近況報告

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【2月8日】

この日の午前中、執行部から平成24年度の当初予算案について内示があった。

それによれば、予算総額は500億3347万2千円(前年比11億4176万9千円増)。3年前に二宮町と合併したこともあるが、過去最大の予算規模となった。

内訳は一般会計293億4000万円(前年比1億1000万円増)、特別会計184億5136万円(前年比8億1501万1千円増)、水道事業会計22億4211万2千円(前年比2億1675万8千円増)。

ここまでの予算規模となったのは、震災後の復旧にかかる経費はもちろんであるが、運動公園整備事業、広域ごみ処理施設の建設負担金、SL展示館建設などが予定に入っていることが大きい。

その一方、一般会計で見てみると、市税収入は122億1209万5千円で前年と比較して2億5135万2千円の減少となっており、市債(市の借金)は23億8990万円で前年と比較して3億1100万円増加している。

公共事業が重なっている点については、2月下旬から始まる定例議会でも、その事業の進め方や優先順位などが大きな論点になるように思える。

議員になって9年目であるが、これほど議論の必要性を強く感じる予算案(反対なのではなく、執行部の真意は問いただしたいという気持ちが強い)は初めてではなかろうか。

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【岐阜県にて日帰り研修】

5月13日(月)、岐阜県の岐阜市と多治見市で行われた「全国若手市議会議員の会OB会」の研修に参加してきました。

 

今回の研修内容は、
(1)こどもサポート総合センターとエールぎふ(岐阜市子ども・若者総合支援センター)について
(2)自動運転バスの5年間の試行運行について
(3)NPO法人「ママズカフェ」の取り組みについて

 

岐阜市では、昨年11月から自動運転バスの運行が5年間にわたって行われています。自動運転バスを走らせている自治体は少なくありませんが、現在公道を使って運行しているのは全国で岐阜市を含めて9ヶ所。

 

岐阜市ではこの半年間で、2万人以上の人たちが自動運転バスに乗車したとのことです。

 

私たちもこの日の研修で、岐阜市役所から岐阜駅までの区間、自動運転バスに乗せていただきました。最高速度が30km/h程度であるため、周囲の自動車の進行を妨げてしまう光景も見られ、そういった点がこれからの課題かも知れません。しかし、専用の通行レーンを設けるといった取り組みを進めると、さらに可能性が広がるのではないかと感じました。

 

人口減少にともない、運転手など担い手の確保が大きな課題になりつつある中、公共交通の持続可能性を高めるためにも、自動運転バスは1つの切り札になっていくものと思われます。

 

また、この日は岐阜市が児童虐待の防止と早期発見・対策のために、令和4年度からスタートさせた「こどもサポート総合センター」(市教委、県警、児相が同じフロアで連携)、さらに多治見市では子育て世代を対象としたカフェの運営や起業支援を行っているNPO法人「ママズカフェ」(平成13年からスタートさせたという全国でも先駆けの組織)の取り組みについても研修を受けてきました。

 

前日に地元での行事が、そして翌日には市議会の会議があったため、この日のみの研修参加となってしまいタイトなスケジュールでしたが、非常に多くの収穫がありました。

 

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