【1月22日】

市民会館で行われた『真岡市民公開講座』に参加。
これは、昨年12月に行われた地域医療に関する勉強会の“続編”。
『いのちに囲まれて生きていく~在宅ホスピス医からのメッセージ~』と題して、山梨県甲府市にある『ふじ内科クリニック』の内藤いづみ院長が講演された。

私は高校1年の時、父をガンで失っている。父はまだ45歳だった。病院のベッドで息を引き取った父を見て、『人はなぜ自宅で死ぬことができないのか』という思いをずっと抱いてきた。
それが今は状況が少しずつ変わってきて『自宅で死ぬことができる(死ぬ場所を自分で選べる)時代』になりつつある。裏を返せば『病院では死ねない時代』とも言える。
そうした意味からすると、『在宅支援診療所』の存在は絶対数に必要ではあるものの、それを支える医師も看護師も不足している状況にある。一朝一夕で解決できるものではないので、今から将来をも据えて、人材の確保と育成に取り組まなければならないと考えている。
さて、内藤院長は、我が国の『在宅ホスピス医』として草分け的な存在の先生である。
講演の中で、先生と患者の方々との心の交流について数多くのエピソードが紹介されたが、
自分の父親が闘病していた時のことが思い出され、涙がこぼれた。