【6月13日】

朝起きて下野新聞を開いてみると、昨日の一般質問のやりとりが囲み記事となって掲載されていることに驚いた。市議会での模様が囲み記事になるのは、市政運営を左右する事案が出たときや議員が問題発言をした時などに限られる。私の質問が囲み記事になったのは過去に1回だけ、芳賀赤十字病院の医師不足問題で『病院側の経営責任は?』と福田前市長に問いただした時だけである。

それだけ報道関係者も聞いていて疑問を抱いた昨日の市長答弁だったようだ。

『安全』と『安心』という言葉は、非常に似ているが意味するものは大きく違う。

例えば、犯罪が全く起きない状態は『安全』だと言えるかも知れない。しかし、その状態が広く周知されていなければ『安心』は成立しない。

また、仮に犯罪が発生していたとしても、その危険性が取り除かれる信頼性が確保されていれば、『安全』ではないが『安心』ということにもなる。

今、放射能の問題について市民が求めているのは、『安心』なのである。

我が家の周囲は大丈夫なのか…?子ども達の通学路や日頃遊んでいる公園は…?

そうした1つ1つの疑問に行政が応えられないのであれば、放射能測定器の市民への貸し出しは適切な手法と思えるのである。ここまで立ち遅れてしまうと、新年度から実施に踏み切った後発組の宇都宮市や鹿沼市のように、職員が直接出向いた方がベターであることは言うまでもないが。

昨日の話の繰り返しになるが、井田市政のキャッチフレーズは『日本一安心なまち』ではなかったのだろうか。