【わが家の墓参り】
2025/08/17
- 近況報告・お知らせ
わが中村家は茨城県水戸市にルーツがありまして、そのため菩提寺が今も水戸市内にあります。
水戸第三中学校の近くにある、常照寺という臨済宗のお寺。
先日「関東治水期成同盟会連合会」の活動で、ご一緒させていただいた水戸市の高橋靖市長にその話をしたら、ちょっと驚かれておりました。
祖先は現在の水戸市内で商人をしていたようです。祖父の保は地元の商業学校を出た後、会社員となって、祖母の啓子と結婚。その後、家族で満州にわたって、私の父の達也は大連で生まれたと聞いています。
さきの大戦で祖父が出征し、沖縄において戦死。20代前半で「戦争未亡人」になった祖母は、2人の幼な子を抱えて大陸から引き揚げてきました。
引き揚げ船に乗る直前に、父が迷子になってしまったらしく、祖母は生前「達也はねぇ…、中国残留孤児になっていたかも知れないのよ」と、よく私に語っておりました。
戦後80年の今年。色々な出来事を乗り越えながら、今自分はこうして生かされている。墓前に手を合わせながら、改めて祖先たちに感謝です。