近況報告

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まちづくりのモデルチェンジ① ~少子化対策・教育~

2015年に策定した『真岡市人口ビジョン』では、2040年の人口について、国の予測よりも6千人多い、約7万3千人とすることを目標の1つとして掲げている。

そのためには合計特殊出生率を、現在の1.52から2.07にまで改善させる必要があるが、これは決して容易なことではない。結婚や出産については、人によって価値観が異なる。それを変えようとした場合、相当の時間を要する。

まずは『子どもを産みたい』と、現在考えている人々へのサポートするのが最も効果的ではないだろうか。

1つには多子世帯への経済的な支援、そしてもう1つが、不妊治療が受けにくい家庭への支援である。特に、不妊治療については、経済的な問題だけでなく、治療そのものへの不安や、仕事などによる時間的制約といったカベが存在する。そうした課題にも切り込んでいかないと、本当の意味での実効性が伴わないのではないだろうか。

学校教育については、幸いなことに真岡市ではここ数年、学力や体力の向上プログラムや、ICT教育の推進などの取り組みを着々と進めてきた。教育環境の充実は、真岡市に今住んでいる子ども達の未来のために必要なことは言うまでもないが、移住を考えている市外の子育て世代に『選ばれるまち』になるためにも不可欠である。

今後の課題としては、不登校や特別支援教育といった課題にどう切り込んでいくのかが、挙げられる。相談業務で忙殺されている『臨床心理士』の増員や、県内他市と比べて遅れを取っている『教育研究所』の設置などは、早急に取り組んでいかねばならない。

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【100人の一歩会議!】

4月25日(木)、市役所の近くにこの春オープンしたばかりのまちづくり拠点で「100人の一歩会議」が開催されました。

 

今回は、真岡市地域おこし協力隊の粟村千愛さんと、真岡珈琲ソワカフェ店主の蒲谷英和さんのお二人がこれまでの取り組みや今後の抱負を語った後、参加者とのクロストークを行いました。

 

現在、粟村さんは市内の子育て世代のターゲットにした情報誌「baton」の編集を手掛けています。また、蒲谷さんは真岡鐵道の寺内駅を改装して「駅舎カフェ」のオープンに向けて奔走しているところです。

 

今回私は、リバースメンターの飯田翔君(白鷗大学3年)と一緒にお邪魔しました。

 

このまちづくり拠点は「まちづくりプロジェクト」の皆さんが、昨年末から空き店舗の改装をコツコツと進めてきた、まさに手づくりの空間です。

 

ちなみに「100人の一歩」という言葉は、「まちづくりプロジェクト」の指導をされている宇都宮大学の石井大一朗准教授の「1人の百歩より100人の一歩」という言葉が由来となっています。

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