近況報告

NEWS

【8月28日~29日】

138熊本市で行われた全国都市監査委員会の総会・研修会に、代表監査の塚田浩史さん、監査委員事務局の久保明紀さんとともに出席。

総会後の研修会は以下の通り。

8/28 15:00~  研究発表『監査の実効性の確保について』札幌市監査委員 藤江正祥氏

15:30~  パネルディスカッション『今後の監査委員のあり方』

福岡県監査委員・西南学院大学教授

伊藤龍峰氏

青山学院大学大学院教授

町田祥弘氏

有限責任監査法人トーマツ

香野剛氏

大阪市行政委員会事務局長

小川英明氏

8/29 9:30~   講演『会計監査と自治体監査の交流開始と25年の回想』日本大学総合科学研究所教授

有川博氏

11:00~  講演『熊本の魅力と政策研究』

熊本市都市政策研究所長

蓑茂壽太郎氏

8/28 15:00~  研究発表『監査の実効性の確保について』札幌市監査委員 藤江正祥氏

15:30~  パネルディスカッション『今後の監査委員のあり方』

福岡県監査委員・西南学院大学教授

伊藤龍峰氏

青山学院大学大学院教授

町田祥弘氏

有限責任監査法人トーマツ

香野剛氏

大阪市行政委員会事務局長

小川英明氏

8/29 9:30~   講演『会計監査と自治体監査の交流開始と25年の回想』日本大学総合科学研究所教授

有川博氏

11:00~  講演『熊本の魅力と政策研究』

熊本市都市政策研究所長

蓑茂壽太郎氏

135地域主権の時代と言われ、各自治体とも財政運営に対する責任がより重くなっている今日において、それをチェックする監査委員の役割とは何なのか?監査の品質向上とは?これまでに参加した様々な研修でも議論されてきたテーマである。

そうした中で、初日に行われたパネルディスカッションで、これまで盛んに必要性が叫ばれてきた『外部監査』の存在意義に疑問を挟みつつ(外部監査を公認会計士以外の役職に担わせているのは日本ぐらいなのだとか)、『何から何まで監査委員がやるのではなく、“監査をさせる”ことが監査委員の仕事である』『監査委員は自治体の内部統制のあり方にこそ目を光らせるべき』という意見が出され、その点は目からうろこが落ちる思いだった。

その一方で、藤江氏や有川氏からは『監査委員が指摘した事項をいかに各部局に伝え、改善の状況をいかに把握するか』『そのプロセスをいかに(企業では株主にあたる)市民に分かりやすく伝えるか』といったテーマについて問題提起や各種の提言がなされた。確かに、それらは監査委員の仕事をしていて、最も疑問として感じていた部分でもあり、今後自分が取り組むべき“宿題”を与えられたように思える。

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【岐阜県にて日帰り研修】

5月13日(月)、岐阜県の岐阜市と多治見市で行われた「全国若手市議会議員の会OB会」の研修に参加してきました。

 

今回の研修内容は、
(1)こどもサポート総合センターとエールぎふ(岐阜市子ども・若者総合支援センター)について
(2)自動運転バスの5年間の試行運行について
(3)NPO法人「ママズカフェ」の取り組みについて

 

岐阜市では、昨年11月から自動運転バスの運行が5年間にわたって行われています。自動運転バスを走らせている自治体は少なくありませんが、現在公道を使って運行しているのは全国で岐阜市を含めて9ヶ所。

 

岐阜市ではこの半年間で、2万人以上の人たちが自動運転バスに乗車したとのことです。

 

私たちもこの日の研修で、岐阜市役所から岐阜駅までの区間、自動運転バスに乗せていただきました。最高速度が30km/h程度であるため、周囲の自動車の進行を妨げてしまう光景も見られ、そういった点がこれからの課題かも知れません。しかし、専用の通行レーンを設けるといった取り組みを進めると、さらに可能性が広がるのではないかと感じました。

 

人口減少にともない、運転手など担い手の確保が大きな課題になりつつある中、公共交通の持続可能性を高めるためにも、自動運転バスは1つの切り札になっていくものと思われます。

 

また、この日は岐阜市が児童虐待の防止と早期発見・対策のために、令和4年度からスタートさせた「こどもサポート総合センター」(市教委、県警、児相が同じフロアで連携)、さらに多治見市では子育て世代を対象としたカフェの運営や起業支援を行っているNPO法人「ママズカフェ」(平成13年からスタートさせたという全国でも先駆けの組織)の取り組みについても研修を受けてきました。

 

前日に地元での行事が、そして翌日には市議会の会議があったため、この日のみの研修参加となってしまいタイトなスケジュールでしたが、非常に多くの収穫がありました。

 

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