近況報告

NEWS

【1月1日】

2011年の年明け。大一番の年だと思う。自分にとっても、真岡市にとっても。
昨年1年間を振り返ると、『自治基本条例』の検討組織が発足したり、『もおか出前講座』がスタートしたりと、協働のまちづくりに向けて大きな動きがあった。また、3月議会以降、議会制度の改革が少しずつ始まったのも印象に残った1年だった。
今後挑みたいテーマは『教育・生涯学習の充実』と『地域経済の活性化』である。
新学習指導要領への移行時期にあたり、教育現場は今大きく揺れている。国からの指示待ちではなく、真岡市としてあるべき教育の方針を打ち出す必要を強く感じる。また、協働のまちづくりの制度が整いつつある中で、それを有効に活用するためには我々大人ももっと自分の住むまちのことについて学ぶ姿勢が不可欠となる。
そして、一昨年のコマツ、昨年の福田屋百貨店と、真岡市からの徹底話が相次いでいる中で、真岡市の地域経済も『優良企業の誘致』頼みではなく、発想を転換させて地道に時間をかけながら『地場産業の育成』に力を注ぐ必要がある。観光分野も含めた『地域ブランドの確立』にも本腰を入れていかなければならない。
『教育・生涯学習の充実』と『地域経済の活性化』。一見関係のないようにも見える2つの課題は、その大元の部分で『内発的発展』というキーワードで結びつく。(これらが本当に結ることができれば、絶対に面白いまちづくりができるように思う。
閉塞感にさいなまれている今この時代。でも、そこから抜け出す答えは必ずある!市議会議員として8年間活動を続けてきたが、今ほどこの仕事にやりがいと気概を感じている時はない。

最新の記事latest articles

  • 2024/05/15
    【岐阜県にて日帰り研修】
  • 2024/05/15
    【重い言葉でした】
  • 2024/04/30
    【広報もおかの音訳作業】
  • 2024/04/30
    【“消滅可能性自治体”と誰が言…
  • 2024/04/30
    【栃木県戦没者合同慰霊祭】

カテゴリーcategory

アーカイブarchive

近況報告

NEWS

【岐阜県にて日帰り研修】

5月13日(月)、岐阜県の岐阜市と多治見市で行われた「全国若手市議会議員の会OB会」の研修に参加してきました。

 

今回の研修内容は、
(1)こどもサポート総合センターとエールぎふ(岐阜市子ども・若者総合支援センター)について
(2)自動運転バスの5年間の試行運行について
(3)NPO法人「ママズカフェ」の取り組みについて

 

岐阜市では、昨年11月から自動運転バスの運行が5年間にわたって行われています。自動運転バスを走らせている自治体は少なくありませんが、現在公道を使って運行しているのは全国で岐阜市を含めて9ヶ所。

 

岐阜市ではこの半年間で、2万人以上の人たちが自動運転バスに乗車したとのことです。

 

私たちもこの日の研修で、岐阜市役所から岐阜駅までの区間、自動運転バスに乗せていただきました。最高速度が30km/h程度であるため、周囲の自動車の進行を妨げてしまう光景も見られ、そういった点がこれからの課題かも知れません。しかし、専用の通行レーンを設けるといった取り組みを進めると、さらに可能性が広がるのではないかと感じました。

 

人口減少にともない、運転手など担い手の確保が大きな課題になりつつある中、公共交通の持続可能性を高めるためにも、自動運転バスは1つの切り札になっていくものと思われます。

 

また、この日は岐阜市が児童虐待の防止と早期発見・対策のために、令和4年度からスタートさせた「こどもサポート総合センター」(市教委、県警、児相が同じフロアで連携)、さらに多治見市では子育て世代を対象としたカフェの運営や起業支援を行っているNPO法人「ママズカフェ」(平成13年からスタートさせたという全国でも先駆けの組織)の取り組みについても研修を受けてきました。

 

前日に地元での行事が、そして翌日には市議会の会議があったため、この日のみの研修参加となってしまいタイトなスケジュールでしたが、非常に多くの収穫がありました。

 

最新の記事latest articles

  • 2024/05/15
    【岐阜県にて日帰り研修】
  • 2024/05/15
    【重い言葉でした】
  • 2024/04/30
    【広報もおかの音訳作業】
  • 2024/04/30
    【“消滅可能性自治体”と誰が言…
  • 2024/04/30
    【栃木県戦没者合同慰霊祭】

カテゴリーcategory

アーカイブarchive