近況報告

NEWS

【2月9日】

真岡青年会議所の例会がグランドホテル静風で行われた。

今回は『日本人の心~先人に学ぶ日本人の美徳~』と題し、アサヒビール名誉顧問の中條高徳氏を講師としてお招きした。

中條氏は、昭和50年代低迷していたアサヒビールの再建に奔走し、『スーパードライ』の生みの親として知られる。経済界の第一線を退かれた現在は、日本人の美徳をテーマとして、全国各地で精力的の公演活動を展開している。

中條氏は民族が滅びる三大要素として、(1)理想を失った民族(2)物の価値にとらわれて心の価値を見失った民族(3)自国の歴史を忘れた民族であると述べ『今の日本も当てはまるのではないか』と警告を発した。

その上で、歴史を学ぶことの重要性に触れ『なぜ近代国家・日本は成立しえたのか』『なぜ中国周辺の国で植民地化されなかったのはタイと日本だけだったのか』そうしたことを考えてほしいと呼びかけた。

結びとして、日本人は『恥の文化』をベースとして『人間学』を重視した教育が展開されてきたが、戦後は『時務学(生きる算段の学問)』に重きが置かれてしまっている。日本人の美徳をもう1度取り戻すためには教育の再生が必要であると訴えた。

この講演会の後、中條氏とチャッカリ写真に納まる私…。御年85歳、一時期お体をこわし移動の際には車イスに乗られているものの、まだまだ意気軒昂といったオーラを発している方だった(私のような若造も負けていられません)。

最新の記事latest articles

  • 2024/05/15
    【岐阜県にて日帰り研修】
  • 2024/05/15
    【重い言葉でした】
  • 2024/04/30
    【広報もおかの音訳作業】
  • 2024/04/30
    【“消滅可能性自治体”と誰が言…
  • 2024/04/30
    【栃木県戦没者合同慰霊祭】

カテゴリーcategory

アーカイブarchive

近況報告

NEWS

【岐阜県にて日帰り研修】

5月13日(月)、岐阜県の岐阜市と多治見市で行われた「全国若手市議会議員の会OB会」の研修に参加してきました。

 

今回の研修内容は、
(1)こどもサポート総合センターとエールぎふ(岐阜市子ども・若者総合支援センター)について
(2)自動運転バスの5年間の試行運行について
(3)NPO法人「ママズカフェ」の取り組みについて

 

岐阜市では、昨年11月から自動運転バスの運行が5年間にわたって行われています。自動運転バスを走らせている自治体は少なくありませんが、現在公道を使って運行しているのは全国で岐阜市を含めて9ヶ所。

 

岐阜市ではこの半年間で、2万人以上の人たちが自動運転バスに乗車したとのことです。

 

私たちもこの日の研修で、岐阜市役所から岐阜駅までの区間、自動運転バスに乗せていただきました。最高速度が30km/h程度であるため、周囲の自動車の進行を妨げてしまう光景も見られ、そういった点がこれからの課題かも知れません。しかし、専用の通行レーンを設けるといった取り組みを進めると、さらに可能性が広がるのではないかと感じました。

 

人口減少にともない、運転手など担い手の確保が大きな課題になりつつある中、公共交通の持続可能性を高めるためにも、自動運転バスは1つの切り札になっていくものと思われます。

 

また、この日は岐阜市が児童虐待の防止と早期発見・対策のために、令和4年度からスタートさせた「こどもサポート総合センター」(市教委、県警、児相が同じフロアで連携)、さらに多治見市では子育て世代を対象としたカフェの運営や起業支援を行っているNPO法人「ママズカフェ」(平成13年からスタートさせたという全国でも先駆けの組織)の取り組みについても研修を受けてきました。

 

前日に地元での行事が、そして翌日には市議会の会議があったため、この日のみの研修参加となってしまいタイトなスケジュールでしたが、非常に多くの収穫がありました。

 

最新の記事latest articles

  • 2024/05/15
    【岐阜県にて日帰り研修】
  • 2024/05/15
    【重い言葉でした】
  • 2024/04/30
    【広報もおかの音訳作業】
  • 2024/04/30
    【“消滅可能性自治体”と誰が言…
  • 2024/04/30
    【栃木県戦没者合同慰霊祭】

カテゴリーcategory

アーカイブarchive