近況報告

NEWS

【4月14日】

今月上旬からニュースレターを後援会員を中心にお配りしているが、これは『やってよかった』と実感している。
日常の行動範囲だけに絞ってしまうと、真実の状況を把握することが難しい。これまで、いかに震災の影響を一面的に見ていたか、市内全域を歩いて改めて思い知らされている毎日である。
液状化した道路、倒壊した納屋、地盤沈下で傾いた家、原発事故の風評被害も想像していた以上だ。様々な方々に直接会ってお話を聞くと、行政の対応についての不満、仕事や健康に対する不安等々…世代、性別、職種、お住まいのエリアによって、発せられる内容は全く異なる。
ただし、行政に対する不満の大半は『情報発信不足』で括れるように思われる。震災から1か月以上経過してもなお、災害対策本部があること自体知らなかった方も多い。『行政が今、どういう復旧・復興作業を、どういった根拠に基づいて行っているのか?』そうした部分の補足説明があれば、ここまで市民の行政不信が芽生えることはなかったかも知れない。そもそも、行政内部で『情報の共有化』は行われているのか、それ自体疑問が残る。
これまで話を聞いてきて、一番印象に残ったのは、ある友人の母親から言われた一言である。『ねぇ、中村君。私達が生きている間に、真岡市は元の姿に戻るかしらねぇ…』
いや、元の姿に戻るだけじゃダメだ。『元の姿+α』までやってこそ震災復興だ。
そこまで創り出して、震災前よりもっと良くなった真岡市を、友人の母親には見せてやりたい!

最新の記事latest articles

  • 2024/05/15
    【岐阜県にて日帰り研修】
  • 2024/05/15
    【重い言葉でした】
  • 2024/04/30
    【広報もおかの音訳作業】
  • 2024/04/30
    【“消滅可能性自治体”と誰が言…
  • 2024/04/30
    【栃木県戦没者合同慰霊祭】

カテゴリーcategory

アーカイブarchive

近況報告

NEWS

【岐阜県にて日帰り研修】

5月13日(月)、岐阜県の岐阜市と多治見市で行われた「全国若手市議会議員の会OB会」の研修に参加してきました。

 

今回の研修内容は、
(1)こどもサポート総合センターとエールぎふ(岐阜市子ども・若者総合支援センター)について
(2)自動運転バスの5年間の試行運行について
(3)NPO法人「ママズカフェ」の取り組みについて

 

岐阜市では、昨年11月から自動運転バスの運行が5年間にわたって行われています。自動運転バスを走らせている自治体は少なくありませんが、現在公道を使って運行しているのは全国で岐阜市を含めて9ヶ所。

 

岐阜市ではこの半年間で、2万人以上の人たちが自動運転バスに乗車したとのことです。

 

私たちもこの日の研修で、岐阜市役所から岐阜駅までの区間、自動運転バスに乗せていただきました。最高速度が30km/h程度であるため、周囲の自動車の進行を妨げてしまう光景も見られ、そういった点がこれからの課題かも知れません。しかし、専用の通行レーンを設けるといった取り組みを進めると、さらに可能性が広がるのではないかと感じました。

 

人口減少にともない、運転手など担い手の確保が大きな課題になりつつある中、公共交通の持続可能性を高めるためにも、自動運転バスは1つの切り札になっていくものと思われます。

 

また、この日は岐阜市が児童虐待の防止と早期発見・対策のために、令和4年度からスタートさせた「こどもサポート総合センター」(市教委、県警、児相が同じフロアで連携)、さらに多治見市では子育て世代を対象としたカフェの運営や起業支援を行っているNPO法人「ママズカフェ」(平成13年からスタートさせたという全国でも先駆けの組織)の取り組みについても研修を受けてきました。

 

前日に地元での行事が、そして翌日には市議会の会議があったため、この日のみの研修参加となってしまいタイトなスケジュールでしたが、非常に多くの収穫がありました。

 

最新の記事latest articles

  • 2024/05/15
    【岐阜県にて日帰り研修】
  • 2024/05/15
    【重い言葉でした】
  • 2024/04/30
    【広報もおかの音訳作業】
  • 2024/04/30
    【“消滅可能性自治体”と誰が言…
  • 2024/04/30
    【栃木県戦没者合同慰霊祭】

カテゴリーcategory

アーカイブarchive