【12月27日】
一念発起して自室の大掃除に取りかかる。
嬉しいこと、楽しいことも沢山あったはずなのに、様々な人たちの温かい励ましも受けてきたはずなのに、なぜか自分の中では、辛かったことしか思い出せない2007年。
それでも、入院中に見舞いにきた友人からもらった本、選挙前の打ち合わせ用に作った書類、議会関係の資料、一般質問のなぐり書き、大学院のレジュメ、朗読劇で使った台本、青年会議所の書類等々…、山積みになった書類を1つ1つ整理していると、『あぁ、結構色々なことを経験してきたんだよな』と、悪いことばかりではなかったことに気付かされる。
どうか今年の経験が、来年以降の自分に活かすことができますように。
【12月24日】
TVのニュースを見ていて、クリスマスイヴだったことに気付く…。
『幸せの絶頂にいるような奴が、そんな女々しい歌を歌うな!』と、車のラジオから流れてくるGReeeeNの『愛唄』に思わず八つ当たり。
【12月22日】
東京で2つの勉強会に参加する。
まず、午後1時30分から憲政記念館で『地方自治ネットワーク』(尾崎行雄記念財団が運営する地方議員の会)主催による公開講座に参加。
今回の講師は、自民党・衆議院議員の土屋正忠氏。自身が22年間市長を務めた武蔵野市での取り組みを紹介しながら、今後の自治体運営のあり方について話された。
今では全国各地で導入しているコミュニティバスのさきがけ、『ムーバス』を走らせたのが、武蔵野市長時代の土屋氏であった。市内に住む高齢者からの1通の手紙がきっかけになり、実現までには5年の歳月を費やしたらしい。アイデア市長という一面だけがクローズアップされるが、だからこそ『正しい答えは市民の中にしかない』『二番煎じ・“ひらめきだけ”のアイデアは必ず失敗する』という言葉には重みがあった。(肝に銘じねば)
その後、浅草に移動して午後5時から『都市政治フォーラム』(明大公共政策大学院のOB・現役学生有志による会)の勉強会・懇親会に参加。元・読売新聞の記者で、政治評論家の高橋利行氏が講師を務めた。話は、今後の政局・政界再編に及ぶ。
高橋氏は、自社さ連立政権時代の菅直人厚生大臣の例を出し、『民主党が大きな仕事をするためには、自民党と大連立を組むべきだったのではないか』との自論を展開した。
それにしても…。これから政界再編が起きるとすれば、どんな対立軸で政党が創り上げられていくのだろうか。『憲法改正の是非』『親米vs親アジア』『自己責任vs手厚い社会保障』『グローバリゼーションに対する是非』、それとも単に自民・民主の部分手直しに過ぎないものになるのだろうか。
高橋氏の話を聞きながら、自分の足りない頭(※高橋氏の向かい側の『つむじ』)であれこれ思いを巡らせていた。
【12月23日】
事もあろうに、真岡市内で忘年会が3つ重なる。
いずれも自分が所属している団体の集まりで、早退け、遅刻の繰り返しに皆から大ひんしゅくを買う。あああ。。。
【12月20日】
真岡青年会議所で来年度活動する『コミュニティネットワーク委員会』の会議が行われた。(※青年会議所は1月からが新年度)
この委員会は、地域の行政や市民活動団体(NPOなど)の連携を図る事業を行っていく。議会の中でも、当初から強く訴えてきたテーマである。
それを青年会議所が仲介役となって活動する…。非常にやりがいを感じる。
今回の会議で話し合われたのは、4月に行われる講演会について。『テーマ、講師の選定』『どんな人に講演を聴いて欲しいか』『適切な場所と日時は』『講演会に加えて何かイベントはできないか』1人で考え込んでいた課題が、メンバーの活発な議論で1つ1つ形になっていく。
この雰囲気、これからも大切にしたい。
【12月15日】
商工会館で『環境とリサイクルを考えるシンポジウム』が開催された。
ごみ処理施設の建設計画が持ち上がる中で、市民は何を考え、どのように行動すべきなのか…。
シンポジウムでは、環境思想研究家である海上知明氏の基調講演と、環境問題に取り組んでいる市民5名によるパネルディスカッションが行われた。
とかく市民は、行政が掲げた計画の前で傍観しがちになる。
しかし、そうした中にあって、賛成・反対に関わらず『本当にこのままでいいのか?』と問い直そうとする行動が現れたことは、極めて貴重だと感じる。
また、ごみのリサイクルについての先進事例やユニークなアイデアなどが、パネラーやギャラリーから出され、参加していて大変勉強になった。
【12月11日】
一般質問の当日を迎える。この日私は、福田市政が現在力を入れている
『観光を切り口とした交流人口の拡大』というテーマを基本とし、
1.真岡木綿の振興策について
2.ごみ処理施設の建設計画について
の2点について質問を行った。
(内容はコチラ)
来年春に『真岡木綿会館』の完成を控え、今後、真岡木綿の振興策をどのように図るのかについては、いささか不満が残る内容だった。新製品の開発をはじめ、前向きな答弁とも受け取れるのだが、それらを活用して『どのように地域を盛り上げようとしているのか?』という部分が見えてこない。大切なのは、市、議会、商工会議所等が、どれだけ率先して『盛り上げ役』を買って出られるか、その意気込みを示すことではないだろうか。
また、開設される『真岡木綿会館』の年間来場者数を、わずか3,000人と予測しているのも、あまりに寂しすぎる。(それでも現状の2割増であるが)
ごみ処理施設については、『観光拠点の近くに施設を建設する計画と、現市政の方針との整合性』に的を絞って質問してみた。
『ごみ処理施設を“迷惑施設”としてではなく、人を引きつける魅力も持ちあわ
せた施設にしていきたい』という市長に考えには共感できる。
しかし、魅力ある施設にするならば、計画に示されたような、可燃ごみを従来
同様ただ集めて燃やす施設でいいのか、疑問が残る。
今後もこの問題については積極的に取り組んでいきたい。
【12月7日】
ようやく一般質問の原稿と、再質問時の『想定問答集』が完成する。
自分の場合、毎回、執行部の答弁を2~3パターンを予測して、個々の内容について切り返せるように、情報を集めながら『想定問答』を作っている。
あとは当日、質問している場で、執行部の答弁内容で納得いかない度合いと時間を見計らいながら、再質問すべき内容を決めている。
『そこまでやる必要があるのか?』自分の場合、単にアドリブに弱いだけッス!