【10月17日】

005昨年9月と今年2月の定例議会・一般質問で提案させていただいた『災害図上訓練(DIG)』がこの日の夜、真岡市では初めて物部地区の区長会の皆さんによって実施されたので見学をさせていただいた。

この災害図上訓練とは、地域で発生するさまざまな災害を想定し、地図を使いながら予測される事態を書き込んでいく訓練のこと。今回は、大規模な直下型地震が起きたことを想定して行われた。

当初は『DIG(ディグ)って何だべ?』と首をかしげていた区長さん達であったが、いざ始まってみると…。

ひとり暮らしの高齢者宅、建設・医療・福祉関係の従事者宅、火災やがけ崩れの危険性がある個所など地域の情報が、地図の上に次々と書き込まれていった。区長さん達が、日頃からいかに地域を見続けて、状況を把握されているのか。本当に心強く感じた。

また、消防署の職員が矢継ぎ早に出す課題とは別に『もしも北関東自動車道が倒壊し、経路が絶たれたら…』『いちごのハウスは、停電をした場合でも、高齢者の寒さよけには活用できるのか』等々、物部地区特有の様々な課題で議論が盛り上がった。最初にDIGを実施したのが物部地区というのは正解だったかも知れない。

ちなみに、区長さん達は『何だべ?』と言っていたDIGというのは『Disaster(災害)Imagination(想像)Game(ゲーム)』の略。1997年に防衛研究所主任だった小村隆史氏らによって考案され、自衛隊で行われている指揮所演習(CPX)を防災対策の検討に応用したもの。多種多様な災害を想定して行えることが利点で、今後は職員研修や各地域において普及が図られることを期待している。