近況報告

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【5月1日~2日】

長野県長野市で行われた『全国若手市議会議員の会』の役員会&研修会に参加。

タイムスケジュールは以下の通り。

(5月1日)

089 10:00〜12:00 研修『長野市の1200万人観光交流キャンペーンについて』
2013050514500000 13:30〜15:00 全国役員会
093 15:00〜17:00 現地視察・研修『保科温泉ペレットボイラー』

(5月2日)

097 9:30〜11:30 研修『長野県の再生可能エネルギーを活用した取り組みについて』

長野市の観光事業は『善光寺一点通過型』と言われ、人を引き付ける“核”はあるものの、それ以外の観光資源に注目が集まらないことが大きな課題となっていた。

そうした中、長野市では平成18年度に『観光交流推進プラン』を、24年度には『新観光交流推進プラン』を策定した(実施期間はいずれも5年間)。目標は現在の観光客数1000万人を、1200万人に増加させること。

最初のプランでは、単年度ごとに地域単位での集中キャンペーンを展開。その中で観光客をおもてなしする人材を市民の中から発掘した。現在は、その市民達が新しいプランに基づき展開されている『体験型観光』の中心的役割を担っている。

長期滞在型の観光に転換を図るため“体験”をキーワードにしていること、2つの計画に一貫性を持たせて市民との連携や観光資源のブラッシュアップが継続して行われていることなどは、真岡市としても今後の参考になると思われた。

長野県が取り組んでいる『環境エネルギー戦略』は、化石燃料の国際価格上昇に伴い、光熱費が県民生活を圧迫しているという問題意識の中から生まれた。

光熱費というのは、基本的に“域外に流出するお金”という見方ができる。それに対して長野県は、風力、小水力、地熱、バイオマスなど地域の中で生み出せる資源を活用するのと同時に、担い手を育てることにより、地域経済の活性化にもつなげていくことを目指している。

099各集落単位の特徴を活かした『一村一自然エネルギープロジェクト』の取り組みが個人的には強く印象に残った。

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【岐阜県にて日帰り研修】

5月13日(月)、岐阜県の岐阜市と多治見市で行われた「全国若手市議会議員の会OB会」の研修に参加してきました。

 

今回の研修内容は、
(1)こどもサポート総合センターとエールぎふ(岐阜市子ども・若者総合支援センター)について
(2)自動運転バスの5年間の試行運行について
(3)NPO法人「ママズカフェ」の取り組みについて

 

岐阜市では、昨年11月から自動運転バスの運行が5年間にわたって行われています。自動運転バスを走らせている自治体は少なくありませんが、現在公道を使って運行しているのは全国で岐阜市を含めて9ヶ所。

 

岐阜市ではこの半年間で、2万人以上の人たちが自動運転バスに乗車したとのことです。

 

私たちもこの日の研修で、岐阜市役所から岐阜駅までの区間、自動運転バスに乗せていただきました。最高速度が30km/h程度であるため、周囲の自動車の進行を妨げてしまう光景も見られ、そういった点がこれからの課題かも知れません。しかし、専用の通行レーンを設けるといった取り組みを進めると、さらに可能性が広がるのではないかと感じました。

 

人口減少にともない、運転手など担い手の確保が大きな課題になりつつある中、公共交通の持続可能性を高めるためにも、自動運転バスは1つの切り札になっていくものと思われます。

 

また、この日は岐阜市が児童虐待の防止と早期発見・対策のために、令和4年度からスタートさせた「こどもサポート総合センター」(市教委、県警、児相が同じフロアで連携)、さらに多治見市では子育て世代を対象としたカフェの運営や起業支援を行っているNPO法人「ママズカフェ」(平成13年からスタートさせたという全国でも先駆けの組織)の取り組みについても研修を受けてきました。

 

前日に地元での行事が、そして翌日には市議会の会議があったため、この日のみの研修参加となってしまいタイトなスケジュールでしたが、非常に多くの収穫がありました。

 

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