【6月12日・PM】

宇都宮市のコンセーレで『地方自治を学ぶ会』が主催する研修会に参加。
今回講師を務めたのは、『議会基本条例』をはじめ全国の地方議会について研究をされている法政大学の廣瀬克哉教授だった。
『議会基本条例』は、北海道の栗山町議会が平成18年に制定して以降、全国各地に飛び火し、今年3月末の時点で207の地方議会(全体の1割強)で制定されている。しかし、『他議会の条例をコピーして拙速につくった条例』や『中身の伴わない名ばかりの条例』も決して少なくない。
廣瀬教授の講演では、そうした風潮に注意を促しながらも、条例の内容・趣旨を積極的に活用している栗山町議会や福島県の会津若松市議会の事例を紹介しつつ、議会改革を進める上でのポイントについて説明があった。
こうした講演を聞くと、先進的な議会との差ばかりが見えてきて愕然とすることが多い。しかし、それぞれの議会において『議会基本条例の制定に至った背景』や『キーパーソンとなった議員がいかにして周囲の説得にあたったか』などの話を聞いていくうちに、『うちの議会でもできるかも知れない』という気持ちになった。
講演の後、廣瀬教授と参加者による座談会も行われた。この日は、栃木市議会やさくら市議会の議長なども参加されており、各市議会の現状についても情報を交換できたのは有意義であった。