芳賀郡市の議員研修で教授をお招きするのであれば、3~4年前の方が効果は大きかったようにも思われた。“気づき”に早い・遅いはないかも知れないが…。