【8月2日】

002この日、市民会館小ホールで『八月の会』が主催する『今、次世代に伝えたいこと』が行われた。

この催しは、市民の有志である『八月の会』が、戦争の悲惨さを後世に伝えようと、戦後60年を迎えた平成17年から毎年行っているもので、今回で10回目を数える。

特攻隊、シベリア抑留、空襲や原爆など、毎回違った角度から戦争について考えるのが特徴で、今回は『硫黄島での戦い』をテーマとして、ゲストスピーカーに足利市在住の秋草鶴次さんをお迎えした。

秋草さんは、17歳の時に硫黄島に海軍の通信兵として派遣された経験を持ち、『十七歳の硫黄島』『硫黄島を生き延びて』などの著書があるほか、今も全国各地を回り、精力的に講演活動を行っている。

硫黄島の戦いでは、日本軍の約2万1千人のうち約2万人が玉砕したという記録が残っている。

秋草さんは、硫黄島での悲惨な状況を語りながら、『戦争に“聖戦”などというものはない』と我々聴衆に訴えていた姿が強く印象に残った。