【10月27日】

この日、監査委員の仕事である出納検査(真岡市における収入と支出の状況調査)と定期監査が行われた。

今回、定期監査の対象となったのは、農政課及び生産調整推進室と区画整理課だった。

農政課及び生産調整推進室に対しては、今年2月に発生した大雪の被害の最終状況、市内の耕作放棄地の量と対策、減反政策の見直しが予定されている中での対策などについて質問した。

一方、区画整理課に対しては、現在施行中の長田、亀山北、中郷・萩田地区の区画整理事業の進捗状況や、現時点で区画整理の要望が出ている場所や今後の予定について質問した。

ちなみに、真岡市の区画整理事業の整備率は、施行済と施行中のものを合わせて55%(市街化区域1,678haに対し)に達している。

この数字は、宇都宮市の24%、小山市の37%、足利市の26%などを大きく引き離して、栃木県内の市町では断トツのトップとなっている。

出納検査・定期監査が終了した後、大急ぎで東京へ。

065東京都荒川区内で行われた『関東若手市議会議員の会』の研修会に参加。

今回の研修会では、(1)小中学生へのタブレット端末の配布と授業効果、(2)議会でのタブレット端末の活用、(3)統一選に向けたネット選挙への対応などがテーマだった。

このうち『議会でのタブレット端末の活用』については、神奈川県逗子市議会の長島有里議員が、昨年度から同議会でiPadを全議員(さらに市長をはじめとする執行部も)が携行し、全国初の“タブレット議会”に移行したことによる効果について報告をしていただいた。

071①ペーパーレス化したことで、資源や経費の節約につながるということは、効果としてイメージしやすいが、そのほかに②論戦を交わしている議員と執行部が、その真っ最中であっても必要な資料が検索できるため、より深い議論ができるようになったこと、さらに③課題となっている案件(例えば通学路の危険個所など)について画像付きで説明ができるようになったため、議会及び執行部の間で問題の共有化が図られやすくなったことなどが挙げられた。

個人的には、荒川区が実施している『小中学生へのタブレット端末の配布』について特に関心があったのだが、定期監査の終了後に駆けつけたため間に合わなかったのがとても残念。

幸い資料だけはもらうことができたので、後程じっくりと読んでみたいと思う。

【10月24日】

081臨時議会が開かれた。

今回話し合われたのは、9月19日に破産した真岡ケーブルテレビ(株)について。

今回、執行部から出された議案は、①ケーブルテレビの設置及び管理条例、②ケーブルテレビ施設整備に係る備品の取得、③補正予算の計3件で、いずれも原案通り可決。これにより、ケーブルテレビ事業は11月1日から市に移管されることとなった。

今回の臨時議会に先立ち、市議会ではちょうど1週間前の17日に説明会を開き、その中で各議員から出された質問は、『過去の経営状態』、『将来的な市の負担の見通し』、『今後の運営体制』など62項目に及んだ。

結果的には、

1.加入世帯でテレビやインターネットが利用できなくなり混乱をきたす

2.地上デジタル放送の難視聴地域をケーブルテレビで対応している

3.行政情報を発信する手段の1つとして大きな役割を担っている

4.1人暮らしの高齢者の見守り対策としてケーブルテレビを活用した緊急通報システムが導入されている

5.国からの支援を受けてエリアを市内全域に拡張しており、仮に事業を打ち切った場合、国への返還金に加えてケーブルの撤去費用などで莫大なコストが発生する

といった理由から、多くの議員が議案に賛成はしたものの、“積極的賛意”を示した議員は1人もいなかっただろう。民間の事業について行政が公費を投入するということは、過去の事例を振り返っても分かるように、いずれも多くの批判にさらされてきた。

今後、ケーブルテレビ事業が市に移管されることになった訳であるが、『放送番組審議会』などの機関を活用し、外部の意見を積極的に取り入れながら、番組の充実化を進めていくことが、黒字化を急ぐ上でも必要不可欠の課題であると思われる。

