近況報告

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【8月20日】

真岡市議会の1期・2期議員有志による勉強会(会派の枠を越えてやっております)。
これまでのメインは『議会改革』だったが、財政や個々の政策についても学びたいという声が出て、今回は市内で税理士をされている田中千博さんをお招きして『新公会計制度の取り組み方』について勉強した。
原則として、全国の自治体では平成21年度から、『貸借対照表』、『行政コスト計算書』、『純資産変動計算書』、『資金収支計算書』の4表の整備・公表(民間企業と同様の『複式簿記の発生主義』)が求められることになった。税制破たんした北海道夕張市などが代表的な例であるが、自分たちの借金の状況を把握しきれていない自治体が多いこと
が、導入の背景としてはある。
田中税理士には、導入の意義や4表それぞれの目的など分かりやすく説明していただき、大変ありがたく思っている。
これを即座に議会活動で活かしたいところだが、議会に示される表は大枠だけであるので、その辺りがなかなか…。結局は、議会改革(特に決算審査の方法)が必要という結論になってしまう。

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【岐阜県にて日帰り研修】

5月13日(月)、岐阜県の岐阜市と多治見市で行われた「全国若手市議会議員の会OB会」の研修に参加してきました。

 

今回の研修内容は、
(1)こどもサポート総合センターとエールぎふ(岐阜市子ども・若者総合支援センター)について
(2)自動運転バスの5年間の試行運行について
(3)NPO法人「ママズカフェ」の取り組みについて

 

岐阜市では、昨年11月から自動運転バスの運行が5年間にわたって行われています。自動運転バスを走らせている自治体は少なくありませんが、現在公道を使って運行しているのは全国で岐阜市を含めて9ヶ所。

 

岐阜市ではこの半年間で、2万人以上の人たちが自動運転バスに乗車したとのことです。

 

私たちもこの日の研修で、岐阜市役所から岐阜駅までの区間、自動運転バスに乗せていただきました。最高速度が30km/h程度であるため、周囲の自動車の進行を妨げてしまう光景も見られ、そういった点がこれからの課題かも知れません。しかし、専用の通行レーンを設けるといった取り組みを進めると、さらに可能性が広がるのではないかと感じました。

 

人口減少にともない、運転手など担い手の確保が大きな課題になりつつある中、公共交通の持続可能性を高めるためにも、自動運転バスは1つの切り札になっていくものと思われます。

 

また、この日は岐阜市が児童虐待の防止と早期発見・対策のために、令和4年度からスタートさせた「こどもサポート総合センター」(市教委、県警、児相が同じフロアで連携)、さらに多治見市では子育て世代を対象としたカフェの運営や起業支援を行っているNPO法人「ママズカフェ」(平成13年からスタートさせたという全国でも先駆けの組織)の取り組みについても研修を受けてきました。

 

前日に地元での行事が、そして翌日には市議会の会議があったため、この日のみの研修参加となってしまいタイトなスケジュールでしたが、非常に多くの収穫がありました。

 

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