この日は、朗読ボランティア『ひばりの会』の活動で、益子町七井にある松ヶ丘葵荘へ。
この施設は、視覚に障害のある高齢者が入居しており、『ひばりの会』では年に3~4回訪問している。
朗読を披露したり、入居者の方々と一緒に歌を歌ったりして楽しいひと時を過ごすのだが、私は毎回落語を披露させていただいている。
実を言うと、この松ヶ丘葵荘には、真岡高校の落語同好会が毎年お邪魔して、新入部員が覚えてたてのネタを披露するのが恒例となっていた。
私も28年前にここで初めて落語をやらせていただいた。言わば“デビュー戦”の場である。