055059なお、この日は臨時議会終了後も、青色回転灯搭載車による防犯パトロールで真岡西小学校の学区内巡回、大谷地区での健康講話などの行事が続いた。

【10月23日】

051『久保記念観光文化交流館』の開館式に出席。

以前、真岡市には『物産会館』(真岡木綿が隆盛を極めたころの木綿問屋の建物を保存・改修)があり、観光拠点の1つとなっていたが、東日本大震災により破損し、取り壊されてしまった。

その後、物産会館の向かい側に位置し、美術評論家だった故久保貞次郎氏の邸宅などを久保氏の家族から市が譲り受け、観光拠点として整備を進めてきた。

交流館の建物は計5棟。観光案内所や物産館、レストラン・カフェのほか、これまで市に寄贈された瑛九や池田満寿夫の作品など約1500点を順次展示する美術品展示館もある。

052こうした施設を整備することについては、様々なご意見があるのは事実である。私自身、この施設の整備のみをもってして、観光誘客の起爆剤とするというのはとても難しいことではないかと考えている。

私がこの施設に対して特に期待をしているのは、『創造美育』についての情報発信である。

『創造美育』は、久保貞次郎氏が生前に提唱していたもので、子どもの絵には独自の意味や価値があるとし、大人による子どもへの干渉を抑えて子どもたちの自由な感覚による『自己表現』を促し、もって生まれた創造力を育み、創造的な人間を育成することを目的としている。

現在、この施設の中で創造美育について伝えているのは、観光案内所の2階にある小さな展示スペースだけであり、個人的には大変もったいないと感じている。今後、見せ方に工夫を加えれば、真岡市発祥とも言うべき教育資源を活用したまちづくりということも可能なのではないかと考えている。

【10月19日】

039この日の午前中、西真岡保育園の運動会にお邪魔をする。

現在、西真岡保育園と同じ系列の西真岡第二保育園には、合わせて370名の園児が在籍しており、運動会は毎年合同で行われている。そのため、園児の数はもちろんであるが、何より応援をしている保護者の多さに圧倒される。

まだ体の小さい園児達が徒競走をしている様子をカメラにおさめると、観衆の間をかいくぐって走っているように見えてしまう。

046その後、真岡落語研究会の活動で八条地区の敬老会へ。

我々の“前座”で出演した『ケンちゃん』(市役所の安全安心課が交通安全を呼びかけるのに用いている腹話術の人形)が、会場で笑いを誘っていることに軽く焦りを覚えつつ、持ちネタの『答案用紙』を披露した。

【10月17日】

IMGP0224この日の夜、宇都宮市内で開催された若手経営者や起業家を対象にした勉強会『サクシードカフェ』に参加。

この勉強会は、経営コンサルタントの水沼啓幸さんが主宰しているもので、『“いい会社”とは何か?』をテーマに、全国各地の企業をモデルとしながら実例研究をしている。

『市議会議員のお前がなぜ?』と言われそうだが、議員を『政策と言う商品を提供する仕事』として考えると、とても学ばされることが大きい。

何より、同じ“若手”と言っても、議員の集まりと経営者の集まりでは、物事を見る切り口というものが全く違っていて、意見交換をしていても大変刺激になる。

なお、この『サクシードカフェ』は今回で一旦閉講となり、今後コンセプトを変えた勉強会が新たにスタートするとのこと。今からとても楽しみである。

【10月12日】

この日は、午前中に地元・大谷地区で防災訓練が行われた。

この訓練は、平成23年3月に発生した東日本大震災での教訓を活かそうと、2年前から自治会の主催で始まったもの。強制的なものではなく、住民はあくまでも自主的に参加をしているのだが、それでも参加者数は200名を超えた。

訓練では、各班で指示された1次避難所に集まり、その後、対策本部となっている大谷公民館に移動。テント張りなども体験した。

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午後からは、岡部記念館金鈴荘の庭園で開催された『真岡木綿ファッションショー』に出席。

このイベントは、真岡市の市制施行60周年記念事業の一環として企画されたもの。平成16年から行われてきた『ミスコットンコンテスト』の歴代優勝者などが、真岡木綿の着物を披露した。

案内状が来た時点では、『会場に出向いて、ファッションショーを見ればいいのか…』と気軽に考えていた。しかし、市の担当課からある日『真岡木綿の着物をお持ちの議員さんにもランウェイを歩いていただくとことになりました』という連絡を突然受け、大いにうろたえた(落語をやっていることもあり、1着所持しております)。

