【11月10日】

会派視察の最終日であったが、この日は『男女共同参画社会づくり市民会議』が予定されていた。議会からは文教常任委員長の私と、総務常任委員長の荒川洋子議員が出向しているため、2人でひと足早い新幹線で真岡へ戻る。
テーマは、10月14日に行われた『男女共同参画社会推進条例』の条例案づくり。
前回の会議で、各委員から様々な意見が出されたが、事務局サイドは一切修正せず『このまま12月の定例議会に上程したい』とのことなので、『ちょった待った!』と相成る。
DV(ドメスティックバイオレンス)の定義づけや、行政の責務などの表記について、各委員で意見を出し合い修正を試みる。県内他市の条例と比較しても、最も進んだ条例案になったのではないだろうかと自負している。
ただし、その後委員の中で意見が分かれたのは、今後の手続きについて。
私は『アンケートやパブリックコメントなど、広く市民の意見を聴取してから議会に上程すべき』という考えだったが、大半の委員は『1日も早く条例を制定すべきで、市民からの意見を聴取する時間はない』という意見だった。
『男女共同参画社会推進条例』のような条例は罰則規定がなく、市民が価値観を再確認することが主な目的となる。そのため制定したことで効果が表れるような単純なものではない。特に男女共同参画社会づくりのように、市民の間にも様々な考え(『男女共同?そんなものいるか!』と考えている男性も未だ多い)がある場合、どれだけ多くの市民を巻き込んで議論をし、お互い納得できるものになるかがカギとなる。
いたずらに条例の制定を急いで、文字通り『仏作って魂入れず』にならなければ良いが。
とにかく、今後は議会での審議が行われることとなる。各議員とも十分な議論を行いながら、より良い方向性を模索していきたい。