【1月26日~27日】

所属会派『真政クラブ・公明』の行政視察で岡山県倉敷市を訪問した(訪れてみて、まず大きな市庁舎に一同驚かされました)。

今回のテーマは『介護保険ポイント制度』だった。この制度は、65歳以上の高齢者が介護施設(市内の174ヶ所が対象)などでボランティア活動をした場合、1時間につき100ポイントが付与され、年度末に1ポイントにつき1円換金される仕組み。平成20年に就任した伊藤香織市長(中四国地方では初の女性市長)のマニフェストに盛り込まれ、22年度から実施している。

倉敷市では、まず市内4~5か所での説明会、広報紙への掲載への掲載のほか、高齢者対象の被保険者証にチラシを同封する(これは手法としては面白いと感じました)などしてPRに努めた。

登録については当初見込みを1000人としていたが、23年1月末の時点で522人であった。また換金した人はそのうち148人(22年度の実績)であり、『大半の登録者が参加しているものの、ボランティアだからお金はいらないと考えている人が多いのでは』という倉敷市側の分析だった。“有償ボランティア”という発想を浸透させる難しさを物語っていると言える。ただいずれにせよ、高齢者がボランティア活動に参加する『はじめの一歩』にはなっているように思えた。

今回の『介護保険ポイント制度』は、以前に会派の所属議員が一般質問で取り上げたもので、その後ほかの議員も興味を示し、視察を行った。

ただし個人的な感想としては、ボランティア活動の対象をより広範囲としている『地域通貨』と重なる点も多く、どちらが真岡市に向いているのかについては議論が必要とも感じた次第。

(追記)

今回の視察は諸般の事情により1泊2日の研修となった。

せっかく岡山県まで来たので、何かもう少し勉強したいなと、倉敷市議会事務局の方に頼んで『災害対策基本条例』と『飼い犬ふん害防止条例』の資料をいただいた。

いずれも議員提案による条例で(議会は“立法機関”なので当然と言われるかも知れないが、議員提案の条例を作っている議会は、真岡市議会も含めて極めて少ない)条例の中身や制定のプロセスなど、これから調査してみたいと考えている。