【9月30日】
【9月29日】
真岡市で敬老会を主催しているのは各自治会なのだが、高齢者の増加に伴い、昨年から対象年齢が『70歳以上』から『75歳以上』に引き上げている。
今回、大谷地区では約130名の方々が該当者だった。
大谷地区には高齢者のグループとして『福寿会』というものがある。会員の皆さんが、公園の清掃や子ども達の登下校の見守り活動など、地域活動の中心となって今もご活躍されていることには本当に頭が下がる。
また、今年は真岡市の高齢者スポーツ大会において、大谷地区が『輪投げ』の部門で優勝し、県大会に出場を果たすという明るい話題もあった。
『人生100年時代』と言われ、全国では約100歳以上の方々が7万1千人もいるという(これは大田原市の人口とほぼ同じです)。
皆さんにはこれからもお元気でお過ごしいただきたいと思う。
【9月26日②】
この日の夜、ヨガのインストラクターを務めている妻が、真岡市内のヨガ仲間と京都へ。
以前からヨガの指導を受けているインド人のマスター・スダカー(ヨガに精通した方々の間ではカリスマ的な存在らしいです)が、平安神宮で開催する『奉納ヨガ』の運営をお手伝いするのが目的。
数週間前に『京都に安上がりで行く方法』について尋ねられたので、こちらも冗談で『大泉洋みたいに深夜バスで行ったら…』と言ってはみたが、まさか本気にするとは。。。
午後9時近くに宇都宮の柳田車庫を出発し、翌朝の6時ごろに京都に着く予定だとか。
『行ってきまーす!』と元気に出発した妻であったが、この9時間後はたしてどうなる…?(『水曜どうでしょう』の藤村ディレクターの気分)
平安神宮で行われた『奉納ヨガ』についてはこちらを⇒妻・光江のブログ「ヨガ教室@真岡市」
【9月26日①】
9月定例議会もいよいよ大詰め。
この日は『決算審査特別委員会』が開かれ、私は以下の9項目について質疑を行った。
1.障がい児通所支援事業費について
2.子ども学習支援事業費について 3.老人福祉費について 4.地域共助活動推進事業費について 5.放課後児童健全育成事業費について 6.保育所費について 7.もおかフィルムコミッション運営補助金について 8.河川総務費について 9.不登校対策費について |
真岡市議会では、前年度の決算審査をする場合、まず各常任委員会(総務、民生文教、産業建設)で分担して、それぞれが所管する課の審査した後、慎重審査を期すため『決算審査特別委員会』で再審査をする。
なお、この『決算審査特別委員会』は市議会の議場を使って、全議員が参加して行われる。
私達議員にとって決算審査は、次年度の予算案に自分の想いを反映させていくための貴重な機会である。
今回、私が行った質疑は『障がい児の放課後等デイサービス』、『要保護世帯の子ども達に対する学習支援』、『保育所や学童保育の待機児童問題』、『不登校対策』など、子ども達に関するものが、結果的に多くを占めた。それだけ、真岡市としては教育や子育て環境の整備に向けて、まだまだやらねばならないことが山積しているということだと思う。
【9月24日】
この日は、市議会の『決算審査特別委員会』で行う質疑の通告締切日だったが、その前に『秋の交通安全県民総ぐるみ運動』(運動期間:9月21日~30日)の街頭指導が、朝7時30分から行われた。
私も高間木の交差点に立ち、交通安全を呼びかける取り組みに参加させていただいた。
真岡警察署の発表によれば、今年の真岡市内における交通事故発生状況は、
発生件数 72件(-12件)
死者数 2人(-1人) 負傷者数 87人(-6人) 8月18日時点 ( )内は前年同期比 |
という状況で、交通事故の発生件数、死者数、負傷者数は、いずれも昨年の同時期と比較して減少している。
なお、今回の運動の重点項目は、
(1)子供と高齢者の安全な通行の確保
(2)高齢運転者の交通事故防止
(3)夕暮れ時と夜間の歩行中・自転車乗用中の交通事故防止
(4)全ての座席のシートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底
