近況報告

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【3月1日】

2日連続で研修会に参加。今回は県内の議員有志の集まり『地方自治を学ぶ会』の研修が宇都宮市文化会館で行われた。テーマは『議会改革』。

地方議会について様々な改革を提言している山梨学院大学の江藤俊昭教授が講師をつとめた。

『議会は“議事機関”であって、“議決機関”ではない。その辺りを誤解している議員が余りにも多すぎる』。行政側の“お追従機関”とも揶揄されてきた地方議会は、今、存在意義が問われている。また、江藤教授は地方議会の新しい動きとして、①住民参加(議会サイドによるパブリックコメント、参考人招致等の実施)②自由討議(行政側とだけでなく議員同士による議論)③対峙(行政の計画等に対するカウンタープランの提示)を挙げていた。

今回の研修会では、毎月常任委員会を開いている日光市議会や、議会基本条例制定に向けて準備している栃木市議会のメンバーとも情報交換をすることができ、真岡市議会の改革がまだまだ立ち遅れていることを改めて思い知らされた。

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【岐阜県にて日帰り研修】

5月13日(月)、岐阜県の岐阜市と多治見市で行われた「全国若手市議会議員の会OB会」の研修に参加してきました。

 

今回の研修内容は、
(1)こどもサポート総合センターとエールぎふ(岐阜市子ども・若者総合支援センター)について
(2)自動運転バスの5年間の試行運行について
(3)NPO法人「ママズカフェ」の取り組みについて

 

岐阜市では、昨年11月から自動運転バスの運行が5年間にわたって行われています。自動運転バスを走らせている自治体は少なくありませんが、現在公道を使って運行しているのは全国で岐阜市を含めて9ヶ所。

 

岐阜市ではこの半年間で、2万人以上の人たちが自動運転バスに乗車したとのことです。

 

私たちもこの日の研修で、岐阜市役所から岐阜駅までの区間、自動運転バスに乗せていただきました。最高速度が30km/h程度であるため、周囲の自動車の進行を妨げてしまう光景も見られ、そういった点がこれからの課題かも知れません。しかし、専用の通行レーンを設けるといった取り組みを進めると、さらに可能性が広がるのではないかと感じました。

 

人口減少にともない、運転手など担い手の確保が大きな課題になりつつある中、公共交通の持続可能性を高めるためにも、自動運転バスは1つの切り札になっていくものと思われます。

 

また、この日は岐阜市が児童虐待の防止と早期発見・対策のために、令和4年度からスタートさせた「こどもサポート総合センター」(市教委、県警、児相が同じフロアで連携)、さらに多治見市では子育て世代を対象としたカフェの運営や起業支援を行っているNPO法人「ママズカフェ」(平成13年からスタートさせたという全国でも先駆けの組織)の取り組みについても研修を受けてきました。

 

前日に地元での行事が、そして翌日には市議会の会議があったため、この日のみの研修参加となってしまいタイトなスケジュールでしたが、非常に多くの収穫がありました。

 

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