【5月18日】
2015/05/18
- 近況報告・お知らせ
東京都内で行われた『関東若手市議会議員の会』の役員会と研修会に参加。
研修会では、衆議院議員で現在内閣府副大臣をされている平将明氏、参議院外交防衛委員長の片山さつき氏、そして総務省自治行政局市町村課長の小宮大一郎氏などが講師を務められた。
研修会の中で多くの時間が割かれたのは、やはり『地方創生』であった。
今回、講師の方々の話を聞き改めて感じたのは、『地方創生=各自治体の活性化』ではないということだ。
国が中長期目標として掲げているのは、①東京一極集中の是正、②人口減少の歯止め、③2050年代の実質GDP成長率の確保という3つしかない。
真岡市など中小の自治体が手をこまねいているようでは、都市機能が集約される計画となっている『地方中枢拠点都市』(人口20万人以上の都市、栃木県内では宇都宮市のみ)への人口流出が加速することも予想される。
国が示すプランをしたたかに活用しながら、地域の個性を伸ばせる取り組みをしていける自治体だけが生き残れるという現実を、我々はもっと重く受け止めなければいけない。