【真岡市民に訪れてほしい場所 】
2024/11/14
- 近況報告・お知らせ
11月12日(火)、妻・光江と東京都練馬区にある「唐澤博物館」へ。
https://karasawamuseum.com/
ここは、ぜひ多くの真岡市民の皆さまに訪れていただきたい場所です。
この博物館は、かつて東京教育大学(現 筑波大学)で教授をされていた故唐澤富太郎氏が、私費を投じて施設整備と資料収集を進めました。
博物館の2階部分のほぼ半分を使って、江戸時代に真岡の田町にあった寺子屋「精耕堂」が、実際に当時使われていた看板や教本、筆、硯、机などを用いて再現されています。
展示物を1つ1つ眺めていると、当時の人々の息づかいも聞こえてきそうです。
唐澤教授の三女で、現在博物館の館長をされている唐澤るり子さんから聞いた話では
「父は生前、真岡は昔から教育熱の高いまちだとよく語っていた」
「その背景にあるのは、真岡は木綿の産地ということで、生産者である農家から、江戸に製品を卸す商人まで、商取引が必要であったため、読み、書き、そろばんの必要性を強く認識していたことが大きい」とのこと。
現在の真岡市のエリアには、江戸時代にこうした寺子屋が数多く存在していました。そして、明治7年には現在ある小学校14校のうち9校までが各地区で開校(今年創立150周年を迎えました)。さらに、明治後半には、この決して大きくないまちの中に中等学校、女学校、そして農学校が揃っていた。。。
そうした「教育」や「ひとづくり」に熱い思いを持っていた、私たちの地域の先人たちのDNAはこれからも受け継がなければならないと思います。
唐澤るり子館長による、真岡・田町の寺子屋「精耕堂」の紹介はコチラ
https://note.com/karasawamuseum/n/n6e14e4dbb15c