近況報告

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【1月12日】

真岡市議会の1~3期議員有志で続けている勉強会を、市役所内の会議室で開催した。
今回のテーマは『議会改革に向けての今後の課題』について。
勉強会では、まず『自治基本条例検討市民会議』のメンバーになっている齊藤重一議員から、市民会議におけるこれまでの経緯が報告された。現在、市民会議では『議会と市民との関係』について話し合いが進められている。
出された意見の内容を見ると、『議員と市民のコミュニケーション不足』(市民の意見をもっと聞いてほしい、議員の仕事が見えない等々)を指摘する声が特に多かった。
その後、平成22~23年度に達成された議会改革の中身や、今も未着手の課題について私の方から論点整理をさせていただいた上で、参加した議員同士で意見交換を行った。各議員からは、議会基本条例制定の必要性や、一般質問、常任委員会、議員協議会(全協)などのあり方について意見が寄せられた。
この勉強会は、改選前に議員定数の問題が議論されていた平成22年の3月頃、当時の1~2期だった8名の議員によって結成したもの。『議会改革をメインテーマとしながら、様々な市政の課題について超党派で勉強したい』という想いから現在も続いていて、改選後に1期議員などが新たに加わった。
今回の意見交換では、勉強会の結成当時には挙がらなかった『議員協議会のあり方』などの新しい課題も出され(震災後の対応や、ごみ処理施設建設問題などを各議員が経験した結果と思えるが)、議会改革はまだまだ先の長い課題であることを改めて感じた。
とにかく、出された意見は議員の存在意義に関わるものが多い。できる限り実現に向けて調整を図っていきたい。

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【岐阜県にて日帰り研修】

5月13日(月)、岐阜県の岐阜市と多治見市で行われた「全国若手市議会議員の会OB会」の研修に参加してきました。

 

今回の研修内容は、
(1)こどもサポート総合センターとエールぎふ(岐阜市子ども・若者総合支援センター)について
(2)自動運転バスの5年間の試行運行について
(3)NPO法人「ママズカフェ」の取り組みについて

 

岐阜市では、昨年11月から自動運転バスの運行が5年間にわたって行われています。自動運転バスを走らせている自治体は少なくありませんが、現在公道を使って運行しているのは全国で岐阜市を含めて9ヶ所。

 

岐阜市ではこの半年間で、2万人以上の人たちが自動運転バスに乗車したとのことです。

 

私たちもこの日の研修で、岐阜市役所から岐阜駅までの区間、自動運転バスに乗せていただきました。最高速度が30km/h程度であるため、周囲の自動車の進行を妨げてしまう光景も見られ、そういった点がこれからの課題かも知れません。しかし、専用の通行レーンを設けるといった取り組みを進めると、さらに可能性が広がるのではないかと感じました。

 

人口減少にともない、運転手など担い手の確保が大きな課題になりつつある中、公共交通の持続可能性を高めるためにも、自動運転バスは1つの切り札になっていくものと思われます。

 

また、この日は岐阜市が児童虐待の防止と早期発見・対策のために、令和4年度からスタートさせた「こどもサポート総合センター」(市教委、県警、児相が同じフロアで連携)、さらに多治見市では子育て世代を対象としたカフェの運営や起業支援を行っているNPO法人「ママズカフェ」(平成13年からスタートさせたという全国でも先駆けの組織)の取り組みについても研修を受けてきました。

 

前日に地元での行事が、そして翌日には市議会の会議があったため、この日のみの研修参加となってしまいタイトなスケジュールでしたが、非常に多くの収穫がありました。

 

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