(5)飲酒運転の根絶
という全国共通の5項目に加えて、栃木県独自に
(1)『子どもや高齢者に優しい3S運動』の推進
(2)『夜間走行中の原則ハイビーム』の徹底
の2項目が掲げられている。
【9月22日】
明治大学公共政策大学院主催によるシンポジウムとホームカミングデーに出席。
シンポジウムでは『スポーツイベントと地域創生』と題し、株式会社電通の執行役員で、公共政策大学院の招聘教授でもある上條典夫氏が基調講演を行った後、サッカーの元日本代表で主将を務めた加藤久氏や、スキー・ノルディック複合で冬季五輪2大会連続の金メダルに輝いた荻原健司氏などによるパネルディスカッションが行われた。
上條氏や、青木尚二氏(株式会社JTB執行役員)などが、『健康寿命の延伸』や『地域スポーツコミッション』を切り口として、スポーツを軸とした地域振興の有効性について述べた一方で、加藤氏や荻原氏はアスリートの立場から、行政がスポーツと関わる上でこれまで欠けていた視点について触れていたのが興味深かった。
例えば『合宿地の誘致』という1つのテーマだけを考えても、活性化に向けたツールとしてスポーツを捉えている自治体と、あくまでも勝利を希求して合宿に参加しているアスリートでは、自ずと取り組みたい施策・求めているサービスに違いが出てくる。
私も、以前に『大学生などの合宿を真岡市に誘致してはどうか』ということを、議会で何度か提案をしたが、今回改めてこのテーマの意義や奥深さ、難しさを教えられたような気がした。
このシンポジウムの後、卒業生達が集まるホームカミングデーにも参加。
私が大学院に通っていたのは、平成17年4月から20年3月まで。議員活動の1期目の3年目から2期目の1年目という時期。
社会人を対象とした専門職大学院であるため、授業は主に夜行われていた。
夕方から東京に通学し、帰宅は深夜の1時過ぎということもあったので、当時は本当にキツかったが、同じように仕事との両立に挑んでいた各地の議員や職員、首長などの姿に励まされ続けたことが、今は懐かしく思い出される。
【9月14日&21日】
真岡市内では、2週にわたって週末に小学校の運動会が行われ、私は真岡地区の4校(14日が真岡小学校と亀山小学校、21日が真岡西小学校と真岡東小学校)にお邪魔をした。
例年、同じ日に開催されていたが、今年は2週に分かれていたこともあり、各校ともいつも以上にゆっくりと、元気いっぱいグラウンドを駆け回る子ども達の様子を見ることができた。
真岡東小学校では、6年生になる甥っ子が、小学校生活で最後となる運動会。
各組(真岡東小学校は、伝統的に青組、赤組、黄色組に分かれます)対抗のリレーで、アンカーとして出場。見事に優勝のゴールテープを切った。
甥っ子と初めて出会ったのは、妻と結婚する直前の時期。小学校入学を間近に控えていた頃で、あんなに幼くて泣き虫だったのに…。これまでの6年間の出来事があれこれと思い出されて、思わず目頭が熱くなる。
【9月19日~20日】
市議会では、12日から常任委員会での審議が始まった。
19日と20日の2日間は、私が所属している総務常任委員会が行われた。
総務常任委員会は、以下の19の部署について所管をしている。
秘書室、総合政策課、新庁舎周辺整備推進室、総務課、情報政策課、財政課、新庁舎建設準備室、税務課、納税課、監査委員事務局、選挙管理委員会、公平委員会、市民課、二宮支所、市民生活課、環境課、国保年金課、会計課、議事課(議会事務局)
今回の主要テーマは、平成30年度の決算審査。
この5年程度の期間、市税収入に対する収入未済額(税金の未納など)が大幅に改善され、職員の努力の跡が見られる一方、職員の中で研修に参加する人数・件数とも減少傾向にある点が気になった次第(昨年も同じような感想を抱いたような気がします)。
人口減少、高齢化、厳しい財政運営等々…。自治体職員の仕事にも新しい発想が求められる中にあっては、もっと積極的に学ぶ意欲がなければならない。
