近況報告

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【9月20日】

この日は、市議会の議場で全議員が参加する決算審査特別委員会が行われ、私は以下の10項目について質疑を行った。

1.みんなでつくる地域づくり事業費について

2.地域情報通信基盤設備費(CATV関係)について

3.自主防災組織育成費について

4.人材育成費(市職員の研修関係)について

5.ふるさと寄附推進事業費について

6.不法投棄防止対策事業費について

7.観光対策費(栃木県アンテナショップ関係)について

8.市税(個人市民税、法人市民税、固定資産税)の滞納状況と対策について

9.市たばこ税について

10.雑入の収入未済額と不能欠損額の理由について

004以前も述べたことがあるが、決算に関する質疑というのは『もう使ってしまったものだから…』と考えている議員が少なくない。しかし、ここでどれほど議員達が厳しいチェックができたかが、次年度以降の予算編成に必ず影響してくる。

また、自治体の決算に表れる数字は、人間の体に例えれば血液検査の数値みたいなもので、

『税金の滞納率は…』、『職員の研修参加の頻度は…』、『ごみの不法投棄の現状は…』、『観光施設のける特産品の売り上げ状況は…』など、様々な部分から真岡市における現状と課題が具体的な数字として把握もできる。

今回は、私のほかにも6名の議員(飯塚正、久保田武、池上正美、鶴見和弘、櫛毛隆行、日下田喜義の各議員)も質疑を行い、いつになく非常に活発な議論が展開できたように思う。

個人的には、ふるさと納税の寄附の状況が、

他自治体の方が真岡市に寄付した金額    約2451万円

寄附者への謝礼品代            約1164万円

インターネットのシステム使用料      約  26万円

真岡市民が他自治体に寄附した金額     約1051万円

となっていて、真岡市から他の自治体に“流出”している金額の多さが非常に気になった次第。

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【岐阜県にて日帰り研修】

5月13日(月)、岐阜県の岐阜市と多治見市で行われた「全国若手市議会議員の会OB会」の研修に参加してきました。

 

今回の研修内容は、
(1)こどもサポート総合センターとエールぎふ(岐阜市子ども・若者総合支援センター)について
(2)自動運転バスの5年間の試行運行について
(3)NPO法人「ママズカフェ」の取り組みについて

 

岐阜市では、昨年11月から自動運転バスの運行が5年間にわたって行われています。自動運転バスを走らせている自治体は少なくありませんが、現在公道を使って運行しているのは全国で岐阜市を含めて9ヶ所。

 

岐阜市ではこの半年間で、2万人以上の人たちが自動運転バスに乗車したとのことです。

 

私たちもこの日の研修で、岐阜市役所から岐阜駅までの区間、自動運転バスに乗せていただきました。最高速度が30km/h程度であるため、周囲の自動車の進行を妨げてしまう光景も見られ、そういった点がこれからの課題かも知れません。しかし、専用の通行レーンを設けるといった取り組みを進めると、さらに可能性が広がるのではないかと感じました。

 

人口減少にともない、運転手など担い手の確保が大きな課題になりつつある中、公共交通の持続可能性を高めるためにも、自動運転バスは1つの切り札になっていくものと思われます。

 

また、この日は岐阜市が児童虐待の防止と早期発見・対策のために、令和4年度からスタートさせた「こどもサポート総合センター」(市教委、県警、児相が同じフロアで連携)、さらに多治見市では子育て世代を対象としたカフェの運営や起業支援を行っているNPO法人「ママズカフェ」(平成13年からスタートさせたという全国でも先駆けの組織)の取り組みについても研修を受けてきました。

 

前日に地元での行事が、そして翌日には市議会の会議があったため、この日のみの研修参加となってしまいタイトなスケジュールでしたが、非常に多くの収穫がありました。

 

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