齋藤議長、田上議員などとともにランウェイを歩いたのだが…、久しぶりに『顔から火が出る程恥ずかしい』という思いを経験した。

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【10月7日】

20141007 若市議 関東役員会-2東京都新宿区内にて開催された『関東若手市議会議員の会』の役員会に出席。

この会は、毎年度9月1日からスタートする。ただし、9月中はどこの市議会でも定例会が行われるため、閉会して一段落したこの時期から本格的に活動開始となる。

今年度、『関東若手市議会議員の会』の会長は、茨城県取手市の佐藤隆治議員が務める。

佐藤さんは取手市議会の議長もされている。“超激務”にはなるだろうが、これまで茨城ブロックを盛り上げてきた熱血漢であるので、きっとやり切ってくれるものと信じている。

今回の役員会では、今後の研修や統一地方選における選挙支援のあり方などについて話し合われた。

 

 

【10月6日】

市議会で会派代表者会議が開かれた。

先月の24日に所属会派である『真政クラブ・公明』の副代表に就任した私にとっては、これが実質的な“初仕事”となる。

今回話し合われたのは、経営破たんした真岡ケーブルテレビ株式会社について。

市としては今後事業を継承し、新たな指定管理者を探していく方針であり、今月24日にはこの件に関して臨時議会が行われる予定となっている。

ただし、議員の間からは『執行部からより詳細な説明を求めたい』『議会として独自に調査を行うべきでは』といった意見が多く寄せられていた。

この日の話し合いでは、まず各会派(無会派の議員は個人)で疑問点について『質問書』を取りまとめ提出すること、臨時議会の1週間前(17日)に行われる議員協議会の後にこの件に関する『調査会』を開く(その席上で質問書についての答えを聞く)ことなどが決まった。

議員の中には『特別委員会の設置』を求める声もあったが、

①経営破たん後の対応が急がれる中で、特別委員会を設置(一度本会議を開き、設置について議決をする手続きが必要)する時間的な余裕がない

②特別委員会で審議する場合、限られた議員しか参加できないことも考えられ『情報の共有化』に課題が残る

③質問に対する回答の中身によっては、議会として何らかの対応を迫られことも考えられ、それにはある程度の時間を要する(臨時議会当日で完結するのは不十分)

などの理由から今回の方法を採用した次第。

『ベストな方法』と言い切ることはできないが、少なくとも、重要案件に対して議員間の議論を深めるということでは、特別委員会方式より『ベターな方法』を選択したとは考えている。

【10月4日~5日】

『ねんりんピック栃木2014』のマラソン交流大会が真岡市で行われた(毎年恒例の井頭マラソンと併せて行われました)。

この『ねんりんピック』は、厚生省(現在の厚労省)の創立50周年にあたる昭和63年から毎年行われているもので、今大会は栃木県内の20市町で、スポーツ20種目、文化4種目が行われた。

4日の歓迎式では、全国各地から集まったマラソン交流大会の参加者(266名)の中で、特に高齢の方に対して表彰が行われた。

033写真中央、表彰を受けている方は今大会の最高齢者で、兵庫県の代表選手で3kmの部に出場する永田光司さん。御年93歳ということだから、表彰状を読み上げている井田市長とは親子の年齢差ということになる(カクシャクとされていて、とてもそんなふうには見えませんでした)。

0345日の大会当日は、台風18号の影響もあり雨の中で行われることとなったが、井頭マラソンと併せて約1600名のランナーが健脚を競った(写真は中学生男女5kmの部がスタートした時の様子)。

【10月2日】

朝、寝ぼけ眼で下野新聞を開いてみると、『真岡市5小学校図書館 司書委託、早くも効果』という記事が目に入る。

真岡市では、昨年度(と言っても今年1月ですが)から、読書力向上を図るため、市内5つの小学校に専任司書を配置している。

記事によれば、5校平均で学校図書館の利用者数、貸出数とも前年比2割増で、この結果を踏まえて、真岡市では対象校を来年度は市内全域に拡大したい考えという。

『学校図書館に専任司書を』ということについては、私がまだ1期目だった平成17年12月定例議会にて初めて一般質問で取り上げ、以来何度となく執行部に提案をしてきたもの。

