近況報告

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【7月16日~17日】

福島県内で開催された『全国若手市議会議員の会』の研修会に参加。

この研修会は昨年度から実施されているもの。原発問題で揺れる福島県をフィールドワークの舞台として、『地方圏が抱える問題』を考えることを目的としている。

今回のスケジュールは以下の通り。

16日 DCIM0586 10:00~11:00
研修①現地報告『ふくしまの現状』
講師:松本静男氏(葛尾村議会議員)11:00~17:30
研修②現地視察
『富岡町にて制限区域視察』
17日 DCIM0598 10:00~12:00
研修③講演『原発被害からの復興の現実』
講師:佐藤彰彦氏(高崎経済大学准教授)

今回の研修で改めて感じたのは、福島の復興にはまだまだ険しい道が続いているということ(現在も11万人を超える福島県民が、避難生活を余儀なくされている状況)。

 

DCIM0594富岡町の制限区域を視察し、今も除染活動が充分に進んでいないことがつぶさに理解できたが、その一方で国では警戒区域の解除を急ぐという矛盾が生じている。

その理由としては、『補償金をできるだけ削減したいという考えや、東京オリンピックまでに体面上は復旧活動に道筋をつけたいという理由からではないか』ということが、講師や説明員からたびたび聞かれた。信じたくはないが、そしもそれが本当であるのなら、福島の方々の健康や生命よりも優先されることがあるということで、大変に空恐ろしく感じられた。

また、復興計画の策定についても、地域住民達が話し合って積み上げてきた内容と、復興庁など国の機関がトップダウンで示した内容が衝突し、結果として地域住民達の熱意に冷や水を浴びせてしまうようなことが見受けられるらしい。

原発事故から4年3ヶ月が経過している。それにも関わらず、事故発生以前の『原子力ムラ』の体質は、今もなお色濃く残っているということか…。

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【広報もおかの音訳作業】

4月30日(火)の午後、朗読ボランティア「ひばりの会」の活動で、視覚障がい者の方々のための音訳作業に参加しました。

 

今回、私が音訳したのは、真岡市が毎月発行している「広報もおか」の5月号。

 

15ページ前後の広報誌を3人で分担して音訳するのですが、私に与えられたのは冒頭の7ページ分。文章はさほど多くないのですが、今月号の表紙にはどういう写真が掲載されているのか?1人目の担当者は自分の言葉で端的に紹介しなければなりません。

 

ちなみに今回は、3月15日「井頭温泉チャットパレス」にオープンしたグランピングキャビンで、男の子が両親と一緒にバーベキューなどを食べながら団欒をしている写真…のようです。

 

「う〜ん、グランピングキャビンってそのまま言っただけで通じるかなぁ…」「鍋の中にあるのはポトフみたいだけれど、バーベキューって言ってしまっていいのか?」
もう、あれこれ考えだすとキリがなくなって、「端的に」という要素から遠ざかってしまいそうになります。

 

準備段階ではそんなこともありましたが、本番では何とかほぼノーミスで読み終えることができました。

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