近況報告

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【1月21日①】

004午前中、議員協議会が行われた。今回の協議会では、市役所の新庁舎建設について執行部から説明があった。

真岡市役所の庁舎は昭和32年に建てられたもので、すでに築56年が経過している。鉄筋コンクリートの耐用年数である50年を超過しており、新庁舎の整備については長年にわたって議論された課題だった。平成8年から積み立てられた庁舎建設基金は約21億4800万円に及んでいる。

最大の課題は、市庁舎建設のための用地確保だったが、隣りにある栃木県庁芳賀庁舎が移転(現在の市営荒町住宅の場所)することに伴い、県と市で土地を交換するような形で、約13500㎡の敷地を確保することができた。

来年度は、市民などをメンバーに含めた検討委員会で基本計画を策定。その後、基本設計、実施設計、建設工事、外溝工事、現庁舎解体などを経て、新庁舎のオープンは平成31年度を予定しているとのこと。

建設費用については約60億円と予想されているが、今後東京五輪や被災地復興などにより、建設コストは上がることも懸念される。そのため、庁舎の規模や機能、新庁舎オープン後の行政組織のあり方、庁舎周辺環境の整備手法などはもちろんのことであるが、オープンの時期についても議論を要するように思われる。

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【岐阜県にて日帰り研修】

5月13日(月)、岐阜県の岐阜市と多治見市で行われた「全国若手市議会議員の会OB会」の研修に参加してきました。

 

今回の研修内容は、
(1)こどもサポート総合センターとエールぎふ(岐阜市子ども・若者総合支援センター)について
(2)自動運転バスの5年間の試行運行について
(3)NPO法人「ママズカフェ」の取り組みについて

 

岐阜市では、昨年11月から自動運転バスの運行が5年間にわたって行われています。自動運転バスを走らせている自治体は少なくありませんが、現在公道を使って運行しているのは全国で岐阜市を含めて9ヶ所。

 

岐阜市ではこの半年間で、2万人以上の人たちが自動運転バスに乗車したとのことです。

 

私たちもこの日の研修で、岐阜市役所から岐阜駅までの区間、自動運転バスに乗せていただきました。最高速度が30km/h程度であるため、周囲の自動車の進行を妨げてしまう光景も見られ、そういった点がこれからの課題かも知れません。しかし、専用の通行レーンを設けるといった取り組みを進めると、さらに可能性が広がるのではないかと感じました。

 

人口減少にともない、運転手など担い手の確保が大きな課題になりつつある中、公共交通の持続可能性を高めるためにも、自動運転バスは1つの切り札になっていくものと思われます。

 

また、この日は岐阜市が児童虐待の防止と早期発見・対策のために、令和4年度からスタートさせた「こどもサポート総合センター」(市教委、県警、児相が同じフロアで連携)、さらに多治見市では子育て世代を対象としたカフェの運営や起業支援を行っているNPO法人「ママズカフェ」(平成13年からスタートさせたという全国でも先駆けの組織)の取り組みについても研修を受けてきました。

 

前日に地元での行事が、そして翌日には市議会の会議があったため、この日のみの研修参加となってしまいタイトなスケジュールでしたが、非常に多くの収穫がありました。

 

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