昨年度になってようやく試験的に実施されることになったが、その効果が早くも表れ、さらに来年度は市内全域に拡大させる計画であることを知り、本当にうれしい限りである。

025この日は午前中に、市が真岡駅前の空き店舗で整備を進めてきた『まちなか保健室 ほっとステーション駅前館』のオープニングセレモニーがあった。

この施設は、高齢者の居場所づくり、日頃からの健康管理を目的としているもので、血管年齢測定器や体組成計などを使っての健康セルフチェックのほか、看護師や保健師に健康相談(水曜、金曜、日曜の午前10時~午後3時)もできる。

これについても、平成23年2月定例議会の一般質問で提案し、今回ようやく形となった。栃木県は脳卒中の死亡率が全国で特に高く、その中でも真岡市における死亡率は栃木県全体の数字よりも悪い。

そうした中で、今後ますます増える高齢者が介護を必要とせず、安心して生活するための仕組みづくりとして、気軽に集まって趣味などに打ち込むとともに、そこに専門家を配置して健康相談などもできる場はできないものか…。そうした思いから提案をしたものだった(理想としては今後中学校区に1つずつ整備されれば、と思っていますが)。

028シンドイ思いに駆られることも多い議員の仕事であるが、こんなふうに自分の提案してきたことが形になって、それが誰かの役に立っていることを実感できた時、ささやかなやりがいを噛みしめることができるのである。

蛇足ながら…。この日はソフトバンクホークス(南海時代からのファンでありまして…)がパリーグ優勝を決め、自分にとっては嬉しいことが重なったので、家族が寝静まってからこっそり祝杯を挙げた次第。。。

【10月1日】

023真岡市は、今から60年前の昭和29年10月1日に市制を施行した。

それを記念して、毎年この日に『市政功労者表彰式典』が開催されている。

今年は、自治会・消防団・市の各種審議会などで長年活動を続けてこられた方々、さらに篤志寄付をされた方々など、59名の方々と3つ団体が表彰を受けられた。

振り返ってみると、私自身も3年前は表彰される側の1人だった。ただし、あの時は東日本大震災の直後で市民会館が使用できず、式典は違う会場で行われた。

市制施行60周年の節目の年。市民会館がリニューアルオープンを果たし、再びこの会場で式典が開催されるようになったことを思うと大変感慨深い。

今回は冒頭に、真岡市出身のフルート奏者である大越絵梨花さんによる『川の流れのように』や『ふるさと』などの演奏も披露され、式典に花を添えた。

 

【9月28日】

014この日は、午前中に地元・大谷地区で敬老会が行われた。

今年、この地区で敬老会に招待された高齢者(70歳以上)は170名にのぼる。

私が市議になった平成15年頃を思い起こすと、敬老会は隣の地区と合同で開催されていた。しかし、現在は高齢者が年々増加していることもあり、それぞれの地区で行われるようになった。

それにしても…。参加者の皆さんの様子を見ると、“老”という字を用いるのが適切なのか疑問に思うほど、その元気さに圧倒される。

スポーツ大会や趣味・教養の講座などへの参加はもちろんのこと、地域の中でのボランティア活動にも積極的に関わっておられ、同じ地域に住む“若輩者”としては頭が下がるばかり。

016大谷地区の敬老会の後、市民会館小ホールで行われた『そよ風によせてコンサート』にお邪魔をする。

このコンサートは、真岡市内で音楽活動を展開している大幡真琴さんが6年前からスタートさせたもので、今回で4回目となる(2年に1度のペースで開催しています)。

大幡さんは、10代の時に若年性白内障を患い、その後視力を失った。それでも、幼いころから大好きだった音楽をあきらめることなく、マッサージ師の仕事の傍ら、楽器の演奏や作詞作曲などを続けてきた。

大幡さんとは、1週間前に行われた視覚障がい者のバス研修でご一緒させていただいたばかり。普段は穏やかで周囲を和ませている大幡さんのどこからこのような情熱が湧き上がってくるのか、ステージ上で演奏する様子を見ていると、そのギャップには本当に驚かされる。

中村かずひこ通信64号