近況報告

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【5月18日】

003東京都内で行われた『関東若手市議会議員の会』の役員会と研修会に参加。

研修会では、衆議院議員で現在内閣府副大臣をされている平将明氏、参議院外交防衛委員長の片山さつき氏、そして総務省自治行政局市町村課長の小宮大一郎氏などが講師を務められた。

研修会の中で多くの時間が割かれたのは、やはり『地方創生』であった。

005今回、講師の方々の話を聞き改めて感じたのは、『地方創生=各自治体の活性化』ではないということだ。

国が中長期目標として掲げているのは、①東京一極集中の是正、②人口減少の歯止め、③2050年代の実質GDP成長率の確保という3つしかない。

真岡市など中小の自治体が手をこまねいているようでは、都市機能が集約される計画となっている『地方中枢拠点都市』(人口20万人以上の都市、栃木県内では宇都宮市のみ)への人口流出が加速することも予想される。

11008469_358232274388093_2234003496705333236_n国が示すプランをしたたかに活用しながら、地域の個性を伸ばせる取り組みをしていける自治体だけが生き残れるという現実を、我々はもっと重く受け止めなければいけない。

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【岐阜県にて日帰り研修】

5月13日(月)、岐阜県の岐阜市と多治見市で行われた「全国若手市議会議員の会OB会」の研修に参加してきました。

 

今回の研修内容は、
(1)こどもサポート総合センターとエールぎふ(岐阜市子ども・若者総合支援センター)について
(2)自動運転バスの5年間の試行運行について
(3)NPO法人「ママズカフェ」の取り組みについて

 

岐阜市では、昨年11月から自動運転バスの運行が5年間にわたって行われています。自動運転バスを走らせている自治体は少なくありませんが、現在公道を使って運行しているのは全国で岐阜市を含めて9ヶ所。

 

岐阜市ではこの半年間で、2万人以上の人たちが自動運転バスに乗車したとのことです。

 

私たちもこの日の研修で、岐阜市役所から岐阜駅までの区間、自動運転バスに乗せていただきました。最高速度が30km/h程度であるため、周囲の自動車の進行を妨げてしまう光景も見られ、そういった点がこれからの課題かも知れません。しかし、専用の通行レーンを設けるといった取り組みを進めると、さらに可能性が広がるのではないかと感じました。

 

人口減少にともない、運転手など担い手の確保が大きな課題になりつつある中、公共交通の持続可能性を高めるためにも、自動運転バスは1つの切り札になっていくものと思われます。

 

また、この日は岐阜市が児童虐待の防止と早期発見・対策のために、令和4年度からスタートさせた「こどもサポート総合センター」(市教委、県警、児相が同じフロアで連携)、さらに多治見市では子育て世代を対象としたカフェの運営や起業支援を行っているNPO法人「ママズカフェ」(平成13年からスタートさせたという全国でも先駆けの組織)の取り組みについても研修を受けてきました。

 

前日に地元での行事が、そして翌日には市議会の会議があったため、この日のみの研修参加となってしまいタイトなスケジュールでしたが、非常に多くの収穫がありました。

 

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