近況報告

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【5月23日】

この日は、監査委員の仕事である出納検査と定期監査が行われた。今回、定期監査の対象となったのは総務課と秘書課だった。

監査委員として2年目の活動がスタートしたことになるが、これまで1年間見てきて気になったことの1つに、市役所各課に設置されている係の業務量のバランスが挙げられる。

例えば今回の対象で見ても、総務課のとある係では、自治基本条例(今年3月に制定)の内容検討や新市庁舎建設に向けた取り組み、自治会活動の事務局、指定管理者の選定、庁内全体の会議の運営や行政改革のプランニングなど、あまりにも重要な案件を抱え過ぎているという印象を抱く。一方で『なぜあの部署が、この業務をやっているのか?』と疑問に感じたこともこれまで度々あった。

行政ニーズの増加・多様化の中で、新たに発生する事業をどの部署が担うかについては、執行部にとって頭の痛い課題の1つかも知れないが、その配分に適切さを欠いてしまうと、事業の成果にも影響を及ぼすことになるだろう。

これまで1人の議員として『協働推進課』の設置をはじめ、行政機構の見直しについて訴え続けてきた。今、監査委員として行政内部の現状をより細かく見る機会を与えられたことで、より現実に即した機構改革というものを考えられる機会を与えられているように思える。

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【まさに「リバースメンター」】

11月17日(金)、今期のインターン生として活動していた森田大登くんが来宅。

 

活動期間中に彼が政策研究のテーマとして取り組んでいたのが「自治体の企業誘致」について。私もそのテーマで12月の定例会で一般質問を行いたいと考えておりまして、今回は森田くんにアドバイスを乞いつつ、議論を交わしました。

 

まさに「リバースメンター」のような感じですね。

 

一般的には、年上の者や上司が若い世代を指導する立場(メンター)になるのですが、その立場を逆転(リバース)させて、若い世代が年上の者や上司を指導するというのが「リバースメンター」。

 

台湾の政界では、この「リバースメンター」を制度化していて、閣僚たちが若い人材を積極的に任命しています。また、日本でも一部の民間企業において、さらに自民党でも「デジタル社会推進本部」に「リバースメンター」を採用する試みを始めているそうです。

 

この夏に受け入れた大学生のうち、過去にインターンを経験した2名を「リバースメンター」と称して活動をしてもらいました。したがって、厳密に言えば今回初参加だった森田くんは「リバースメンター」ではなく「インターン」なのですが。。。

 

インターンを受け入れはじめてからずっと感じていることは、私が彼らに教えることより、教わることの方がはるかに多いということ。こうやって“若き政策ブレーン”からあれこれアドバイスを受けると、自分が見落としていた課題がいかに多いか気づかされます。

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