近況報告

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【 11月17日~18日】

021

 

 

 

東京の主婦会館で行われた『清渓セミナー』に参加。

このセミナーは、全国の地方議員などを対象にした研修会で、今年で21回目を数える(実は私、このセミナーの実行委員会で副委員長を仰せつかっております)。

00515086168_1143051439109357_534858030_n1今回の研修メニューは、『児童虐待問題に切り込む』(麻生飯塚病院小児虐待防止委員会)を皮切りに、『地方交付税制度の役割を考える』(石原信雄・地方自治研究機構会長)、『住民主体の津波防災まちづくり計画』(西原茂樹・静岡県牧之原市長)など盛りだくさんの内容だった。

009その中でも特に印象深かったのは、私が司会を担当した豊重哲郎氏の講演だった。

豊重氏は、平成8年から鹿児島県串良町(現:鹿屋市)の柳谷地区で公民館長を務めている。

就任当時、柳谷地区は人口約300人。過疎化が深刻な課題となっていた地域だった。

その中で、豊重氏が中心となって、サツマイモの栽培を手始めに、焼酎や手打ちそばの販売などを行い、独自の財源確保に乗り出す。そして、その財源を活用しながら高齢者の安全対策や空き家への芸術家定住など、本来であれば行政主導で行いそうな取り組みを、自治会が独自に次々と進めていったという。

013豊重氏は、今月12日に講演を聴いた『スーパー公務員』の高野誠鮮氏と同様に、頻繁にメディアで紹介されてきた方である。今回、実際にお話を伺ってみて『自治会レベルで、このような形のまちづくりができるのか!』と、正直驚かされた。

講演の中で『自分の住んでいる地域住民のフルネームが全て言えるか?』と問いかけていたことからも分かるように、彼が最も大切にしてきたのは周囲の人々とのコミュニケーションである。

高野誠鮮と豊重哲郎…。過疎地域の再生を手がけ、全国的に注目を浴びている2人の“カリスマ”から、ほぼ同時期に話を聴けたのは、本当にラッキーであり、自分の今後の活動にとって大きなプラスであったと感じている。

007また、この『清渓セミナー』は、全国各地から集まる議員仲間と交流できるのも魅力の1つ。広島県大竹市の寺岡公章議員は私と同い年で、いつも励まし合っている“盟友”である。今年も彼の元気な姿に会えたのは、本当に嬉しい限り。

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【広報もおかの音訳作業】

4月30日(火)の午後、朗読ボランティア「ひばりの会」の活動で、視覚障がい者の方々のための音訳作業に参加しました。

 

今回、私が音訳したのは、真岡市が毎月発行している「広報もおか」の5月号。

 

15ページ前後の広報誌を3人で分担して音訳するのですが、私に与えられたのは冒頭の7ページ分。文章はさほど多くないのですが、今月号の表紙にはどういう写真が掲載されているのか?1人目の担当者は自分の言葉で端的に紹介しなければなりません。

 

ちなみに今回は、3月15日「井頭温泉チャットパレス」にオープンしたグランピングキャビンで、男の子が両親と一緒にバーベキューなどを食べながら団欒をしている写真…のようです。

 

「う〜ん、グランピングキャビンってそのまま言っただけで通じるかなぁ…」「鍋の中にあるのはポトフみたいだけれど、バーベキューって言ってしまっていいのか?」
もう、あれこれ考えだすとキリがなくなって、「端的に」という要素から遠ざかってしまいそうになります。

 

準備段階ではそんなこともありましたが、本番では何とかほぼノーミスで読み終えることができました。

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