近況報告

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【3月25日】

真岡自然観察会の活動で、茂木町の焼森山を訪れた。

この山では、3月中旬から4月上旬にかけてミツマタの群生が見られる。

私も初めてお邪魔したが、ピンポン玉と同じくらいの黄色い花が山の一面に咲いている様子は、まさに壮観の一言!何よりも驚かされたのは、お世辞にも交通の便が良くないこの地域に、県の内外から観光客がひっきりなしに訪れていること。

ミツマタは、紙の原料などとしても知られている。名前の由来は枝が必ず3本に分かれていることからきているらしい。

この地域のミツマタは、旧逆川村(現:茂木町)が戦時中に紙不足を危惧して植えたことが始まりとされている。その後、戦後復興の中でミツマタは人々の記憶から消え失せていた。それが、平成17年に茂木中学校の校舎建設の資材として焼森山の木を間伐したことを契機に、暗かった山の中に光が入り、結果としてミツマタが一気に成長をしたらしい。

地域の魅力・財産というものは、案外地元の人さえ気が付かない場所に眠っているものだということを改めて教えられたような気がする。

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【100人の一歩会議!】

4月25日(木)、市役所の近くにこの春オープンしたばかりのまちづくり拠点で「100人の一歩会議」が開催されました。

 

今回は、真岡市地域おこし協力隊の粟村千愛さんと、真岡珈琲ソワカフェ店主の蒲谷英和さんのお二人がこれまでの取り組みや今後の抱負を語った後、参加者とのクロストークを行いました。

 

現在、粟村さんは市内の子育て世代のターゲットにした情報誌「baton」の編集を手掛けています。また、蒲谷さんは真岡鐵道の寺内駅を改装して「駅舎カフェ」のオープンに向けて奔走しているところです。

 

今回私は、リバースメンターの飯田翔君(白鷗大学3年)と一緒にお邪魔しました。

 

このまちづくり拠点は「まちづくりプロジェクト」の皆さんが、昨年末から空き店舗の改装をコツコツと進めてきた、まさに手づくりの空間です。

 

ちなみに「100人の一歩」という言葉は、「まちづくりプロジェクト」の指導をされている宇都宮大学の石井大一朗准教授の「1人の百歩より100人の一歩」という言葉が由来となっています。

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