近況報告

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【5月23日】

この日は、早朝に長野県佐久市へ移動。『全国若手市議会議員の会』の研修会に参加。その後、夕方から東京の早稲田大学で行われた『ローカルマニフェスト推進地方議員連盟』の勉強会に。1日の間に栃木~長野~東京と移動して研修会に参加するという、ちょっとハードなスケジュール。。。
実を言うと『全国若手市議会議員の会』の研修会は、前日から行われていたのだが、私は臨時議会があったため、この日のみ参加させていただいた。

佐久市にある佐久総合病院の『佐久医療センター』を視察。同病院は、昭和30年代に全国で先駆け、地域住民の集団検診を手がけたことで知られる。以来、地域医療の中核的な役割を担ってきた。

しかし、施設の老朽化に加え、機能の過密化が大きな課題となり、高度専門医療と地域密着医療の役割を分化させた形で再整備を行い、平成24年に高度専門医療を行う『佐久医療センター』が開設された。
今後、我々の地域でも芳賀赤十字病院が再整備されることになるが、地域の中にある他の医療機関との連携のあり方について話が特に参考になった。

その後、夕方から早稲田大学で行われた勉強会へ。

今回のテーマは、滋賀県の大津市議会において全国で初めて制定された『意思決定条例』について、大津市議会事務局の清水克士次長を講師に迎えてお話を伺った。
この条例は、議会の意思決定について機動性の確保と手続きの明確化を目的としている。
基本的に議会の意思決定というものは、本会議において議決されることが前提となる。しかし、それは時として迅速な意思決定ができず、それぞれの議会で課題となってはいた。この条例では、『本会議の議決が必要なもの』、『議会運営委員会の決定で良いもの』、『議長決済で良いもの』の3通りに分け、意思決定の迅速化を進めた。
ただし、様々な意見が集まる議会では、手続きが簡略されれば全て良いというものではなく、少数意見への配慮も含めて慎重に扱わなければならない案件も多い。
今後、この『意思決定条例』が全国の議会で普及するのか、少し状況を見守りたい。
しかし、清水次長から大津市議会における議会活性化の取り組み(個別テーマごとに議員が超党派で議論する『政策検討会議』や、『がん対策推進条例』をはじめとする数々の議員立法による条例、大学など研究機関の活用など)は、非常に興味を抱くもので、真岡市でも取り入れていかねばならない内容であった。

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【100人の一歩会議!】

4月25日(木)、市役所の近くにこの春オープンしたばかりのまちづくり拠点で「100人の一歩会議」が開催されました。

 

今回は、真岡市地域おこし協力隊の粟村千愛さんと、真岡珈琲ソワカフェ店主の蒲谷英和さんのお二人がこれまでの取り組みや今後の抱負を語った後、参加者とのクロストークを行いました。

 

現在、粟村さんは市内の子育て世代のターゲットにした情報誌「baton」の編集を手掛けています。また、蒲谷さんは真岡鐵道の寺内駅を改装して「駅舎カフェ」のオープンに向けて奔走しているところです。

 

今回私は、リバースメンターの飯田翔君(白鷗大学3年)と一緒にお邪魔しました。

 

このまちづくり拠点は「まちづくりプロジェクト」の皆さんが、昨年末から空き店舗の改装をコツコツと進めてきた、まさに手づくりの空間です。

 

ちなみに「100人の一歩」という言葉は、「まちづくりプロジェクト」の指導をされている宇都宮大学の石井大一朗准教授の「1人の百歩より100人の一歩」という言葉が由来となっています。

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