【12月22日】

004-2台町の好文堂書店にて落語会が行われた。この会は、いちごてれびの正月番組『新春爆笑寄席』の収録会(1月1日~3日放送予定)を兼ねていて、毎年暮れのこの時期に開催している。

今回は何と私がトリを務めることに…。平成元年に高校の落語同好会に入り、来年でちょうど芸歴(?)25周年ということで、先輩方が気遣ってくれたものと思われる。

今回挑戦したのは『井戸の茶碗』という、本題だけで約30分ほどの比較的長いお噺。

屑屋をしている正直者の清兵衛が、長屋で千代田卜斎という浪人から『仏像を引き取って欲しい』と依頼され、引き取って間もなく肥後の細川家家臣である高木作左衛門がその仏像を買う。あまりにも煤けていたため、高木が仏像を磨いていると、中から50両という大金が出てきて、そこからひと騒動が起きる。

東日本大震災の発生から半年ほど経った頃、たまたまこの噺を聞く機会があった。登場人物が全員“バカ”がつくほど正直者で、それゆえに起きる騒動が何とも滑稽でありながら、心が温かくなる内容だった。それ以来ずっと『いつかこの噺をやってみたいなぁ』と思っていた。

上手くできたかどうかは分からないが、とにかく今は『やっと演じることができた』という達成感に浸っている次第。。。