近況報告

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【4月24日~25日】

関東若手市議会議員の会の役員会と研修会が、神奈川県横浜市と藤沢市で行われた。

横浜市では『オリンピック・パラリンピックに関する取り組み』、藤沢市では『シティプロモーション』について研修した。

横浜市においては、2020年に開催されるオリンピック・パラリンピックを契機として、単に大会の円滑な運営だけではなく、スポーツ・文化の振興や、バリアフリー化、MICE機能の向上など、都市としての付加価値を高めるための『横浜ビジョン』を策定している。

一方の藤沢市は、シティプロモーションを推進するため、市の観光課とシティプロモーション担当を統合し、『観光シティプロモーション課』を設置。さらに『“まち”に関わる人を増やす』という方針の下、『ふじさわシティプロモーション委員会』を設立し、奥の市民や関係者が参加しながらのシティプロモーションを展開している。

それぞれの研修の後、会を代表して謝辞を述べさせていただいたが、横浜市や藤沢市のような大都市(人口はそれぞれ、約374万人と約43万人)でさえ、大きなイベントや地域にある資源をテコとしながら、地域ブランドの向上に奮闘している様子に触れると、自分の地域はまだまだ甘いと痛感する。

(余談)
藤沢市の担当者の話によれば、同市は『地域ブランド調査』(ブランド総合研究所が年1回実施)において、魅力度150位、認知度185位(2016年度の調査結果)とのことで、そうした数字の改善を図っていきたいのだという。
ちなみに、この調査においてわが真岡市は、魅力度620位、認知度583位…。やはり、地域ブランドの向上については、一層力を入れていかねばならないと思う。

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【岐阜県にて日帰り研修】

5月13日(月)、岐阜県の岐阜市と多治見市で行われた「全国若手市議会議員の会OB会」の研修に参加してきました。

 

今回の研修内容は、
(1)こどもサポート総合センターとエールぎふ(岐阜市子ども・若者総合支援センター)について
(2)自動運転バスの5年間の試行運行について
(3)NPO法人「ママズカフェ」の取り組みについて

 

岐阜市では、昨年11月から自動運転バスの運行が5年間にわたって行われています。自動運転バスを走らせている自治体は少なくありませんが、現在公道を使って運行しているのは全国で岐阜市を含めて9ヶ所。

 

岐阜市ではこの半年間で、2万人以上の人たちが自動運転バスに乗車したとのことです。

 

私たちもこの日の研修で、岐阜市役所から岐阜駅までの区間、自動運転バスに乗せていただきました。最高速度が30km/h程度であるため、周囲の自動車の進行を妨げてしまう光景も見られ、そういった点がこれからの課題かも知れません。しかし、専用の通行レーンを設けるといった取り組みを進めると、さらに可能性が広がるのではないかと感じました。

 

人口減少にともない、運転手など担い手の確保が大きな課題になりつつある中、公共交通の持続可能性を高めるためにも、自動運転バスは1つの切り札になっていくものと思われます。

 

また、この日は岐阜市が児童虐待の防止と早期発見・対策のために、令和4年度からスタートさせた「こどもサポート総合センター」(市教委、県警、児相が同じフロアで連携)、さらに多治見市では子育て世代を対象としたカフェの運営や起業支援を行っているNPO法人「ママズカフェ」(平成13年からスタートさせたという全国でも先駆けの組織)の取り組みについても研修を受けてきました。

 

前日に地元での行事が、そして翌日には市議会の会議があったため、この日のみの研修参加となってしまいタイトなスケジュールでしたが、非常に多くの収穫がありました。

 

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