【5月18~20日】

『全国若手政治家サミット』が兵庫県の神戸市で行われた。

このイベントは、全国若手市議会議員の会と全国青年市長会の共同開催で企画されたもの。防災のまちづくりに関する研修会と、全国各地から持ち寄られた物産直売会の2本立てで行われた。

研修会で特に印象に残ったのは、岩手県陸前高田市の戸羽太市長と兵庫県尼崎市の稲村和美市長によるパネルディスカッションだった。

『有事の時は、それ以前からあった問題が鋭く浮き彫りになる』(稲村市長)、『市民に対する情報は“狼少年”になってもいいから、最悪の事態を想定したものを出さなければならない』(戸羽市長)。

真岡市も2つの災害を経験した訳だが、市民から今批判されている課題について思い起こすと、2人の市長からによる問題提起は多くの教訓を我々に与えてくれる。

この後、各テーブルに分かれてのグループ討議を行った。市長、議員、議員志望者などそれぞれの目線から意見を述べあった。考えさせられたのは、議員を目指している若者から出された『議員の皆さんにやっていただきたいことは、ひとまず市民を安心させるということではないでしょうか?』という意見。とかく我々議員は災害発生時に操縦桿を握った“パイロット”になりたがる。そして何もできないという無力感に囚われてしまう。しかし、市民が議員に対して求めているのは『ご安心ください』と語りかけるキャビンアテンダントの役割ではなかったのか。5月10日の中邨先生のお話とは違った視点からの意見だったが、竜巻発生直後で今なお『議員のあるべき姿』について答えを模索している自分にとって非常に考えさせられるヒントだった。

また、塩尻市議会(長野県)では議会が独自の防災マニュアルを作成しているとのこと(意外に作成しているところは少ない)。真岡市議会としても参考とさせていただきたい。

JR神戸駅前の広場で行われた物産展では真岡木綿を販売した。販売といっても実際は、綿の種や織物の切れ端でつくった『しおり』とともにチラシを配布してのPRがメインだったが…。真岡木綿の販売促進・PR活動を西日本で行うのは初めてことらしい。

『1つ1つが手紬で手織り』という話をすると、神戸の方々が想像以上に食い付いてきたことに少し驚いた。『要するに同じものは1つとしてないということやね?』真岡木綿はセールスポイントを見直すともっと売れるのではないかと、売り場に立ってみて感じた。なお、見本のつもりで持参した小物類が売れてしまうという嬉しい誤算もあった。

勉強をしながら、空き時間に物産展の売り子(真岡木綿だけでなく、山梨のワイン、讃岐うどん、伊香保の温泉まんじゅうなど様々なものを売っておりました)をするという、今までの研修では経験したことのないハードな内容だった(面白かったですけれど)。