【5月21日】

真岡落語研究会の活動で、下野市の国分寺図書館で行われた『図書館寄席』に出演。

この日の高座では珍しくトリを務めることになったので、久しぶりに『井戸の茶碗』を披露させていただいた。

屑屋をしている正直者の清兵衛が、長屋で千代田卜斎という浪人から『仏像を引き取って欲しい』と依頼され、引き取って間もなく肥後・細川家の家臣である高木作左衛門がその仏像を買う。あまりにも煤けていたため、高木が仏像を磨いていると、中から50両という大金が出てきて、そこからひと騒動が起きる。

私にとって一番好きな落語の噺であり、持ちネタの中では一番の“大ネタ”(大体30~40分程度)でもある。

ただし、この日高座に上がって最も笑いを取った瞬間が、升添要一・東京都知事を皮肉った時(『井戸の茶碗』の登場人物は、性格が升添氏の正反対のような人達ばかりなので)だったというのが、何とも複雑な気持ちにさせられたが…。