近況報告

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【1月28日】

市立図書館で行われた『八月の会』主催の、『今、次世代に伝えたいこと』に参加。

『八月の会』は、戦後60年を迎えた平成17年に結成され、戦争の悲惨さや平和の尊さを語り継ぐため、戦争経験者による講演などの事業を続けている。

今回のイベントでは、まず絵本『ぼくのこえがきこえますか』(作:田島征三)の朗読が行われた。その朗読を担当したのが…実は私。

絵や言葉が抽象的でありながら、戦争の悲惨さが強烈に伝わってくる作品。朗読を進めていくうちに、読み手自身が感情的になりやすいので、それを抑えるのが結構難しかった。

その後の講演では、宇都宮市駒生町在住の駒場栄達さんにお話を伺った。表装店の2代目だった駒場さんは、昭和18年4月に召集令状を受け衛生兵として陸軍に入隊。翌19年にはニューギニアに向かっていた船が魚雷により撃沈。命からがら救助された。その後、フィリピンのルソン島に派遣され、敵だけでなくマラリアによる感染症などとも闘いながら終戦を迎えた。

駒場さんは現在94歳だが、年齢を感じさせないバイタリティの持ち主である。当時の記憶についても鮮明にとどめており、だからこそ当時の状況が彼の言葉を介して、我々にも強く伝わってきた。

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【広報もおかの音訳作業】

4月30日(火)の午後、朗読ボランティア「ひばりの会」の活動で、視覚障がい者の方々のための音訳作業に参加しました。

 

今回、私が音訳したのは、真岡市が毎月発行している「広報もおか」の5月号。

 

15ページ前後の広報誌を3人で分担して音訳するのですが、私に与えられたのは冒頭の7ページ分。文章はさほど多くないのですが、今月号の表紙にはどういう写真が掲載されているのか?1人目の担当者は自分の言葉で端的に紹介しなければなりません。

 

ちなみに今回は、3月15日「井頭温泉チャットパレス」にオープンしたグランピングキャビンで、男の子が両親と一緒にバーベキューなどを食べながら団欒をしている写真…のようです。

 

「う〜ん、グランピングキャビンってそのまま言っただけで通じるかなぁ…」「鍋の中にあるのはポトフみたいだけれど、バーベキューって言ってしまっていいのか?」
もう、あれこれ考えだすとキリがなくなって、「端的に」という要素から遠ざかってしまいそうになります。

 

準備段階ではそんなこともありましたが、本番では何とかほぼノーミスで読み終えることができました。

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