今年度から真岡市議会では、民生文教、産業建設、総務の各常任委員会について、開催日を重複しないように設定している。そのため、我々議員は自分が所属していない委員会の傍聴も可能になった(間仕切りの必要がなくなったので、委員会室が随分広く使えるようになりました)。
今回、どの委員会にも5~8名の議員が傍聴をしていた。私も12日に民生文教常任委員会を、17日に産業建設常任委員会をそれぞれ傍聴したが、他の議員がどういった視点で決算をチェックしているのかを見ることは、自分の視野も広がり非常に参考になる。
【9月11日】
前日まで行われた質疑・一般質問が終わり、翌日からの各常任委員会を控えたこの日、会派『もおか新時代』のミーティングを行った。
今回の課題は、議会閉会日(9月30日)に執行部に提出予定の『建議要望』の取りまとめと、明日から行われる常任委員会を前に決算資料の読み込み。
一般質問で訴える政策は『1人の議員の要望』に過ぎないが、建議要望として提出する政策は『会派の所属議員の総意』であるため、主張にも重みを増す。当然のことながら、個々の議員が掲げる主張は決して同じではないため、会派としての合意形成は結構難しい作業となる。
また、決算については、各自が前日までに資料に目を通してきて、疑問に感じた部分をこのミーティングでぶつけ合う。そして、浮かび上がった疑問点を、それぞれのメンバーが所属する委員会で、会派を代表して質疑をしていく。
今回審議する平成30年度の決算は、石坂市長が就任して初めて予算を編成し、執行したものになる。『いちごサミット』の関連事業をはじめ、新規事業が数多く盛り込まれていたこともあり、我々議員としても、今まで以上に厳しい目でチェックをしていかねばならないと思う。
【9月9日】
質疑・一般質問の1日目。この日、私は2人目として登壇し、所属会派の『もおか新時代』を代表して以下の5件について質問を行った。
1.新庁舎周辺整備事業について
(1)新たな図書館の蔵書数や閲覧スペース、駐車・駐輪スペース等について (2)対象エリア周辺の空き家・空き店舗対策等について 2.ふるさと納税について (1)平成30年度の収支状況について (2)さらなる財源確保に向けた取り組みについて (3)制度自体の見直しについて 3.防災・減災対策について (1)災害図上訓練のさらなる普及について (2)救援物資保管のあり方についてについて (3)避難所のあり方について 4.協働のまちづくりについて (1)『協働推進課』の設置について (2)生涯学習講座『新・真岡市民大学』の立ち上げについて 5.起業家等の育成・支援について (1)市長の公約『ローカルベンチャー企業創出支援』に対する自己評価について (2)インキュベーション・マネージャーの現状について (3)起業家の活動拠点整備について |
執行部は答弁の中で、
●真岡市のふるさと納税は、約3200万円の赤字(平成30年度)であったこと
●総合運動公園内に整備計画中の災害用備蓄倉庫は、令和5年度完成予定であること
などを明らかにした。
空き家・空き店舗対策、ふるさと納税、防災・減災対策、協働のまちづくり、起業家の育成等々…。今回質問で取り上げたテーマは、いずれも『市民の主体的な取り組み』が期待されるものである。
違う言い方をすれば、行政が“待ちの姿勢”であってはならない課題でもある。それらが円滑に進むためには、行政側からの積極的なアプローチ、仕掛け、誘導策というものが求められる。
私だけでなく、今回質問した議員に対する答弁全体を見ていると、そうした意識が行政内部において、まだまだ希薄であるように感じられた。
例えば、起業家が育つためには起業家自身の努力が不可欠なのは言うまでもない。しかし、『空き店舗バンク』に登録している店舗数がわずか2店舗では、活動の場を確保することさえ不可能である。その結果、真岡市の出身者が、市外で起業している事例が散見されていることなどについては、もっと重く受け止めるべきだと思う。