近況報告

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【10月31日】

予定を組んでいた9月頃から分かっていたことだが、この10~11月は毎週どこかで研修に参加する“研修ラッシュ”の様相を呈している…。

この日は、栃木県内の若手議員有志で結成している政策研究会『野嵐会』の勉強会が佐野市で行われた。今回は『防災のまちづくり』をテーマに、前栃木市教育長の佐藤康弘氏に講師をお願いした。

佐藤氏は、現在民間の教育研究所を立ち上げ、発達障害などのテーマについて研究をしているほか、災害対策などについても様々な提言を行っている。

今回の勉強会では『首都直下型地震が起きた場合、栃木県内の自治体はどのような役割を担うべきなのか』ということが中心的なテーマとなった。

今回佐藤氏は首都直下型地震が起きた場合、栃木県の被害が比較的軽いであろうというシミュレーションを用いながら『災害発生後、85万棟不足すると言われる住宅の供給はどうすべきか?』『東京都内の産業集積地については、地震に備えて人的交流を今から進めていくことが重要』といった持論を披露した。

これまで災害対策と言うと、それぞれの自治体において災害に強いまちをいかにつくるか?ということに重きが置かれてきたが、そうした中で佐藤氏の話は(やや不謹慎に映るかも知れないが、広く国全体のことを考えれば重要なことではある)、見方を変えれば首都の災害も栃木県にとってはビジネスの機会にもなり得るという内容であり、目からうろこが落ちる思いがする内容だった。

次回、11月の勉強会は益子町と芳賀町で、財政の健全化と教育問題をテーマに行われる予定。

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【まさに「リバースメンター」】

11月17日(金)、今期のインターン生として活動していた森田大登くんが来宅。

 

活動期間中に彼が政策研究のテーマとして取り組んでいたのが「自治体の企業誘致」について。私もそのテーマで12月の定例会で一般質問を行いたいと考えておりまして、今回は森田くんにアドバイスを乞いつつ、議論を交わしました。

 

まさに「リバースメンター」のような感じですね。

 

一般的には、年上の者や上司が若い世代を指導する立場(メンター)になるのですが、その立場を逆転(リバース)させて、若い世代が年上の者や上司を指導するというのが「リバースメンター」。

 

台湾の政界では、この「リバースメンター」を制度化していて、閣僚たちが若い人材を積極的に任命しています。また、日本でも一部の民間企業において、さらに自民党でも「デジタル社会推進本部」に「リバースメンター」を採用する試みを始めているそうです。

 

この夏に受け入れた大学生のうち、過去にインターンを経験した2名を「リバースメンター」と称して活動をしてもらいました。したがって、厳密に言えば今回初参加だった森田くんは「リバースメンター」ではなく「インターン」なのですが。。。

 

インターンを受け入れはじめてからずっと感じていることは、私が彼らに教えることより、教わることの方がはるかに多いということ。こうやって“若き政策ブレーン”からあれこれアドバイスを受けると、自分が見落としていた課題がいかに多いか気づかされます。

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