【2月23日】

001二宮報徳会主催による『新春報徳講演会』に参加した。

講師として招かれたのは、国士舘大学の阿部昭教授。阿部教授は真岡市史や旧二宮町史などの編さんに携わってこられた方。今回の講演では『桜町仕法と二宮尊徳』と題し、二宮尊徳翁の生家の歴史、当時の時代背景、農村復興のモデルとなった桜町仕法に至る経緯や施策の内容、さらに成果として年貢の収穫高や人口の推移などについてお話しされた。

2月9日に真岡青年会議所が、尊徳翁の子孫である中桐万理子さんを招いて講演会を開いたが、中桐さんのお話が尊徳翁について『人間学』からアプローチしたものとすれば、阿部教授のお話は『歴史学』『行政学』からのアプローチだったと言える。中桐さんのお話で『どうしてそういう考えに至ったのだろう』と疑問に抱いたことが、『その裏にはこういう時代背景があったのですよ』と阿部教授に補足説明をしていただいた格好となった。多分、阿部先生の専門的なお話を聞いただけでも理解できないことが多々あったはずで、私のような初心者には2つの講演が相互補完的な役割をしていたように感じる。

それにしても、主催が二宮報徳会となっていたが、参加者には二宮地区以外の方々も多く『尊徳翁についてもっと学んでみたい』という市民が想像以上に多いことを肌で感じた次第。