近況報告

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【1月28日】

市立図書館で行われた『八月の会』主催の、『今、次世代に伝えたいこと』に参加。

『八月の会』は、戦後60年を迎えた平成17年に結成され、戦争の悲惨さや平和の尊さを語り継ぐため、戦争経験者による講演などの事業を続けている。

今回のイベントでは、まず絵本『ぼくのこえがきこえますか』(作:田島征三)の朗読が行われた。その朗読を担当したのが…実は私。

絵や言葉が抽象的でありながら、戦争の悲惨さが強烈に伝わってくる作品。朗読を進めていくうちに、読み手自身が感情的になりやすいので、それを抑えるのが結構難しかった。

その後の講演では、宇都宮市駒生町在住の駒場栄達さんにお話を伺った。表装店の2代目だった駒場さんは、昭和18年4月に召集令状を受け衛生兵として陸軍に入隊。翌19年にはニューギニアに向かっていた船が魚雷により撃沈。命からがら救助された。その後、フィリピンのルソン島に派遣され、敵だけでなくマラリアによる感染症などとも闘いながら終戦を迎えた。

駒場さんは現在94歳だが、年齢を感じさせないバイタリティの持ち主である。当時の記憶についても鮮明にとどめており、だからこそ当時の状況が彼の言葉を介して、我々にも強く伝わってきた。

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【まさに「リバースメンター」】

11月17日(金)、今期のインターン生として活動していた森田大登くんが来宅。

 

活動期間中に彼が政策研究のテーマとして取り組んでいたのが「自治体の企業誘致」について。私もそのテーマで12月の定例会で一般質問を行いたいと考えておりまして、今回は森田くんにアドバイスを乞いつつ、議論を交わしました。

 

まさに「リバースメンター」のような感じですね。

 

一般的には、年上の者や上司が若い世代を指導する立場(メンター)になるのですが、その立場を逆転(リバース)させて、若い世代が年上の者や上司を指導するというのが「リバースメンター」。

 

台湾の政界では、この「リバースメンター」を制度化していて、閣僚たちが若い人材を積極的に任命しています。また、日本でも一部の民間企業において、さらに自民党でも「デジタル社会推進本部」に「リバースメンター」を採用する試みを始めているそうです。

 

この夏に受け入れた大学生のうち、過去にインターンを経験した2名を「リバースメンター」と称して活動をしてもらいました。したがって、厳密に言えば今回初参加だった森田くんは「リバースメンター」ではなく「インターン」なのですが。。。

 

インターンを受け入れはじめてからずっと感じていることは、私が彼らに教えることより、教わることの方がはるかに多いということ。こうやって“若き政策ブレーン”からあれこれアドバイスを受けると、自分が見落としていた課題がいかに多いか気づかされます。

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