【10月4日】

東京都内で行われた地方議員を対象にした研修会に参加。

今回のテーマは『教育先進国フィンランドに学ぶ教育政策』だった。

2000年からOECD(経済協力開発機構)が3年おきに実施している学習到達度調査(PISA)で、毎回上位に位置していたことから、フィンランドは『学力世界一』の国として注目されるようになった。

この研修会で講師を務めた水野達朗氏は、不登校の子ども達の復学支援や家庭教育支援に取り組んでいるほか、文部科学省の各種委員や、大阪府大東市の教育委員などとしても活躍している。

今回は、ご自身がフィンランドを訪れ、実際に教育現場を視察して感じたことなどについてお話しされた。

フィンランドは、教員のスキルの高さが世界的にも高い評価を受けているが、生活指導や進路指導などについて、専門家との分業が進んでいるあたりが、昨今『教員の働き方改革』が叫ばれている日本の教育界と大きく異なるようである。

また、保育園と小学校が足並みを揃えて情報の共有化を進めるとともに、学校や教員に大きな裁量権を持たせることによって、子ども達の発達・習熟度に応じたキメ細やかな指導を可能にしていることなどについては、今後私達も参考にしていかなければならない点であるように思われた。

さらに、この研修会では大阪府大東市の『家庭教育支援チーム』の取り組みについても紹介された。

この施策は、水野氏が同市の教育委員として実現に向けて力を注いだもので、フィンランドにおいて家庭教育の支援を行う『家族コーチ』を参考にしているとのことだった。