近況報告

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【12月27日】

今年卒業した大学院の仲間たち(都市政策フォーラム)と一緒に、長野県佐久市の佐久総合病院を視察した。
同病院は戦後間もなく若月俊一氏が医師として赴任し、旧・八千穂村での全村民を対象にした総合健診をはじめとする、予防医療の先駆的な事業をしたことは、NHKの『プロジェクトX』等でも紹介された。現在、長野県の平均寿命が全国でトップクラスに位置しているのは、こうした取り組みが県全体に広がったことが大きな要因と言える。
栃木県、そしてわが真岡市も、脳卒中の発症率は今も全国平均より高い状況が続いている。

(1)住民の健康指導にあたる『衛生指導員』を男性に担わせている(無関心層をうまく巻き込んでいる)。
(2)検診率の向上だけでなく(ここで終わってしまう自治体が多いのでは)、病院と自治体の保健士がタッグを組んだ『事後指導』も徹底させている。
そうした佐久総合病院で見られる工夫は、今後の参考になるように感じた。

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【岐阜県にて日帰り研修】

5月13日(月)、岐阜県の岐阜市と多治見市で行われた「全国若手市議会議員の会OB会」の研修に参加してきました。

 

今回の研修内容は、
(1)こどもサポート総合センターとエールぎふ(岐阜市子ども・若者総合支援センター)について
(2)自動運転バスの5年間の試行運行について
(3)NPO法人「ママズカフェ」の取り組みについて

 

岐阜市では、昨年11月から自動運転バスの運行が5年間にわたって行われています。自動運転バスを走らせている自治体は少なくありませんが、現在公道を使って運行しているのは全国で岐阜市を含めて9ヶ所。

 

岐阜市ではこの半年間で、2万人以上の人たちが自動運転バスに乗車したとのことです。

 

私たちもこの日の研修で、岐阜市役所から岐阜駅までの区間、自動運転バスに乗せていただきました。最高速度が30km/h程度であるため、周囲の自動車の進行を妨げてしまう光景も見られ、そういった点がこれからの課題かも知れません。しかし、専用の通行レーンを設けるといった取り組みを進めると、さらに可能性が広がるのではないかと感じました。

 

人口減少にともない、運転手など担い手の確保が大きな課題になりつつある中、公共交通の持続可能性を高めるためにも、自動運転バスは1つの切り札になっていくものと思われます。

 

また、この日は岐阜市が児童虐待の防止と早期発見・対策のために、令和4年度からスタートさせた「こどもサポート総合センター」(市教委、県警、児相が同じフロアで連携)、さらに多治見市では子育て世代を対象としたカフェの運営や起業支援を行っているNPO法人「ママズカフェ」(平成13年からスタートさせたという全国でも先駆けの組織)の取り組みについても研修を受けてきました。

 

前日に地元での行事が、そして翌日には市議会の会議があったため、この日のみの研修参加となってしまいタイトなスケジュールでしたが、非常に多くの収穫がありました。

 

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